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Twitchのクリップやダイジェストを動画投稿サイトに4か月間投稿し続けた結果

動画投稿を始めたきっかけ

2023年7月初頭。
私はTwitchで作成したクリップやダイジェストを他の動画投稿サイトに投稿し始めた。
投稿したサイトは、YouTube、Instagram、TikTokの3つのサイトだ。
サイト毎の特徴を検証したかったため、それぞれのサイトに全く同じ内容の動画を投稿した。
動画を投稿しようと思ったきっかけは、Twitchの視聴者数が減ってきて、Twitchの配信に限界を感じ始め、手遅れになる前に可能性を広げたかったからだ。
Twitchはライブ配信であるため、配信している時間しか視聴することができない。
だが、動画投稿サイトは視聴者側の好きなタイミングでいつでも動画を見ることができる。
また、国内においてTwitchは先に挙げた3つのサイトより知名度が低く、露出する機会が少ないという点もある。

動画投稿の手法

それでは、実際どのように動画を投稿したか。
先程、3つのサイトに同じ動画を投稿したと述べたが、厳密に言うと、それぞれ若干投稿する内容は異なる。
例えば、Twitchには、作成したクリップをYouTubeのショート動画に直接シェアできる機能があり、当初YouTubeにはその機能を使用して投稿していた。
しかし、その機能を使用すると、本来横長である動画をショート動画向けに縦長にクリッピングすることになるため、動画の一部しか見ることができなくなる。
画面の中央だけで完結する動画なら問題ないのだが、画面の端を見せたい場合になると、一気に使えない機能となる。
この問題をどう解決すればいいか。
答えはTikTokの動画を見ることで解決した。
TikTokでは、横長の動画を投稿しようとしても、必ず縦長の動画に変換される。
まず、横長のまま動画が画面中央に配置される。
そうすると動画の上下に空きスペースが生まれるので、そこにテキストを置くことで、動画全体を表示しつつ、動画の情報を入れ込むことができるという訳だ。
私の場合は、動画上部に動画のタイトル的なコメント、下部にゲーム名を入れている。

各サイトの特徴

それではここから実際に、各サイトの特徴を紹介する。
あらかじめ言っておくと、4か月投稿し続けて分かった事もあれば、未だに分からない事もある。
今回は分かった事に絞って紹介していく。
そして、各サイトで1番バズった動画を紹介するので参考にしてほしい。

YouTube

もはや説明不要の、世界最大の動画投稿サイト。
従来からある通常の動画から、60秒以内の縦型の動画を投稿できるショートという機能もある。
従来からRTAの記録動画などを投稿していたが、この度改めて通常配信のクリップやダイジェストを投稿することにした。
一番の特徴としては、利用者が多く埋もれてしまいやすい為か、全体的に再生数が少ない。
ただし、再生数を伸ばす方法がある。
Steamのレビューを投稿し、そのレビューの中に投稿したYouTubeの動画のリンクを貼るという手法だ。
例えば、とあるゲームでバグに遭遇したとする。
その模様をクリップなりダイジェストなりにして、YouTubeに投稿し、Steamのレビューでバグについて言及する。
「それでは実際にバグが発生した状況がこちらです。」
という風に動画のリンクを貼るのだ。
Steamのレビューも参考になったと評価されれば大きく表示されるようになり、目に付きやすくなる。
そうなれば、そこからリンクを踏んで動画を見る人が多くなる。
現にレビューに貼った動画には、ありがたいことに「Steamから来ました」とコメントが来ている。
YouTubeに動画を投稿する際は、基本的に通常の動画であればPCから、ショート動画であればスマホから投稿した方がよいのだが、ショート動画の場合は、投稿後にPCで行う作業が1つだけある。
ゲームのカテゴリーで動画投稿する場合は、ゲームタイトルを入れる場所があるのだが、モバイルアプリ版ではそれが入れられない。
なので、投稿後にPCでそのショート動画の編集画面でゲームタイトルを入れる必要がある。
まあゲームタイトルを入れる事によってどの位の効果があるか分からないが。
ちなみにYouTube Shortsに横長の動画を投稿しようとすると、縦長にクリッピングしなければならないので、私はTikTokに投稿した動画をそのまま投稿している。実は、TikTokに動画を投稿すると、投稿した動画が自動的にスマホに保存されるのだ。
投稿した動画は既に縦長なので、そのまま投稿できるという訳だ。
なので、ショート動画の場合はスマホを推奨している。
逆にモバイルアプリ版でないとできない事が1つだけある。
現状、ショート動画のサムネイルは、モバイルアプリ版からしか設定できない。
なので、まずスマホからTikTokに投稿した動画をそのまま投稿し、ゲーム動画の場合はPCでゲームタイトルを設定するというのがベストな流れだ。
ちなみに、YouTubeで一番バズった動画がこちら。

