【忘れられない悪夢の一日 in GUAM】『現地人によって勝手にダンスコンテストにエントリーされた話』
そーやのわくわくグアム滞在記です🍀✨
ゴールデンウイークだけど、
どこにも行けない方にちょっと異世界気分を✨
【主な登場人物】
ソーヤ ➡ 私です
ディー ➡ 現地でめちゃくちゃお世話になった
姉ちゃん兼、肝っ玉母ちゃん。
現地のバレーボール部に加入した際
右も左も分からない日本人(私)の
面倒を見てくれるように✨
【舞台】
PIC ➡ Pacific Island Club
グアムで人気のプール付きホテル✨
大きなスライダーからパターまでできます✨
そーやの語学力は、
中学生英会話どまりです😆✨
🧩悪夢の始まり…いざPICへ
ある日、グアムで仲良くなった
”ディー”とその家族から
PIC(Pacific Island Club)に
行かないかと誘われた。
【PIC】っていうのは、
グアムではみんなが知っている
ガイドブックの最初の方に載っている
海沿いのホテルです。
大きなプールパークがついている。
以前からガイドブックを眺めながら、
日本から誰かしらの知人が
遊びにくるときには
ここに行こうかな、、
なんてなんとなく思ってたので、
いい機会♪
もちろん即答で「イエス!」
ということで、
行ってきました。
PICという場所は、
観光で来ている人達は
1日遊び放題+食事付きで
$110(約11,000円)
地元民でも
プールパークのみの利用でも
$30はするようで、
お財布事情の厳しい私は
ある程度の散財は覚悟して
下見感覚で行きました…が、
話を聴いていくと、
どうやら親戚ぐるみで
PICに泊まるとのこと。
(宿泊客のプールの利用は無料だそうで)
私もそ知らぬ顔でこの親族たちに紛れ込み…、
結果タダになりました♪
よくよく話を聴いていくと、
この日は親族の誕生日祝いだということで、
年に1度の恒例のPIC宿泊とのことでした。
状況をまったく把握していないまま
「行くか?」「行くー!」
と、参加しています。
出席人数25人!
明日はもっと増えるそう。。
🧩PICでのプールタイム
プールでは、
主にチビたちの面倒見ながら遊びます。
そして、
看る大人がほかについたときは、
自由に散策みたいな。。
グアムで1番広いパークを持つホテル。
全部で5、6箇所プールがあり、
スライダーあり、浮島あり、水球あり、
カヌーあり、スキューバあり、
テニス、パターゴルフ、
豊富に遊び場があります。
散策がおわったら家族と話して、
またチビたちと遊んで…を
繰り返しました。
親族や子どもたちとの会話のなかで
話が聞き取れなかったり、
知らない単語が出てくると
ディーからよく英語を英英訳してもらう。
ディーは日本語にも興味を持ってくれている。
『そーや、ひとつ言葉を知っているけれど、
意味の分からない日本語がある。
「アー ソウデスネェ」ってどういう意味??』
とか、
『「ナンデスカ」ってどういう意味?』
とか、
難しいことを聞いてくる。
しまいにはすれ違った日本人親子の会話を
「今なんて言ってたの?」って聞いてくる。
普通の日本人の親子の日常会話なら
訳せたのかも知れないけど、
すれ違いざまの会話の文脈を掴むのは
同じ種族でも意外と困難だ。
すれ違った瞬間、
その親父は自分の娘に対して、
「…人間と同じでハァハァってするでしょ…」
とか、話の流れがまったく分からない会話を
娘にしていたので、
もちろん英訳不可…。
「Maybe, He is crazy
(ちょっとあの父ちゃんは狂ってるかも)」
と答えたら、
「アー ソウデスネェ」と、納得した。
🧩悪夢の始まり…
たっぷり遊んで、たっぷり話して、
時刻も午後6時、部屋に戻って、
サンドイッチを食べたり、
テレビを見たりまったりしていると、
『ソーヤ、もう部屋に帰るか?
