2024年の終わりに:今年のまとめ
今年もあと1週間くらいで終わるなんて考えられないな・・・というくらい、今年もあっという間の一年だったように感じます。
最近、ブログを執筆できる時間もなかなか取れず、あまり記事も出せていないのですが、2024年のまとめの記事だけは、クリスマス休暇を使って、少し執筆しようと思い、PCと向き合っています。
2024年の初めに、私はこのような記事を出していました。
こうやって、noteを書き始めた頃から、1年のまとめと、1年のはじめの記事は書くようにしているので、2024年の最初に私は何を思っていたか、2024年の終わりに振り返ることができるのは、結構楽しくもあります。
さて、この記事を読んでみると3つのやりたいことを宣言していました。
1つは、日本に帰って家族に会うこと。
2つは、イギリスで新しいコミュニティを開拓すること。
3つは、自分の将来を考えること。
はて?私はこの3つのうち、何が達成できたのだろうか?
今回の記事では、この3つについて考えながら、1年を振り返っていこうと思います。
日本に帰って家族に会うこと
今年は6月に3週間ほど日本に行ってきました。
日本の西から東まで、計6大学、中学校1校の訪問を行いました。
その間、私は妹と一緒に夕飯を食べることができたのですが、実家に帰る時間を作ることはできませんでした。
この帰国は、博士課程に入学して3年目にして初めての帰国だったにもかかわらず、結局、日本ではクタクタになるくらい、日程調整と、案内と、通訳とで・・・、イギリスにいるよりも忙しい日々でした。
ということで、久々に日本に帰れたにもかかわらず、ゆっくりすることなんて、全くできなかったのが残念ですが・・・、この旅行では、色んな珍しい経験をさせていただけたので、とても良かったと思っています。
イギリスで新しいコミュニティを開拓する
続いて、新しいコミュニティ開拓について・・・
「新しいコミュニティを開拓できましたか?」と聞かれると、これまた疑問ですが、今まで形成してきた人間関係がより一層深まり、色んな人の新しい一面が見れたり、より信頼してもらえる関係性ができたという点は言えるかなとは思います。
例えば、今年もティーチングアシスタントして、修士課程の授業を担当することができまして、その中で、先生方との距離感が縮まったり、「学生」という立場から「アカデミックチームの一員」という変わり目を感じることもできました。
こういった積み重ねが、リサーチアシスタントの仕事につながり、新たなチームのメンバーとして、迎え入れてもらえることになりました。
その他学外では、学会活動への参加を通して、色々な広まりを感じることができました。
今年は日本以外に、ブルガリア、リトアニア、ドイツで発表させていただく経験をいただきました。その中で、新しい出会いも多く、とてもリフレッシュできる経験でした。
とはいえ・・
これらの活動はイギリスでのコミュニティ開拓か?と言われるとそうではなくて・・・2024年のはじめに想定していた、コミュニティ開拓とは違った方向を開拓していた気がします・・・。
ま、それも人生。
2024年のはじめには、全く想像だにしていなかった機会がたくさんあったということで、とても充実した1年であったことは間違いありません。
自分の将来のことを考える
自分の将来については、この間ずーっと考え続けています。
この1年で、何か進展があったか?と言われると正直大きな進展はなく、私は今もイギリスにいるわけです。
イギリスには、Graduate Schemeというものがあって、その制度を利用すると、イギリスの大学院で博士課程修了者は、あと3年間イギリスのVISAを申請することができるわけなのです。
しかし、私はこの3年のVISAを申請するか否か?
これが今の私のにとっては、とても大きな悩みとなっています。
この3年のVISA更新には、約70−80万円ほどかかってくるわけですが、人によっては、取れるものは取ってしまえ!!という考えができるのかもしれません。
ですが、今の私にとってはこの額は大金です。これを払ってまでイギリスにこだわる価値を考えてしまいます。
となると、「イギリスがどれだけ好きか?」ということを何度も考えてしまいます。
この質問に対しては、色々と複雑な思いがあります。
素直に、この国にはとても感謝はしています。
ですが、私はこの国に永住は考えられません。
この1年間で経験した色々な出来事により、私の中で、きっといずれは日本に戻るであろうという結論は出ています。
でもいつの段階で日本に戻りたいのか?と言われると、その答えはまだ出ていません。
現状としては、博士号もまだ取れていないですし、博士号を取得しても、私はまだまだ中途半端で、未熟な気がするので、日本に戻るには、まだまだ不十分な気がします。
(では、海外でやっていくには十分か?と言われると、そうでもないのですが・・・海外で伸ばせる力は、まだまだたくさんある気がしています。)
とはいえ、イギリスに来て約5年。
この5年間の自分の成長は、自分ではっきりと自覚できるようなものだったのは、確かですから、もう少し努力したい気持ちもあります。
ただ、次に浮かぶ疑問は、「どこまで頑張りたいのか?」「どこまで頑張り続けるのか?」ですが・・・
きっと私のことですから、満足するまで。が答えな気がします。