映画レビュー『マスターズ/超空の覇者』
作品情報
・公開:米国1987年(日本1989年)
・監督:ゲイリー・ゴダール
レビュー
本作は80年代に日米で発売されたフィギュア玩具
『マスターズ・オブ・ユニバース』を元にした作品
・作品全体の印象
一言で言えば
『スター・ウォーズシリーズ』や
その他のSF映画をごちゃ混ぜにしたような感じ
例えば本作のボスキャラであるスケルターはどことなく
『キャプテン・アメリカ』のヴィラン「レッドスカル」を思い出されるし
(本家と違い こちらは本当に白骨に近い顔だが)
傭兵部隊の一人が『プレデター』に似たデザインをしている
またチープな特撮も時代を感じさせる
・ストーリーについて
ストーリー自体も単純明快な勧善懲悪物
その上ツッコミどころも満載だ
以下その一部
物語終盤ある危機的な状況下で都合よく
地球人ケヴィンの特技が明かされる
スケルターの城にたまたま来てしまった地球人の刑事が
ショットガンだけで敵兵士を倒せるほど変に強い
エンドクレジット後に続編を匂わせる映像
(これは実際に見て欲しい)
などなど
挙げれば切りがない
しかし一方で
本作は難しく考えずに
頭を空っぽにして
純粋に楽しむことが出来る(はず)
ついでに
主演であるドルフ・ラングレンの肉体美も
拝める映画でもあるのだ
まとめ
まとめると本作は
「フィギュア玩具を基にしつつ
ドルフ・ラングレンの肉体美と
チープな特撮と
様々なSF映画の要素やデザインを
交ぜたような作品」
だと感じた
「何か楽しそうな映画を見たい」
と思ったら
とりあえず手に取って観賞してみては
いかがだろうか?