ネットショップオーナーの悩み【集客編1】
ここしばらくご無沙汰してしまいましたが、ネットショップが初めての若い女性に写真撮影のレクチャーをしたり、文章書いてもらったりコンサル中。最初はひどいものだったがだんだんましになってきて、日数はかかったもののようやくショップ画像として見られるレベルに。
一日になんどもやりとりをして、1ヶ月に何度も撮り直してもらうこと数回。商品画像はすっかり明るく全然別物になり、本人の気持ちも見た目も何か一段ステップが上がったようにも見える。
子供がいないから若者を育ててもよいのではと根気よくつきあってきたが、そろそろ独り立ちして頂かなければならないだろう。残すところ、ショップ紹介のページを作るだけで引き渡すことにしている。
ポイントを抑えて練習すれば、誰でもネットビジネスはうまくなる
アフィリエイトとかホームページとか、現在も初めての方に対して日々レクチャーさせて頂いていて思うことは、やはり繰り返し練習すれば誰でもできるようになるということ。
特に、アフィリエイトで報酬をもらうところまでいかない人の多くが挫折するポイントは文章が書けないということだろうと思うが、それも日本人で会話が普段からできる人なら、スマホのマイクに向かって商品の良さを語ることでカバーできたりもする。
それに、書けないからと言って書かなければいつまでも上達しない。
下手くそかどうかは、あまりユーザーには関係ないというのが正直なところで、何が大事かというと、読んだ人の心に刺さるかどうかが一番大事。
だから今回のチームメンバーには、こまごまと多くのツールを紹介するより少ないツールを何度も何度も練習してもらうことにした。
エビングハウスの忘却曲線といって、人は忘れていく生き物であって、適度な間隔をおいて復習するのがものを記憶する最短距離だということらしい。
一方、それを妨げるのが「自己卑下する言霊」になる。
どういうことかというと、メンバーの中でも帰り際に必ず「何をやってるのかさっぱりわからないわ」などとマイナス発言を必ずしていく人がいる。
脳というのはマイナスの発言のマイナスポイントだけを捉えて、それができるように働いていく。「さっぱりわからない」を連呼すれば、さっぱりわからなくなるような思考に切り替わっていってしまうのだ。
脳はとっても賢くて、発した言葉の一端だけを取り入れて具現化する。
マイナスな発言だろうとそんなことはおかまいなし。
昨日、私に撮影のことを教えてくれたビジネスパートナーの映画監督さんと電話で長々と話していたところ、待ち構えたようにこんな話をしてくれた。
監督 「家の前に空き地がありましてね。一昨日の夜、暗闇のその土地を窓から眺めて、こんな土地でガレージハウスを作って好きな車を買って遊べたらいいなとつぶやきながら、妄想して楽しんでいたんです。そしたら翌日、いきなり不動産屋がやってきたんですよ。
その不動産会社の男性は、かつて息子のパパ友だった人です。最初は誰だかわからなかったんですが、たまたまその空き地の地主が手放したいということで買ったらしいんですね。それでこちらに来た時に確か監督の家が近かったなと思って立ち寄ってくれたそうなんです。
他にも神社がある山なども買ったそうで、話の中で『妹にもこの土地が必要か聞いてみましょうか』などとさりげなく話しまして。僕がその土地をほしいと思ってることは伏せたままですが。
妹に聞いたら『いらない』と言ったんですが、家内に聞いたら隣に知らない人が来るのはいやだから買いましょうよ、ということになって、不動産屋さんにその旨伝えてみたんですよ。いえ、お金もないから買えないんですよ。でもですね、とんでもないことになりまして」
監督の話はいつも長いけど、この話の続きは聞かずにはいられない。相槌を打ちながら聞くこと数十分。
監督 「それで一応銀行に聞いてみたんですね。最初は融資できるかわかりませんというので、だめかもしれないと思ってたんです。でもですね、そのあとすぐに銀行の担当者がパンフレット持ってやってきたんですよ。
『不動産会社の方にもお聞きしたところお知り合いだそうで、可能な限りご融資できるよう検討してみます』というんです。手のひらを返したように。
それで結局、一晩あけてものの1日でその土地を買うことになりそうなんです。700万ほどかかるようですが、今お金はないんですよ。でも今しかない気がするんですよ。なぜかわかりませんが今買わないと後で後悔しますし」
監督の本業はWebデザインと動画クリエイターで、副業?で映画監督をしていて年収で言えば私とそんなに大差はないと思われるのだけど、去年までに出会った著名なブレーンと組んで新しい映画を取ろうとしておられるから、きっとまたいい縁が広がって資金は増えていくという気もする。
