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禺伝が楽しみで仕方ない話。

順番的には綺伝の観劇レポを書くべきなのですが、相変わらず感想がまとまらないので、先に刀ステ次回作について書こうと思います。
まだ動揺が続いているので、情緒も文体もぐちゃぐちゃですがお許しを。

そしてこの記事だけをご覧になる方もいらっしゃるかもしれないので、簡単な自己紹介をしておきますと、私は七海ひろきさんの宝塚退団後のファンです。退団後の活動を中心に追っているため、宝塚に関しては初心者です。

刀剣乱舞は審神者(Lv.157)で初期刀と近侍は歌仙さん。初めて生で観た刀ステは科白劇、刀ステ全作履修済みです。とうらぶも刀ステもマイペースに楽しんでいます。
この記事はそんなゆるゆるオタク審神者が独断と偏見でお送りします。

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西暦2022年5月15日。
自宅で呑気に「舞台『刀剣乱舞』綺伝 いくさ世の徒花」大千秋楽の配信を視聴していた審神者を、衝撃の報せが襲った。

舞台『刀剣乱舞』禺伝 矛盾源氏物語
2023年2月、東京・大阪にて上演!!!

『綺伝』の大千秋楽とカテコを泣きながら見終わり、その素晴らしい余韻に浸りつつも、情報解禁に胸を高鳴らせていた私。
特報 壱で牡丹の花が見えた瞬間に「あ、次回作も歌仙さんなのか!でも体型がわだっくまさんじゃないな。そもそもわだっくま歌仙さんは極になったしなー」と思っていました。

その後もわざとらしく顔が映らないカメラワークに、何だ何だと思いながら見守ること1分14秒(細かい)。
見間違えるはずもない顔と、“歌仙兼定:七海ひろき”の文字が目に入った瞬間、長義さんもビックリの高笑いが出た。
人間は情緒が極限状態に陥ると笑ってしまうものらしい。
本気で自宅で良かったと思った。映画館だったら確実に通報されていた。

呆然としたまま条件反射で即Twitterに飛んだが、衝撃が大きすぎたのかTLは静まり返っていた(そもそも現地や映画館で見ている人も多かった)。
何が何だかわからないまま、溢れ出るとまどいと興奮とをぶつけるように日本語にもならないようなツイートを重ねている内に、気付けば配信特典のメロン狩り動画は終わっていた。
と言うかメロンなど狩っている場合ではないのである。私は一番好きな果物は?と聞かれたらメロンと答えるくらいメロンが好きだし、刀剣男士の皆様がワイワイキャーキャーしているのを眺めるのも大好きだが、そんなことより審神者の力を使って今すぐ未来に飛びたいと思っていた。
冷静に考えると過去には飛べるが未来に飛べるかどうかは知らないし、更には審神者自身が時間軸を移動出来るのかも不明なのだが、まあそれはこの際どうでもいい。私には歴史を守るより大切なことがある。推し活だ。全くもって審神者失格で、これでは時の政府に怒られてしまう。

なおこちら↓が発表直後の新鮮な悲鳴のまとめです。
(メロン狩り動画はアーカイブ配信でちゃんと見ました。メロン食べたい。丸々1個スプーンでくり抜いて食べたい)


そもそも 科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』綺伝 いくさ世の徒花 改変 いくさ世の徒花の記憶 で、刀ステに初の女性キャスト出演!と騒ぎになったことはまだ記憶に新しいのですが、今度は刀剣男士って。
いったい何がどうなっているのか。今日はエイプリルフールか?私は夢を見ているのか?と本気で思いました。

しかしながら、夢でも運営の悪ふざけでもないらしい。そう実感した瞬間に、全身の血が沸騰したような興奮と、喜びを感じました。
思い返してみても、今改めて考えてみても、楽しみという感想しかなくて、獅子王さんの言葉を借りるのであれば「期待しかない」が正直な気持ちです。
私などがあれこれと語るのはおこがましいのですが、ここは私のnoteなのでちょっと何がどう楽しみなのか語らせてくださいね。

まずね、脚本・演出が引き続き末満さんなのが最高。
私は末満さんの脚本・演出作品は刀ステしか存じ上げませんが、作風も、作品内に伏線やエピソードを無数に仕込んでくるところも大好きです。
作品作りに妥協をしない方だとも感じていて、そのプロ意識を信頼しているので、今度はどんな地獄を見せてくれるのかと色々な意味で震えています。
またあなたの掌の上で全力で踊るぜ。華麗なブレイクダンスを披露しちゃうぜ(出来ませんが)。

続いて主演である七海ひろきさん。
宝塚歌劇団に在団中は男役スターとして活躍されていました。そして退団後もジェンダーレスな役者として活躍していらっしゃいます。
その繊細な演技は刀ステ『科白劇』『綺伝』や、過去に出演された作品をぜひご覧いただきたいです。また、在団中も退団後も和物に多く出演されているので、着物や刀の扱いにも慣れていらっしゃいます。
『銀河英雄伝説』『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』と言った原作モノにも出演経験有り。更にご本人はアニメやゲームや漫画が大好き。原作の世界観やキャラクターに対する理解度と真摯さは折り紙付きです。
そして何より、科白劇では38公演、綺伝では46公演、和田琢磨さん演じる歌仙兼定と刃を交えてきた方です。
舞台上であれだけ熱く、深く、歌仙兼定と想いを交わした方が演じる「数多に存在する、どことも知れぬ本丸の歌仙兼定」。そんなの楽しみに決まっているじゃないですか。演者の性別など何の問題にもならないような、素晴らしい歌仙兼定に出会えると私は信じています。

大俱利伽羅を演じる彩凪翔さんについては、私は2,3作しか舞台を拝見していないので先に挙げたお二方よりも更に語れることは少ないのですが、
生で観た『舞台フランケンシュタイン-cry for the moon-』の演技は本当に素晴らしかったですし、ディナーショーでの華のあるダンスと歌にも魅了されました。
今後もっと舞台を拝見したい、七海さんとの共演が見たいと思っていた役者さんなので、どんな役作りをされるのか本当に楽しみです。

演技や脚本以外の部分については、グッズの展開も期待大です。
ブロマイド!雑貨!じゃんじゃん出してください!!!
禺伝発表直後に、刀ステ好きの友人が真っ先に「推しの主演おめでとう!ランダムグッズ頑張ってね!」と連絡をくれましたが、オタクの本気と起用の経済効果見せてやんよぉ!と思っています笑
私に出来るのは応援と作品を楽しむことと財布を出すことだけなのでね。財政破綻しない程度に夏冬のボーナスを注ぎ込みます。

そんなこんなで今から来年の2月が楽しみでならない私です。
大阪遠征もしたい。本音を言えば全通したい。
問題はチケットが取れるかどうかだけどな!!!
各種先行で死ぬ気で取るよ!頑張るよ!

他の出演者や公演スケジュールも気になるところですが、綺伝の余韻を嚙み締めつつ続報を待とうと思います。

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