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蓄膿2日目

8月5日(水)

昨日、また発熱したので、今日こそは病院を受診しようと思った。
ところがこのご時世、かかりつけでもない病院にいきなり行って、「熱が出ましたー!」と行っても中々対応してもらえない事がある。
そんな訳で、私の住んでいる県の発熱者専用窓口に連絡し、病院を紹介してもらった。

紹介してもらったのは行った事の無い病院だったが、窓口からの紹介だと伝えると、対応してもらえた。
隣町の病院なので自宅からは車で30分程度。
今住んでいる市内にはPCR検査の環境が整っている病院が無いらしい。
病院の駐車場に着いたら電話するよう指示された。

駐車場に着くとそのまま車で待機するよう言われた。
しばらくすると先生がやって来た。
手にはPCR検査のキットを持っている。

運転席に座ったままPCR検査を受け、結果が出るまで15分待つ。
病院から電話が掛かってきて、中に入ってくるよう言われた。
つまり陰性だったという事だ。

病院に入ると別室に通され、血液検査を行った。
その結果を踏まえた診断結果は、なんと蓄膿。
問診で副鼻腔炎の治療中であると答えたので、それが決め手になったようだ。

蓄膿でも発熱はするらしい。
この日は2回目のコロナワクチンを受けて発熱して欠勤した人がいたので、なんとしても出勤しなければならなかった。
午後からでも仕事に行っていいか聞こうとしたところ、先生が、「症状が治まるまで2~3日は仕事に出ないようにしてください」と言ってきた。
正直想定外の言葉だった。

蓄膿で熱が出て2~3日仕事に出てはいけないなんて初めて聞いた。
この内容、会社に非常に連絡しづらかった。
だが、医師の指示だ。
仕方なく言われたとおり会社に連絡した。

電話の反応は、私が思っていた通りの反応だった。
みんな苦笑い。半信半疑。
そんなの聞いた事無いという感じだった。
でも何度も言うが医師の指示だ。
ここは押し切らせてもらった。
きっと発熱で休んだ人は無理やり出て来たか、家からリモートで仕事をすることになっただろう。
私の症状が治まったらなにかフォローしなければ。

そして一夜明けた今日。
熱は下がったが、まだ黄色い鼻水がドバドバ出るので、今日も欠勤した。
午後になり、鼻水の量が明らかに減った。
これなら明日は行けそうか?
と思っていたら、今度は頭痛がし出した。
かなり痛い。
吐き気もして来た。
頓服で出された鎮痛剤を飲み、午後はしばらく横になったが、結局頭痛が治まったのは夕方のこと。
そんなに弱い薬じゃないと思ったんだけど。

そういえば、コロナの話題で思い出したけど、職場の社長が中々のトンデモ発言をした。
私の職場は従業員全員のコロナワクチン接種状況を申告することになっている。
職域接種の対象になっているという事もあり、基本的に接種を推奨しているが、あくまで強制ではない。

ところが、「ゆくゆくはワクチンを打っていない従業員は出社禁止にする」「全員がワクチンを打てば仕事中はマスクをしなくて済む」といった、トンデモ発言が飛び出した。
正直、これが我が社のトップの発言だと思うと恥ずかしくなってきた。
頼むから社外の人間にこんな発言をしないでくれと祈るばかりだ。

そうこうしていたら、私に「君はワクチン受けたかね?」と聞いて来た。
私はまだワクチンを接種していない。
家族が医療従事者なのだが、体調が悪い内は受けるなと言われた。
なぜならば、ワクチンを打った後に体調が悪くなった場合、本来の体調不良が悪化したのか、ワクチンの副作用なのか判断できないからだ。
せっかくこれから徹底的に調べ上げようとしている最中、そんな事になったらまた足踏みしてしまうどころか、真の原因を見逃す状況となりかねない。

まだワクチンを受けていない事と、その事情を説明したら、「何を言っているんだ!基礎疾患のある人ほど急いで受けないと!」とドヤして来る始末。
私の場合は、疾患があるとはっきりした訳ではない。
まあ、細かく説明するのも面倒だったので、「はいはい」と適当に流した。

恐らく、本当に従業員の健康を願っているのではなく、全従業員にワクチンを接種させたという手柄を取って、周囲に自慢したいのだろう。
前からそういう人だ。
本当にバカな規則ができる前に、体調不良の原因だけでも掴んでおかないと、またややこしい事になる。
もういつまでも待っていられない。

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