監督 「4年後に家のローンが終わるので、なんとか行けるかなと思ってるんです」
となると、私も頑張って仕事をとってこなくてはならないな。今ネットショップを作りたい人が山程いらっしゃるから、アプローチしてみよう。
売れないショップに喝を入れる。集客力のあるカラーミーショップ・プロがフリープランを始めたらしい
昨年から制作していたネットショップで、ひとつだけ大きな悩み事を抱えている。
それは、酒屋のお酒が全く売れないということ。原因としては、画像やショップ内にオーナーの描いた猫のイラストをちりばめすぎたことと、他の事業の案内を大きく取り入れて何屋さんなのかわからなくなっているのに加え、
WordPressサイトという、ネットショップのフロントに置くべき集客ツールに当たるホームページを作らなかったこと。
昨年、コロナ関連の補助金ラッシュで制作を急がれており、そのためにせかされつつも補助金が入るまでは公開しないなど、ショップだけでかなりの月日を要してしまったにもかかわらず、公開してからも1本も売れていない。
その時に使ったショップがEasy My Shopなのだが、SEOといって検索上位に上がりやすいかというとそうではないため、これ単体では相当新規商品を追加するなど日頃から更新しないと売れることは難しい。
それで、単体でも作っている間に売れていくカラーミーショップを使いたかったのだけど、ボランティアで移転するわけにはいかずというところ。
来週末の土曜日に打ち合わせに行くので、その時に自分で更新していく意思があれば【作り方をレクチャーする】という方向にもっていけたらと思う。
それなら価格以上の操作をしなくてすむし、時間内のレクチャーと取扱方法動画で覚えて使ってもらえばなおよい。
これまでは制作も商品のアップロードも全部こちらでやっているので、おそらく自分で触るのが怖いのだと思う。
しかしながら、ショップオーナーの勤めとして、自分のショップは積極的に宣伝しないと物が売れるはずがない。でも宣伝していないところを見ると、何か深層心理に売れてほしくない要因があるのかもしれない。
操作がわからない > 売上を上げたい このようなバランスでは、とうてい売れるはずがないのだから。
ネットショップとホームページを混同している
当初から何度も説明しているのだけど、ホームページが集客担当でネットショップシステムはレジなのだ。紐付けして連携して初めて機能する。更新な豆が人ならショップでもいいけどそう簡単ではないのが集客というもの。
それでなくともお酒の他に、漆アクセサリーという関係のない商品まで掲載している。
この様な状態なのに、ある日こんなオファーを投げてこられた。
「このショップのページに、ピアノ発表会の動画を全員分載せます」
これにはさすがにキレかけた。感情を出さずにテキストで説明するのは至難の業だが仕方がない。
「ショップはお酒を販売するためのプラットフォームで、他の関係ないカテゴリのものを混ぜるとお酒が売れなくなります。キーワードがブレると検索にも載らなくなるんです。お酒のショップは、お酒を買いに来てくれるユーザーファーストでなければならないんです。
ピアノ教室のコンテンツは別のサイトかページにきちんと作ったほうがいいですよ。GoogleドキュメントやGoogleサイトでもよいですし」
何度説明してもわかってもらえないのは、私の言葉足らずが原因だけど、
とにかく今後どうしたいのか、はっきりしてもらうしかないと思う。
そのうえで、一緒に集客担当のホームページであるWordPressを作っていくなら時間単位で協力しよう。ただこれまでも、無料でどんどん追加しようとされた過去があるので、そこはうまく理由を説明してどれだけ時間がかかるか、単価がかかるかを提示する必要があるから、こちらも新しく業務用のメニューなど作っておいたほうが良いかもしれない。
「自分の言葉で顧客を呼ぶ」
これは絶対に手を抜いてはいけないと思う。
メルマガが書けなくてもフェイスブックやインスタやYoutubeがある。
LINEに登録してもらってもいいと思う。
何かしなければ、ただ待っていたり、他人が顧客を呼ぶのを期待するのは、ネットショップオーナー失格。かなりずれていると言えると思う。
でもこれをそのまま言葉にして傷つけても何の得にもならない。
どうしたらやる気を出してもらえるのか、何が足りないからなのかわかってもらえるのか少し考えてみようと思う。
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