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とってもうれしかった!

noteではないのですが、
私の書いたものを「じつは、いつも楽しみにしています」と言っていただけたのです。

私はあるサークル?のようなものの事務局をしている関係で、
そこのメルマガ的なお知らせを作成して、登録して下さっている皆さんに送信しているのですが、
いつもなかなか簡潔にならず、手紙でいえば巻物クラスになりがちなのです。
言い訳すると、
・メルマガといえども、あまり頻繁に配信があるとちょっと…と私が思うタイプであること
・お知らせしたいことがある時に、ちゃんと読んで頂けるようにしたいため、弾数を少なくしたい

ということで、
1本がそれなりの長さになってしまう、
ということにしています。。

とはいえ、昔から私の文は常に長文でした。いや、今も、です。
むしろ、
「はしょれないんだ!全部が言いたい、伝えたいことのピースなんだ!」くらい思っていました。
渦巻きの一番外側からスタートしてぐるぐると巻きに巻いて、
やっとのことで中心にたどり着く…

その渦巻きのすべてが、私の伝えたいことであり、
「ストレートに中心に向かってまっしぐら!!」なんて
おもしろくないし、
その上、おもしろくないとか思いつつ、
「そんなみんなスパッと中心だけ言えるなんて…私…落ちこぼれ。。」

とか、
めんどくさいことを思っていました。

今も、まだ少しは思っています。
直登で頂上に着きたい、とは全く思っていません。
それでも、
以前にも書きましたが、山田ズーニー先生の表現講座に参加して、

『渦巻きのすべてを外に出すのではなくて、
渦巻きのすべては自分でとことん書き出して、
中心にそのすべてを凝縮したことばを持っていき、
伝えたい相手に正直に差し出す』

ということだと感じました。
(わかった、というのかな。)

そういう意味の「ストレート」を
「簡潔」というのだ、と。


それで、冒頭のメルマガを書く際にも、そういう「簡潔」を目指すようになりました。
それでも、まぁ、長いのですが、
自信を持って言えるのは、
それを始めた時から、

『絶対に正直に、誠実に、
押し付けない気持ちで書くこと』
から軸を逸らさなかったことです。

それしかできなかったのもあります。
技術とか、ないですし。
文章に限らず、私にはそれしかないのです。

そうやって続けてきた中で、今回のように「楽しみにしています」と言ってくださる方もいらっしゃり、
本当に励みになっていました。

だけど今回はさらに、
「毎回、yasudaさんらしい『伝えたい!』気持ちが、めいっぱいこもっている言葉は、読んでいてわくわくするし、元気になるのです。」
と。

私の「伝えたい!」は、
ちゃんと「めいっぱいこもった言葉」になっていた。。。

うわーーーー!!!
と思いました。
じわ〜〜っときました。

まだまだ訓練中です。
たぶん、ずっと訓練中です。
だけど、
その道の途中で、こんなふうに
うれしいうれしい気持ちをもらえる。

「表現」というのは、
道々たくさんの花を見たり、
鳥の声を聴いたり、
ヤッホーと叫んでみたりしながら登る
山登りみたいに

全部が自由で
厳しくて
楽しくて
うまくいかなくて
うれしい

渦巻き全部が自分のものなんだなぁ、と本当にうれしく思いました。

今日は数年分褒められた気分で、
ふわふわ眠りにつこうと思います。

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