Modern Forms: A Subjective Atlas of 20th-Century Architecture|今日の1冊054 漱石(So_seki) 2022年3月12日 10:56 スイスの写真家、ニコラス・グロスピエールによる建築写真集。1920年から1989年にかけてヨーロッパ、南北アメリカ、中東、北アフリカ、アジアに建設された建築物を収録。セントルイスのゲートウェイ・アーチやキエフのウクライナ科学研究開発協会をはじめ、リトアニアのドルスキニンカイにある温泉病院やトリポリにあるオスカー・ニーマイヤーの未完成の国際見本市会場なども収録。 彼の人気のあるブログ、現代建築の主観的アトラスから派生し、建築形態によって編成されたこの本は、特に銀行、教会、図書館、政府の建物などの公的機関において、モダニズム建築が政治的および社会的イデオロギーの具現化である方法を明らかにします。 このアーカイブの建物の多くはしばしば認識されなくなりますが、それらの形は現代文明の風景の中で際立っています。 グロスピエールの平凡で崇高なものに対する鋭い目と熱意は、読者が周囲の建物を新しくエキサイティングな方法で見るように動機付けます。 一連の全ページの画像に続いて、インデックスは各建物の場所、日付、建築家、目的を詳しく説明しています。 いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #写真 #読書の記録 #建築写真 #モダニズム建築 #公共建築 #建築本紹介 #NicolasGrospierre