ネットショップオーナーの悩み【関連商品編1】
この前ご紹介したのとは別のショップになりますが。お父様が飲食店のかたわらクラフト作品を作ってリアルで販売しておられ、この度コロナで減った需要の増幅につなげようと始めたネットショップ。
娘さんが脱サラしてカフェに就職、修行のかたわらネットショップを運営される。商品情報と写真をGoogleドライブにアップしてもらいこちらで登録するわけだけど、ちょーっと困った出来事が勃発した。
商品を並べてみると、同じ左向きで同じカラーで書いてある文言が違う。
表は日本語で、裏がアルファベット。もういっこのはその逆。
つまり、書いてある言葉の裏表が商品によって違うのだ。
私 「あのー、これって在庫管理できるように同じ商品を数字で登録できるかと思ってたんですが、いろんなパターンがあるんですか?」
娘さん 「お父さんは感覚的に作ってるから1つも同じ商品がないんです」
えええええー!?まじですかぁぁ><;
同じ商品だと思っていたものがなんと、全部仕様が違うというのだ。
これだと先だってご案内したハンドメイドのショップと同じではないか。
売れたらなくなる。なくなったら必死こいて登録しなきゃいけないやつだ。
売りたいような、売れてほしくないようなアレだ。
まず手間ひまを考えると到底儲かるとは思えない。
しかし儲けを出すしかない。
商品写真が同じカラーで2種類送られてくる。
1つは①と書かれたふせんと一緒に撮影され、2つめの画像には①と②が
並んで写っている。②だけ写った写真はない。
私 「あのー、この2つ一緒に写った写真ってどのように使われる
ご予定ですか?①と②で商品IDを分けますか?それともまとめて1つのIDで出品して選んでもらいますか?」
娘さん 「まだ商品説明書いてないですが、選んでもらおうと思ってます」
私 「承知いたしました。オプションの設定できるか確認してみますね」
ほどなくFAQから、オプションの設定方法が見つかった。
しかーし!!!
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『初期状態で「選択して下さい」の表示を希望される場合は、商品種類「あり」の登録ではなく「オーダーメイド・セット商品」での登録が必要となります。
オーダーメイド・セット商品にて登録頂き、オーダーメイド項目内の初期選択を指定せずに登録することで「選択して下さい」の表示にすることが可能です。尚、オーダーメイド商品の登録方法は以下のヘルプをご覧下さい。
オーダーメイド商品の登録
https://emshelp.easy-myshop.jp/c-item-detail?ic=ordermade
~ 中略 ~
・オーダーメイド、セット商品は無料プランではご利用頂けません。
(無料プランに切り替わると商品が表示されなくなります)
・CSVデータによる一括登録や変更ができなくなります。
以上を踏まえ、設定変更をご検討下さい。』
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え!?ちょっと待って、ってことはつまり、
有料プランでないとプルダウンで選べないのですか~><;
商品単価が数百円のばかりではないけど、そのためだけに有料プランというのもなー。まだ商品10個くらいしか上がってないし。
というわけで、①と②が一緒になった写真を切り離し、IDに-1とかを追加して登録し直した。
商品情報はCSVで上げられるから一瞬で登録できる。
問題なのは写真点数が増えたこと。
前にもちらっとお話したが、店のライティングで商品に影が落ちてしまい、
女優ライトを買ってもらって今撮影し直してもらっている。
ピンぼけが気になるけどご本人が気づかないレベルということは私の職業病かもしれない。スマホはいずれ買い替えをすすめよう。
それで、このスマホで撮った写真がめちゃくちゃピンクがかっているのだ。
店内の照明が薄暗いオレンジな上、女優ライトの暖色系の光をあてがえば、ほうらこんなにピンク色・・・となる。
ピンク色を抜くためにレベル補正や色相彩度、カラー調整と明るさコントラストを総動員。
ここでもう一つ問題が。
私がここまでしなくてはならない商品画像、これから先娘さんだけでやっていけるのだろうか。
取り急ぎ白色ライトを買って貰う必要はあると思う。勝負はそれからだ。
できなかったら外注してもらうしかないかもしれないけど、いかんせん
商品単価が低いからそれと経費のせめぎあいになるだろう。
今はそれを言っても仕方がないし、無理だとわかればなにか対策されるだろうから、できる限り修正して差し上げるしかないだろう。
だってあんなにピンクがかっていたら、商品を買ってお手元に届いたら
「なんじゃこりゃ~~!」ってなるにきまってる。
できるだけリスクヘッジはするけど、私の時間は無限じゃないのでちょっとずつスキマ時間に直してアップして更新していくようにしよう。
あ、そういえば今思い出したけどスマホにライトのアプリがあったはず。
あれにレジ袋の切れ端で厚さ調整してカバーして一度撮ってもらおう。
っていうか余ってるカメラ貸し出したほうがお互い楽じゃ?
あ、そうだ。そうしよう。
そんなこんなで、始まったばかりのネットショップも長い道のりになりそうな予感がする日曜の夜だった。