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一度は行ってみたい南国リゾート フィリピン・セブ島旅行を解説!
東南アジア有数のリゾート地 フィリピン セブ島。
透き通ったエメラルドグリーンの海と、真っ白な砂浜が有名な南国リゾート。日本との時差は1時間で、成田空港から直行便で4-5時間で行き来できることから、バケーションの旅行先として人気な土地です。
この記事では、2024年4月にフィリピンのセブ島を訪れた私が、現地の様子をふまえて、おすすめスポットや旅行を快適にする情報をお届けいたします。
フィリピン セブ島ってどこ?キホンの基本
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セブ島は、7641の島々で成り立つフィリピン共和国の中央部にあるビザヤ諸島のうちの、セブ島とマクタン島のことを指します。フィリピンの中では、首都マニラに次ぐ大都市圏を形成しており、私が訪問した2024年には、いくつもの巨大なショッピングモールの建設やITパークの開発等も行われていました。
公用語は英語で、東南アジアの中では訛りが少ないことから、アメリカの企業のコールセンターが置かれている地域でもあります。
気候は一年を通して温暖で、1月~5月の乾季と、6月~12月の雨季の2つの季節に分かれています。中でも真夏の4月〜5月は、外気温が40度近くまで上がるため、ビーチを楽しむ観光客が増える時期でもあります。
セブ島の観光スポット
皆さんがイメージする「セブ島の南国リゾートエリア」は、マクタン島のことを指し、国際空港のほかリゾートホテルや高級スパが立ち並んでいます。
一方で、セブ島の都市機能があるセブシティは、大型ショッピングモールのほか、歴史的建造物や地元の市場などもあり、現地の人の生活を楽しみたい旅行者に人気の地域です。
今回の記事では、この2つの島の観光スポットをご紹介いたします。
①まずは、フィリピン国立博物館(セブ支部)でセブ島の自然環境と文化を学ぶ
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フィリピン国立博物館(セブ支部)は、2023年8月に新たにオープンした施設。施設内はいくつかのエリアに分かれており、フィリピンの地質や自然環境、歴史や文化といった幅広い展示を見ることができます。
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入口でしっかりと英語で説明をしてくれますが、施設内は動画撮影が禁止されていますので、ご注意ください。
セブ島を深く楽しむために、まずは訪れたい施設です。
②サン・ペドロ要塞でスペイン統治下の歴史を感じる
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フィリピン国立博物館の目の前には、スペイン統治下時代に作られた歴史的建造物である、サン・ペドロ要塞があります。フィリピン最古かつ、最小の要塞であり、その歴史は1565年にまでさかのぼることができます。
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さまざまな歴史的な事件を経験した要塞ですが、現在は市民の憩いの場となっており、フォトウェディングのロケーションとして、たくさんの花嫁・花婿が写真を撮影していました。
③セブ島におけるローマ・カトリック教の中心地マゼランクロスとサントニーニョ教会
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サン・ペドロ要塞から歩いて10分程の場所に位置する、マゼランクロスとサントニーニョ教会。キリスト教布教のためにセブ島に訪れたマゼランが、フィリピンで最初にキリスト教徒が生まれた地に建てたと言われる十字架です。
十字架は八角形の施設の中に建てられていますが、その天井には、フィリピン最初のキリスト教徒である首長フマボン王とファナ女王とその臣下が洗礼を受ける様子が描かれています。
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また、この十字架のある広場に、サント・ニーニョ教会があります。スペイン語で「聖なる少年」の意味を持つこの教会には、マゼランがセブ島にやってきた際に一緒に授かった幼少時のキリストの像(サント・ニーニョ像)が祀られています。
私が訪問した日は日曜日だったので、ミサが行われておりました。
また、ここでは、キャンドルに祈りを捧げることもできます。お賽銭と同じ要領でお金を入れて、人数分のキャンドルを箱の中から取り、火をつけて静かに祈ってみましょう。
