「自分の好きなこと」伝えられますか？

あなたの好きなことは何ですか？

唐突にも「好きなこと・・・」と聞かれると
えっと・・何だろう？と戸惑ってしまうものでしょうか？

嫌いなことならすぐに言えるのに、どうしても、好きなことと言われると、なぜか、これ！とすぐに答えることができない人も多いかもしれません。

それはなぜでしょうか？

私の好きなこと

私の好きなことは、ブログを書くことです。

ブログを書くというと、文章を書くことが好きなのか？と思われてしまうのですが、実際のところ、文章を書くこと以上に、ブログを通して誰かと繋がっている実感を持てることに幸せを感じているから、私はブログが好きであると思っている気がします。

もともと、私は情報や物事の整理整頓をすることが好きな人間でした。

小学校の頃は、どのように自主学習ノートを書けば、綺麗なノートを作れるのか？とよく考えていたものです。

高校生になると、教科書を見て自分だけの参考書を作るのが楽しかったのを覚えています。

そんな私ですから、今も至る所からせっせと情報を集めては、ブログという媒体で情報をまとめています。

このように、私は物事を整理することに楽しみを見出しているように感じます。

でも、一人で黙々とブログの作業をしている私は、少し寂しがりやな資質もあるのかもしれません。

ブログを書いている時の私は、いつも文章を書きながら見えない誰かに問いを投げかけ、その誰かと一緒にあるテーマについて対話をしている気持ちになるのです。

それは、不思議と部屋に一人でいるにも関わらず、自分の寂しさが和らいで行く気持ちにもなります。

好きなことを語れる人

私は、自分の好きなことを語れる人って、とても素敵だなぁと感じます。

それは、何でもいいんです。

アンティークでもいいし、漫画でもいいし、絵画でもいいし、ファッションでもいい。もちろん、勉強が大好きだっていいわけなんです。

好きなことって人それぞれですから。

でも、好きなことを語れる人は共通して、その人の中に一本綺麗な中心軸が通っているようにも感じます。

中心軸を持っている人は、ちょっとやそっとではぶれません。

それは、言い換えれば、頑固と言われる側面もあるのかもしれませんが、人に流されながら、自分の中心軸を持てずに悩んでいるよりも、ずっと幸せなの人なのではないかと感じるのです。

自分の好きなことを好いてくれる人

さて、初対面の人に自己紹介をするとしましょう。あなたなら、どのようなことを伝えたいと思いますか？

きっと、自分のお仕事について、学んだ学問についてなど、所属集団があれば、所属集団について話すことが多いでしょう。

でも、その所属集団がなくなってしまった場合、あなたは、どのような自己紹介をしますか？

私なら、必ず自分の大好きなブログについての話をする気がします。

私は異文化の魔法というブログを運営し、そこでは自分の経験や価値観を綴っていること。そして、ブログを通して多く人と対話ができて、私の生きる活力となっていること。そんな話をすると思います。

もちろん、人によっては、私のブログについての話に耳を傾けてくれないかもしれません。

でも、それはそれでいいんです。

人それぞれ好きなことは違いますから。

そんな多様性の富む価値観を持つ集団の中で、一人でも自分の好きなことに興味を持ってくれ、それを知りたい！と目を輝かせながら、聞いてくれる人が見つかったら、それは、それは、自分の肩書きや所属集団に、興味を持ち近寄ってくる人々よりも、人生において、とても大切にすべき人ではないかと私は考えるのです。

だから、まずは自分の好きなことを語れる自分になること。たとえ、所属集団から離れたとしても、自分らしさという一本軸を持っている自分になること。

私は、そんな人間に憧れます。

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