番外編『ハジメテノヒト』海外と私をつなげてくれた原体験の話。
【🧩海外でこんなことを感じました】
の、番外編です。
今回は稚拙な思い出日記です。
駄文ですが、大切な記憶なので、
私がどんな人間なのかを
知っていただければさいわいです✨
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ちょっとお付き合いください✨
ーーーーーーーーーーーー
どのくらい前のことだろう――
おそらく小学校3,4年生の頃。
いつもの様に商店街を通る帰り道。
交差点の薬局の前で一人、
おろおろしている
”外国人”の兄ちゃんがいた。
とりあえず話を聞いてみると、、
な~んにもききとれないけど
道に迷ってる様子。
なんとか
ココから15分ほど歩く駅名を
言っていることは聞き取れた。
(なぜなら駅の名前は日本語だから…)
なんとか説明しようとしたけど、
大変なことに気づく。。
3年生の私は
『右』が"ライト"なのか
"レフト"なのか分からない。
スーパーファミコンの
コントローラーも
LとRで、
当時からみたら同じラ行……
あと、
『まっすぐ』って
何て言えばいいんだろう?
当時はストレートといえば
=パンチの種類のイメージ。。
(同じくゲームの影響から)
何も会話できない。。。
そんな状態で
徒歩15分の説明は
ものすごく厳しい…。。
困り果て、考えた結果、
私はその外国人に
『ストップ、ココデストップ』
と謎の呪文を唱え、
急いで家に帰り(鍵っ子✨)、
ランドセルを投げ捨て、
チャリにまたがり、
その場所に戻った。
そして、
『All right!! Follow me!
I'll take to there soon!』
という意味を込めて、
全力で
『れっつご~!!』
と言った。
兄ちゃんは
「ok!」
と、ついてきた。
道中、つたないコトバで
名前を言い合ったり、出身を聞いた。
3年生の私に一生懸命
話しをする。対等に。
彼の名前はもう忘れてしまったけれど、
聞き取れないなかで、なんとか、
-カナダ-、 -トロント-
というコトバが聞こえた。
その瞬間、
その衝撃を今でも覚えてる。
これまで世界の国々は
自分の中に、
社会の教科書や新聞の地図の上で、
平面にしか存在していなかった。
その平面の右上にある大きな国から
この兄ちゃんが来て、
こうして話をしている。
なんかスゴいことだと思った。
「〇×△◇#さんきゅー」と
ものすごい感謝をして、駅に消えていく彼。
送った駅からの帰り道、
心の中で、
-カナダ-、-トロント-という響きが
とても素敵に聞こえていた。
(それ以外が聞き取れなかっただけだ…)
家に帰り、母親に
今日私の身に起きた素敵な体験を
すこし興奮ぎみに話す。
教養あるうちの母親は、
適格な返事をくれる。
『知らない人に
ついていってはいけません!』
ん~、なんて素敵なかぁちゃんだ。。
(ついてきたのは
兄ちゃんの方なのに――。)
肉親に私のドキドキを否定されて、
悲しかったのも覚えている。
さておき、
それからしばらくのち、
トロントの近くに
かのナイアガラの滝があることを知る。
自然番組で観ていて、
圧倒されてから
憧れだった場所。
それからはカナダ・ナイアガラの滝は
死ぬ前に行きたいリストに常に入っていた。
ーーそれから15年後、
私は、実際に
トロント&ナイアガラに行くことになる。
トロントの湖も
ナイアガラの滝も壮大だった。
(木々の横にいるのが人です✨)
もちろん、
彼に会うことはできなかったけれど、
彼の生きた街にいくことができて、
昔の自分たち、
【異国で迷子になって焦った彼】
【懸命にカタカナを叫ぶ私】たちが、
救われた思いがした。
これが
海外と私をつなげてくれた
ハジメテノヒトの話でした✨
たまには、
こんな話もよいでしょうか。
お付き合いありがとう
ございました✨
なにか感想をいただけましたら
とってもうれしいです🍀✨✨
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