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露出の激しい服装は控え、写真なども禁止されている場所もあるため、スタッフや掲示物の指示にしたがって、見学しましょう。
④ITパークも増設中!巨大なショッピングモール・アラヤ・センター・セブ
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フィリピンにはいくつもの巨大なショッピングモールがありますが、「アラヤ・センター・セブ」と「SMシティ」の2つを押さえておけばOK。
今回は、そのうちの「アラヤ・センター・セブ」でショッピングを楽しみましたので、ご紹介いたします。
地元では「アラヤ」の名前で親しまれているこのショッピングモールは、セブシティの中でも富裕層が多い地域に位置しています。そのため、高級スパのほか、少々お高めのレストランが充実しており、フィリピンの伝統料理をはじめ、イタリアンレストランや日本食など多様な食を楽しむことができます。
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スーパー内に荷物を預けるクロークもあり、お土産屋もあるので、セブ島を離れる前に訪問するのもおすすめです。
⑤大自然を満喫!カワサンの滝
「セブ島最大の滝つぼ」であり、「世界の美しい滝」に選ばれたカワサンの滝は、セブ島の中心部から南西に向けて車で約3時間の距離にあります。木々が生い茂り、透明度の高い川が周囲にあるこのエリア。一見「日本の滝と変わらない?」と、思われがちですが、この写真を見ていただければそのすばらしさがおわかり頂けると思います。
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そう。水の色がエメラルドグリーンなのです。
この美しい滝を一目見るため、地元の人はもちろん世界中から観光客が訪れます。
キャニオニングや天然のウォータースライダーやイカダなどのさまざまなアクティビティが体験でき、ツアーに参加すればこれらに加えて昼食付のプラン等も用意されています。
ツアーに参加しなくても、周囲には観光地価格ではありますが、レストランや軽食の屋台もありますので、タクシーなどで来ても大丈夫。十分に楽しむことができます。
野生のジンベイザメと一緒に泳ぐことができる「オスロブ」地区とのツアーもありますので、併せて検討してみてはいかがでしょうか。
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せっかくなら楽しみたい「フィリピングルメ」4選
海外旅行の楽しみと言えば、「地元の食事を楽しむこと」。
フィリピンの料理は、お米を主食(ガーリックライスが多め)に、醤油ベースにしょうがやニンニク、甘めの味付けのお肉料理が多い印象でした。
ここからは、地元の人にも「絶対食べて帰ってね!」と、おすすめされたフィリピングルメをお伝えいたします。
①Jollibee
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いきなり店名ですが、国民からも圧倒的支持を得ているフィリピン発のファーストフードチェーン「Jollibee」は、赤い蜂のようなキャラクターが特徴的。ガイドブックでは必ず紹介されていたり、アメリカの食品ウェブサイトで「最高のフライドチキン」に選ばれていることもあり、ご存じの方も多いはず。
私のおすすめは、フライドチキンにレギュラーサイズのドリンクがついている、「チキンジョイセット」。ライスかスパゲティのセットを選ぶことができます。
今回はスパゲティのセットで、スパイシーチキン付きを注文しました。
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サクサクの衣とジューシーな肉汁、そしてピリッとした辛さが癖になります。
そして、スパゲティ。やわらかめにゆでられた太麺に、甘めのケチャップソースとチーズがかけられた一品。どうやら、このケチャップはバナナが使われているようで、結構甘い。
好き嫌いが分かれそうですが、私は好きな味でした。
②ハロハロ
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見た目と味はパフェと「しろくまアイス」を合体したような「ハロハロ」は、タガログ語で「混ぜこぜ」を意味するフィリピンの国民的デザートの一つ。
かき氷とミルクをベースに、果物や豆、芋、そしてアイスクリームやゼリーなどが含まれ、これらを混ぜて食べるのが通の食べ方。
ハロハロにはさまざまな起源が言われておりますが、そのほとんどが日本人がもたらしたものであるという説があります。
暑いフィリピンを楽しんだ後に、ぜひ食べて頂きたいデザートです。
③レチョン
