見出し画像

その3-BUCK-TICKのアルバム全23作、1日1枚通しで聴く(16〜23枚目)

BUCK-TICKのアルバム全23作。
10月中にベストなどを除くオリジナルの全作品を聴いてみようと思い立ち、1日1枚(時々2枚)通しで聴いて、発売当時の自分の様子やアルバムの感想をつけました(レビューではないです)
発売順ではなく、ランダムにその日聴きたいものを聴いています。急に10年以上先に飛んだり、戻ったりとかしています。

その3では、16〜23枚目に聴いた作品を取り上げます。

⑯極東ILOVE YOU(2002)

疾風のブレードランナー、昨年の武道館の1曲目でしたね。それもあってなのか、個人的には今はさらっと聴くのが難しい、聴く前にちょっと一呼吸する間がほしい曲です。でも好きな曲です。やる気出ます。

2002年頃は、最初の職場を辞めて”エレクトーンをがんばるんだ!指導グレードとるんだ!"と、がんばっていた時期。レッスンも2箇所通ったり、楽器も2回買い替えたり(ちょっといい車買える)、なんだかんだで音楽もいろいろ聴いていた。お金はなんとかなるものだ。

⑰SEXY STREAM LINER(1997)

このCDだけ持っていないことに最近気がついた。中古レコード店とか、どこかでお会いできるといいけど。

97年。仕事で行き詰まり始めた頃。出張もだんだんきつくなってきている、最初の体調の変化を感じ始めた頃でした。
音楽はup-beatを卒業し、スカパラのライブに行くことがどんどん増えていった。楽しいことをしている時には体調もばっちりで(笑)、遠征もたくさんして楽しかったなー。

⑱SEVENTH HEAVEN(1988)

36年ぶりに再生、楽しく聴けた。
…なんだ、好きじゃん。当時はなんで刺さらなかったんだ?
1988年前後を振り返ると、up-beatがこの頃歌っていたのは、
"HERMIT COMPLEX"
"DEAR VENUS "
"Blind Age"
"Once Again"
…この頃の広石さん、一番好きだった。曲もむちゃくちゃかっこよかった。
これは刺さる隙間がない…。

⑲No.0(2018)

私ごとですが、10/23誕生日でした。
一番好きな作品を聴こうと思っていたので、No.0です。Opheliaと光の帝国が、いくら聴いても飽きないくらい好きです。GUSTAVEもBABELも、プレイリストに入れて延々聴けるくらい全部好きです。
”我はバベル”って言われて、ああ、そうなんですねって納得する還暦間近の日本人男性そんなにいないよねと思いながら聴いてしまいます。No.0だけで記事ひとつ書ける。

星野さん作曲の中で好きなものを選び出すのはものすごく難しいのですが、今のところは「Ophelia」が一番です。上にも書いていますが、MVをぜひ見てほしいです。それらしい格好とか性別とか化粧とか関係ない。それらで印象づけなくても、そこにOpheliaが居ます。

ミレーのオフィーリアはロンドンのテート・ブリテンにあるらしい。本物見たいなあ。

⑳或いはアナーキー(2014)

或アナ。通して聴くと、いろいろと新しく思うことがありました。ソフトバレエも好きでした。森岡さんが旅立った時も、自分の中でソフトバレエ(とminus(-)、ENDS、SHAFT)がリバイバルして、しばらくヘビロテしていました。
ソフトバレエの再燃は2年程で落ち着いた。今も時々思い出しては聴くけれど、頻度はそれほどでもない。
BUCK-TICKももしかしたらそうなるのかなあ…できれば長く、これからのBUCK-TICKも一緒に聴き続けていけたらいいなとは思っているのですが。自分の飽き性、どうなるのだろうか。

2014年は実父が他界した年でもありまして。最後の最後までいろいろやらかして、家族を振り回していった人でした。
この頃は音楽の趣味はスカパラに戻って、ライブも大変楽しく観させていただいてました。Coldplayもよく聴いていた。

㉑memento mori(2009)

昭和。そうだ、昭和の日本だ。なんだか懐かしい感じがするアルバムだ。沖縄も感じさせてはいるが、全体的には古き良き時代の王道ロック。楽器はスリーピース、キーボードやシンセはいらないぜって感じ。ピアノ入ってるけど。

㉒惡の華(1990)

1990年。私は東京に出てきた年。大好きだったup-beatは3人組になって、UKっぽかったのが、だんだんアメリカナイズされていきました。凡ちゃんは、アメリカンな方がかっこよかったな。

進学先がそっち系だったこともあり、いろんな音楽を聴く人がたくさんいた。同級生から刺激を受けて、今まで聴いていたロックバンドよりかは、洋楽やジャズなどに幅が少し広がった時期でした。

㉓ABRACADABRA(2020)

聴きたいものから聴いていってなんとなく残っていたもの。「惡の華」とどちらを最後に聴こうか迷って、「忘却」が入っていたのでこちらを最後にしました。
3週間ほどかけて一通り聴いてここでひと段落、リセットという感じで「忘却」を最後にしたかった。

アルバムは、リミックスバージョンも数曲入っているがどれも良い。リミックスバージョンの方が好きと思える曲もある。BUCK-TICKはアレンジを変えると、一粒で二度美味しい的な出来栄えになっているのがすごい。

その4はまとめです。