はい。ここまで散々Twitchのクリップの話してたのに、Twitchとは全く関係ないIRL(In Real Life)動画です。
どうしてこうなった…

Instagram

こちらも説明不要のサイト。
ただし、YouTubeとは雰囲気が違い、セレブでシャレオツな投稿が多いです。
グルメ系の投稿が多く、動画よりも画像の投稿がメインな印象です。
ゲーム動画を投稿する場所というイメージが湧きませんが、アカウントを持っていたので、一応検証のため投稿し続けてきました。
こちらもTikTokと同時に、横長の動画を投稿しようとしても、縦長に変換されます。
まず、インスタで動画の再生回数を見るためには、Proアカウントに登録する必要があります。
と言っても有料プランとかではなくて、Xのそれと同じ感じです。
アカウント設定から簡単に登録できます。
インスタに動画を投稿する際は、必ずスマホから投稿してください。
一応PCからも投稿できますが、テキストを入れる事すらできません。
一番の特徴としては、やはり画像投稿が主戦場なので、動画は全体的に伸びにくいです。
ましてやゲーム動画不毛の地と言っても過言ではないくらい再生数は少ないです。
大体1桁か2桁前半。
そんな中で1番バズった動画がこちら。

再生回数なんと驚異の約8000回。
でもいいねの数はゼロ。
不思議です。
こんなん絶対インスタ向きじゃないと思ったのに伸びちゃった。
こちらはバグとかハプニング系になると思います。

TikTok

こちらはショート動画に特化したナウなヤングにバカウケなサイト。
ユーザー層も10代20代の陽キャ層がメインと言われています。
ゲーム動画とは無縁の世界。
私もそう思ってました。実際に動画を投稿するまでは。
実際動画を投稿すると、予想に反して、どの動画も安定して大体300回程度再生されます。
「とりあえず動画を誰かに見てもらいたい!」という方にはおすすめなサイトです。
ただし、長尺動画は再生回数が少なくなる傾向にあります。
これは総再生時間で帳尻が合うようにTikTok側で調整されてるのではないかと考えられます。
全体的な特徴としては、IRL動画が圧倒的に多いです。
それと、YouTubeの別館的扱いをしているクリエイターが多い印象。
例えば、YouTubeの動画の冒頭の数分だけ切り取って、「続きはYouTubeで!」的な使い方でYouTubeに誘導する動画を多く見掛けます。
あとは動画の投稿が全てスマホで完結する(というかPC版の機能が使い物にならない)というお手軽さがいいですね。
先にも記載しましたが、TikTokに投稿した動画は、自動的にスマホに保存されます。
なので、投稿した動画を他のサイトに転載する際に便利です。
そんなTikTokで最もバズった動画がこちら。

あまり有名なゲームではないインディーゲームですが、再生回数は3000回ちょっと。
部類としてはスーパープレイ的な内容になります。
公式がノーミスクリアは絶対に無理とゲーム中に言及しているのにも関わらず、ノーミスクリアしてしまったという内容です。
どこから聞きつけたか分かりませんが、このゲームを作ったスタジオの公式アカウントからフォローされました。

X(番外編)

実はX(旧Twitter)にもクリップを投稿するようにしています。
Xには、全く編集していない素の状態のクリップを添付しているだけです。
Twitchのリンクではなく、直接動画を添付することでインプレッション数も増えるかと思いきや、他のポストとほぼ変わらず。
何なら猫画像や飯画像上げた方が圧倒的にインプレッション数は多いです。
まあ、こちらは告知用ということで割り切って使い分けています。

まとめ

さて、これまで各動画投稿サイトの特徴について語ってきましたが、共通点があります。
それは、
・破廉恥なゲームの動画が伸びやすい
・ゲーム動画よりIRL動画の方が伸びやすい

という事です。
皆さん破廉恥なのがお好きなんですねぇ😏
その他については、正直よく分かりません。
色々な時間帯に投稿してみましたが、投稿時間はあまり関係ない気がします。
むしろ最初の24時間は勢いが持続するので、投稿する時間はいつでもよいのです。

あと、サイト別にどのような動画がウケるか検証してみましたが、正直よく分かりません。
一番びっくりしたのは、やはりInstagramの動画。
「あんな動画がなんでバズったん?」って今でも思ってます。
各サイトの検証が終わって特徴を掴んだら、それぞれのサイトに合った動画を投稿するつもりでしたが、もうしばらく同じ動画を上げ続けることにします。
最後に、これからも動画を投稿していくので、よろしければ各サイトのチャンネル登録をよろしくお願いします。


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