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\LINE公式アカウント活用ガイド/リッチメニューと認証で差をつける方法

こんにちは。
狭山市ビジネスサポートセンターのITアドバイザー磯部百香です。

今回は、サヤビズのご相談で、質問されることの多い、LINE公式アカウントの活用法についてご紹介します。

LINEはアクティブな利用者の多いメッセージアプリで、幅広い年齢層に利用されています。
そのLINEをビジネスで使うための【LINE公式アカウント】は、無料でアカウントを開設でき、ビジネスで使える機能が豊富で、メールよりも開封率が高く、多くのブランドやショップ、企業で利用されています。

一方で、2023年6月1日の改訂により、月額固定費0円のフリープランの、無料メッセージ通数がなんと5分の1の200通に激減。
顧客への一斉配信を目的とした利用は厳しくなりました。

しかし、フリープランでも1対1のチャットは回数無制限でできますし、無料で使える、様々な便利機能があります。
その中でも、今回は、リッチメニューと認証アカウントについてご紹介していきます。


◆LINEのリッチメニュー

LINEの公式アカウントにおいて、チャット画面の下部に表示されるカスタマイズ可能なメニューのことをLINEのリッチメニューといいます。
リッチメニューは、画像やテキストリンクを使って、ユーザーに対して特定のアクションを促したり、必要な情報やサービスへ簡単にアクセスできるように設定できます。

リッチメニューのイメージ

リッチメニューの機能

カスタマイズ可能なボタン

リッチメニューには複数のボタンを配置でき、それぞれに特定のリンク、メッセージ、クーポン、アンケート、電話番号などを設定可能です。

画像やテキストを使ったデザイン

視覚的に訴えるデザインが可能で、画像やテキストを組み合わせてユーザーにとってわかりやすく、直感的に使えるメニューを作成できます。

複数のレイアウト

リッチメニューには、ボタンの数や大きさ、配置を自由に設定できるレイアウトが複数あります。シンプルな2つのボタンから、複雑な6つのボタンを配置できるレイアウトまで選択可能です。

表示期間の設定

リッチメニューは表示する期間やタイミングを設定する事ができます。
キャンペーンや企画、イベントなどに連動させて、表示されるリッチメニューを変更することで、お客さまの申込や予約の誘導がスムーズになります。

リンク先の設定

各ボタンにアクションを設定して、購買やお問い合わせ、予約、キャンペーン参加など、ユーザーがすぐに行動を起こせるように導く役割を果たします。

  • URLリンク(SNSやホームページ、申込フォームなどへの誘導)

  • 電話発信

  • クーポンやイベントページへのリンク

  • 特定のメッセージ送信

特定のメッセージが送られたときに自動で返信を送る「自動返信機能」を使うことで、お客さまとのコミュニケーションを更にスムーズに行うことができます。

◆認証アカウント

LINE公式アカウントの「認証アカウント」とは、LINE社によって公式に認証されたアカウントのことで、ビジネスやブランドの信頼性を高めることができます。

青いバッジ

認証アカウントには、アカウント名の横に青いバッジが表示されます。このバッジはLINE社が公式に認めたアカウントであることを示し、信頼性の証となります。

露出が増え見つけて貰いやすくなる

認証アカウントは、LINE内の検索結果やLINEアプリの「友だち追加」ページに表示されるため、新規顧客の獲得やアカウントの認知度向上に繋がります。
LINEの関連サービスにクーポンを表示することも可能です。

集客ツールの幅が広がる

キャラクター入り友だち集め用ポスターデータが無料でダウンロードできるほか、有料ノベルティが購入できるようになります。

【購入できるモノの例】
・三角POP 500円(税別)/1枚
・ステッカー 200円(税別)/1枚
・ラミネートパネル(A5サイズ)600円(税別)
・ショップカード 3,000円(税別)QRコードステッカー 1,000円(税別)

「メンバーシップ」を利用できる

あなたのコンテンツを収益化するサブスクリプションサービスを作成することができる機能です。
メンバー限定の特別メニューやクーポンの提供、月謝や会費の集金も可能です。
メンバーシップの利用にはターゲットリーチが200人以上必要ですが、LINE公式アカウントが認証済みの場合はターゲットリーチ数の制限無しで利用する事ができます。

2024年6月5日からの新機能

LINE公式アカウントでは、友だち登録をしてもらった人数は確認できますが、誰が友だちになったかは分からないようになっていました。
そのため、誰が友だちか確認したり、LINE公式アカウント側から連絡をする為には、先にスタンプやメッセージを送ってもらうなど、友だちからのアクションが必要でした。

2024年6月5日から、認証済アカウントの場合のみ、LINEに追加した友だちの一覧で、スタンプやメッセージなどのやり取りをしていない友だちも、リストで確認できる様に。

これにより、やり取りをしていない友だちの中にいる見込み客を絞り込んで一斉配信をしたり、個別チャットでLINE公式アカウントからメッセージを送ることが可能になり、配信数の制限があっても効率的なマーケティングが可能なりました。

認証アカウントになるには

LINE公式アカウントの作成時、もしくは管理画面から「認証済アカウント」の申請を行うことができます。
審査を通過するためには、信頼性の高い情報を提供し、ビジネスが実際に存在していることを示すことが重要です。
以下のような情報や書類が求められる場合があります。

  • 法人名や店舗名

  • ビジネスの詳細や運営している業種

  • 公式ウェブサイトやSNSのリンク

  • 所在地、連絡先情報

  • 申請者の身分証明書

\LINE相談会を開催します!/

【LINE公式アカウント活用相談会のお知らせ】
狭山市ビジネスサポートセンターでは、LINE公式アカウントの活用法を学ぶための相談会を開催します!テーマは2つ!
■「Canvaを使ってリッチメニューを作ろう」
 10月28日(月)開催 全6枠(1枠あたり60分)
リッチメニューの作成方法を学び、顧客へのアプローチを強化しましょう。
■「認証アカウントにしよう」
11月1日(金)開催 全6枠(1枠あたり60分)
認証アカウント取得のステップとメリットを解説し、ビジネスの信頼性向上をサポートします。
いずれもLINE公式アカウントの運用をお考えの方に必見の内容です。
ぜひご参加ください!
ご希望の方はサヤビズにお電話もしくはHPのお申込フォームよりお申込みください。
狭山市ビジネスサポートセンターTEL 04-2946-8751

お申し込みはお早めに!

🖋この記事を書いた人

磯部百香(いそべ ももか)

ITアドバイザー
埼玉県生まれ。美容サロン・エステ専門のHP制作会社を立ち上げ、WebサイトやSNSを利用した集客を得意とする。品川区の創業支援センターで専門アドバイザーを務める中で、中小企業の活躍が地域の活性化に繋がることを経験。ITを苦手としている経営者のネット活用をサポートすることで、地域の中小企業の発信力強化と販路拡大の提案をしていく。

狭山市ビジネスサポートセンターは、ビジネスに関するお悩み相談や、課題解決につながるご提案で、地域の事業者および起業を考えているみなさまをしっかりサポートいたします。何度でも、無料でご相談いただけますので、気軽にお問い合わせください。
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