【国際結婚】拠点住居
こんにちは、SaYaです。
毎回記事を書きながら、当時の記憶を思い出すとともに
心の整理をしながら更新中。
自分の体験談がほとんどですが、記事を読んでいただき
ありがとうございます!
これからも書く記事が少しでも誰かの役に立てば嬉しいです*
さて、今回は『拠点住居』についてシェアしていきたいと思います!
1.どうやって決断するか
私達は、出会った当初から結婚して2年まで、日本とオランダで
別々に生活していました。
理由は、、
コロナと二人の意見がまとまらず、なかなか新生活をスタート
出来ませんでした。
(この後、詳しく書きます)
なので感染真っ最中でも、私は日本とオランダを行き来しながら
日本とオランダに二拠点が持てればなと理想がよぎったり。。
パートナーと離れて生活をしている方々は、どのように
決断しましたか?
距離の近い、遠いに限らず、新生活をスタートする上で
決定基準はあると思います。
・仕事
・家族
etc…
その中で、私達は別の記事でも書いていますが、
彼が日本が好きだった事
私がオランダに住みたくなった事もあり、
さらりと日本で新生活を始める事に決まりました。
なぜ私がオランダに住みたくなかったか?
・仕事を辞めたくなかった(10年以上働いた会社を退職するのは、勇気がなかった。。)
・持病が心配だった(もし何かあったら。。)
・家族が心配だった(実家で母と二人暮らしで、一人になるのが心配。。)
・言葉の心配(英語もペラペラじゃない、オランダ語はさっぱり。。)
完全に私自身の意見だった。
(立場が逆になれば同じ事を言える)
でもこれらの理由を彼も知っていて、
日本移住を決めました。
2.日本移住の準備
彼が日本移住すると決まれば、移住するためには
VISAの取得が必要のため、早速準備を始めました。
VISAの準備をする頃には、婚姻届を提出していたので
パートナーVISA(配偶者VISA)を申請する事にしました。
VISAの取得には、かなりの労力がかかる事はネットで調べたり
フォロワーさんに聞いたりして知っていましたが、想像以上でした。。
でも彼が移住すると決めてくれたから、ここは私が頑張ってやろうと
気合い入れして仕事と両立しながら進めました。
VISAの申請手続については、別の記事でシェアをしますが
本当に大変でした。。
お互いの申請書類集め、
パートナー関係にある事の証明を作成←これが難易度高かった。
なので入国管理局に申請するまでに、約3ヶ月くらいかかり申請しました。
申請するだけでもかなりの労力だったのですが、
色々な意味で、本当の苦労はここから始まりました。。
3.まさかの事態
申請後は約3週間後に許可がおりて、在留資格認定証が自宅に届きました。
本来はこの後3ヶ月以内に日本へ入国し、在留カードを受け取る申請を行いますが、コロナ禍という事もあり入国期限が延長されていました。
(たしか6ヶ月くらい)
ですが、感染症の勢いはおさまらず、日本やオランダで入国制限も発生し
彼と何度か入国の目処について話をしましたが、実現出来ませんでした。
気付けばその年は一度も再会出来ずに、年が明けていきました。
月日はどんどん過ぎ、VISAの有効期限が近づきはじめると焦り始める私。
その反面、彼は”コロナのせい”、
”仕事を辞めるタイミングが、、”と言い焦らないばかりか、
日本へ移住に対して、不安を多く口にするようになりました。
”仕事も探さなきゃいけない”
”日本語も勉強しなきゃいけない”
”知り合いも誰もいない”
etc…
この頃から、彼の雲行きが怪しい事に気づき始めました。
それでも数ヶ月かけて作成した書類+せっかくおりたVISAの許可
無駄にはしたくなかった!
だから彼が不安を口にする度、励ましたり、ポジティブな計画を
話たりしてました。
しかし段々日本移住の話になると、完全にネガティブ思考になり、
口論になる事も増え、口論の末に、
私が”日本に住みたい”と言ったからと
話がすり変わる状態。。
こうなってからは、予想通り。。
有効期限が失効になりました。。。。。。。
もう、、、、、
この後は、私がひきずってました。。笑
当の本人は、”コロナがなければ、日本に住んでいたのに!”と口癖のように
言ってました。
もう、ちゃぶ台をひっくり返したいくらいでした!!笑
4.再会計画
結婚して1年以上経っているのに、別々の生活。
そしてどこに住むかも決まっていない。
いつ会えるかも分からない。
職場では色々な人に、”旦那さんは日本へ来れた?”と
心配され、、
こんな状況で、怒りやモヤモヤする気持ちを抱えていた頃
オランダへの入国が条件付で可能になり、とりあえず再会して
今後について話す事に。
条件付の入国、、、
ここでもまた資料作成に追われました。。
オランダ大使館やINDなどなど
そして渡航前のPCR検査や帰国後の隔離生活など
ある意味命懸けの渡航計画でした。笑
5.15ヶ月ぶりの再会と真実
ついに15ヶ月ぶりに彼と再会しました。
旦那になっている事も忘れかけていたり。
この時のオランダでは、公共の場所などでマスク着用や、
ちらほらお店がクローズ状態で、ほぼ家で過ごしていました。
そして今後について話ました。
まずは住居。
この時点でも彼は、”日本に移住する。
でもコロナ次第”
と言いつつ
”これ以上離れて生活して待つのは嫌だ。このまま2年と待つのであれば
今後の関係を考えなきゃいけない”
と言った。
この時私は思った。
彼の真実が見えた。
”日本に移住する気は、もうないな”と。
私も結婚しているのに離れた生活
来ると言って移住してこない彼
待っているのは私だよ!と思いながら、
もう結果は見えていた。。
私が”オランダ移住”するしかない!!
でもこの時は、まだ彼に言わなかった。
彼の気持ちは分かったけど、
自分の中で、気持ちの整理ができていなかったから。
6.決断
彼の真実(気持ち)が見えて、私の決心がついた頃
彼に告げた、しかもテキストで。笑
すぐにTV電話がかかってきた。
そして”なんでなんで?”の質問攻め!笑
理由をなんて言ったかは忘れたけど笑
自分の気持ちが固まった事で、気持ちがだいぶ楽になった!
相手の決断を待つより、自分が思い切って決断する方が
勇気がいることだけど、気持ちがスッキリすると思った。
”オランダ移住”すると決めてからは、
次はいつ移住するか、
VISAの申請はどのようにするか、
仕事はいつ退職するか、
職場にはいつ話すか、、
やらなければいけない事が山積みで、
時間が過ぎるのがあっという間でした。
そして何より私の家族達は、彼の日本移住計画を知っていたので
私がオランダ移住すると決めてからは、反対の抗議の連発でした。。
続く・・・