時間大丈夫なら、
ナイトショーを見てから帰ろう』
とディー。
もちろん即答で……「イエス!」
ということで、
さっきのプールサイドに戻ってきた。
ライトアップしていて、
いくつかのプールは
夜でも入れるようになっている。
プールサイドにステージができていて、
みんなでそこに向かった。
私は子どもたちと正面の席に、
他の大人たちは少し離れたサイドの席に着席。
そして、
時間がきてショーが始まる。
宿泊客、主にファミリー向けに行う
ダンスショーだった。
華麗、とまでは行かないけれど、
それなりにファミリーを楽しませている。
プログラムがいくつか進み、
司会が前に出たい人を募る。
司会は客席から子どもたちの手を取り、
舞台に上げていく。
観光で宿泊にきていた
台湾やら韓国やらロシアの子やらが上がり、
半ば恥ずかしそうに舞台に立ち、
司会のエスコートを受けて
簡単にステージを回り、
暖かい拍手をもらっていた。
次のプログラムになり、
司会が
「今日は来てくれてありがとう!
これからダンスコンテストを始めるよ!
優勝者には…、
なんとPICのメダルをあげちゃいます!
参加者は手を挙げてくれぃ!」
なんて、お客さん主体のショーに移行。
ディーのファミリーの子ども達も楽しそうに
『(お前行けよ!)』、
『(そういうお前が行けよ)』
なんてほほえましくコソコソやってる。
出場者は
さっきの子どもたちのほかにも
何人かの子どもが上がり、
ノリでおっちゃんが一人舞台に上がってる。
なんかアットホームな感じで楽しそう。
って、足組みながらまったり見ていた。
…ら、
司会者がこっちの方来て、
「Who is SO-YAI?
(このへんにSO-YAってひといる?)」
なんて、探してる。
『ん、俺だけど??』
って、
手を挙げると……腕を掴まれ、、
舞台に上げられた。
…はい????
舞台に上がるとステージ脇から歓声。。
ステージの脇をみると
そこには紛れもなく
ディーファミリーの大人たち、、
…全員ニヤニヤしている。。
はめられた!!!!
気づくのは遅く、
子どもたち+おっちゃん一人という
異色なコンテストに
参加することになってしまった。。
ダンス経験はなし、
文化祭でも、いつもステージ見上げてた俺。
何コレ。。
🧩容赦ない幕開け
子どもたち+おっちゃん一人という
異色なコンテストに
参加することになってしまった。。
ダンス経験ゼロ、、
素でどうしましょう。。。
とりあえず舞台に立ったからには
平静を装い楽しんでいるふりを演じます。
司会者はエントリーナンバーを順番に紹介、
私が紹介されると
「ワーっ!!」と、
歓声上げるディーファミリーを
「お前ら覚えとけよ」と、
にらみつけながら笑顔で挨拶。
…そして、始まる、ダンスコンテスト。
内容を聞くと、
30秒間、音楽に合わせソロで踊るとのこと。
は…30秒?
ソロ??
聞いてない。
私は9組中の8番手で、トリがおっちゃん。
1~7組は3~7歳くらいの子どもたち。
何コレ。。
して、気持ちの準備はできてないままに
時間は進んでいく。
ポーカーフェイスで顔はもちろん笑顔。
でも…まぁ、言うても子どもたちのショーだし。
と気楽に考えるようにしていた。
…が、このコンテストは甘くなかった。
1番手は台湾から来た
3歳くらいの超もじもじ君。
司会者にやさしく聞かれ自己紹介。
みんな暖かい目で見ている。
司会
「それじゃDJ!ミュージックスタート」
というと、
♪Everybody dance now的な
めっちゃ本格的な
クラブミュージックがかかりだす。
え?…ガチか??
ガチなヤツなのか??
さらに、そのもじもじ君が豹変。
いきなりノリノリになり
肩を揺らし始め、
ブレイクダンス的なことを始める。
客席は「おー!」ってなり、
確実に今大会のハードルが上がった。
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