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正式名称は「レチョンバボイ(豚の丸焼き)」と呼ばれ、フィリピンの祝い事に食べられる国民食です。その名の通り、醤油ベースの味付けが効いた豚の丸焼きで、皮はパリパリ、中はしっとりジューシーで、地元民に絶大な人気を誇る料理というのもうなずけます。
パーティで出される料理ということもあり、通常は2-3人前で出されるため、お友達と一緒に取り分けて頼むのがおすすめです。
ちなみに、お店ごとに味が異なるとのことで、お気に入りのレチョン探しをしてみるのも、また一興でしょう。
④カレカレ
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こちらも祝いの席で出されていた、牛肉や野菜をピーナッツソースで煮込んだ、シチューのような料理である「カレカレ」。どことなく、ごまだれに近い風味で、日本人にも受け入れられる料理だと感じました。
濃いめの味ですので、ライスと一緒に食べるのがおすすめです。
セブ島をより楽しむための旅行情報
①飲料水
海外によく行く方にとっては常識かもしれませんが、水道水は飲むことはできません。ミネラルウォーターや、ホテル内のウォーターサーバーから水を汲んで飲むようにしましょう。
まれに氷にも水道水が用いられている場合がありますが、大きな飲食店ではほとんど心配はいりません。ただ、気になる方はお水を持参した方が無難です。
②日傘
4月という夏真っ盛りの時期に訪問した私が体験したのは、35度を超える灼熱のフィリピン。現地の人々も日傘を持って外を歩いていました。
もし、真夏の期間にフィリピンを訪問する予定であれば、日傘を持って行った方が良いでしょう。
③e-Travel
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e-Travelは、フィリピンの入国72時間前から登録可能になる、フィリピン政府に対して渡航情報を事前に申告するWEBフォームです。フィリピンに入国する方全員が登録必須になります。
eGovPHのアプリケーションをダウンロードし、パスポート情報や職業、住所、生年月日などの基本情報や健康に関する情報などを入力します。入力し終えたら、QRコードが発行されますので、印刷したもの、又はアプリ上で保管し、入国審査時にすぐに提示できる状態にしておきましょう。
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ビザとは異なりますので、30日以上滞在したい場合や、就業または就学を希望する場合は、別途ビザを取得してください。
④タクシー配車アプリ「Grab」
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東南アジアのタクシー配車アプリとして圧倒的な地位を占めている「Grab」。
・配車場所と目的地を指定するので、車内で英語のやり取りをしなくてOK
・クレジットカードを登録するので、現金を渡す必要なし
・事前に料金がわかるので、ぼったくりの心配なし
と、海外におけるタクシー乗車のわずらわしさを全て解決してくれるアプリです。少々タクシー料金は割高ではありますが、安心料と思えば安いもの。
ちなみに、フィリピンの初乗りは40ペソ(120円。2024年5月現在)、30分ほど乗車しても700円位なので、活用しない手はありません。
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ただ、クレジットカードの登録のために、スマートフォンのショートメッセ―ジ機能を活用した認証が必要になるため、日本にいる時に登録するのが吉。
セブ島を楽しみつくすには必要なアプリの一つです。
⑤マクタン国際空港内のシャワー
私が今回の旅で一番「失敗した」と思ったのが、最終日のシャワーです。セブ島を離れる際は深夜便も多く、飛行機に乗る前にシャワーを浴びたい人も多いでしょう。
ネットの事前情報だと、マクタン空港内のターミナルホテルでシャワーのみの利用も可能、との情報がありましたが、現在はシャワーのみの利用はできないようです。事前にターミナルホテルの個室利用を予約し、部屋についているシャワーを利用するしか方法はありません。
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スパでもシャワー完備のところがありますので、街中やホテルのスパを予約して、シャワーを浴びるというのも良いでしょう。
まとめ
ビーチリゾートのイメージが強いセブ島ですが、歴史的建造物や巨大なショッピングモールもあり、さまざまな旅行のニーズに応えることができ、人気の観光地であるというのもうなずけます。
人懐っこい人々、美味しい料理、美しい自然・・・。まさに、「Queen City of South」と呼ばれるにふさわしい環境。
あなたも、ぜひセブ島で素晴らしい時間を過ごしてみては。