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10月19日

10月19日。
異空を見に行ってきた。

異空(2023)
先の螺旋階段がこの螺旋に似てる
ということで、SNSなどで見たことがあった。


家で静かに過ごすのは、今年は難しいと思ったのでお出かけ。
近しい方々のご迷惑にならないやり方で
自分も家族を巻き込まずに、
ひとりでどっぷり偲べる一日を。

異空の螺旋階段。伊東豊雄さん設計の某所。
殆ど人がいなくて静かでよかった。
下から見ると円の中心が少しずつずれている?
(円の径が少しずつ変わっているのかも)
なんとも幻想的。
アンモナイトの殻の中ってこんな感じか?
或いはサザエ?

コスプレして撮影してたお姉さん達。
写真撮る時間を分けてくださり、
ありがとうございました。

10月19日は毎年楽しく過ごすと決めた。
家にいても外にいても楽しく。
悲しい記憶と喪失感の上に、楽しい思い出を毎年積み重ねていく。
結果として、今までの自分では縁がなかった人や物事に出会ったりもするだろう。
それって悪くないだろう。

去年も今年もWEB献花した。
今年はインスタにもXにも心境を書き込んだ。

強い気持ち、前向きな言葉を使いたくなるのは、
自分に大丈夫だと言いきかせたいのだと思う。
自分、ええかっこしいしたいのか。誰に向かっての文章なんだろうと思いながら、Web献花でメッセージを書いた。
櫻井さんへのメッセージを書いているつもりが、自分を支えるための言葉をなんとなく選んでいた。
LOVE MEしてねってこと?
今はそうならざるを得ない、それが必要な時期なのかもしれない。



櫻井さん

昨年、オフィシャルサイトでWEB献花をして以来、"ずっと知ってはいたけど、聴いてはこなかった"BUCK-TICKを今、殆ど毎日聴いています。

自分の生活にBUCK-TICKが組み込まれる。
思ってもみなかった。
2024年。こんな心境の変化は想像していなかった。

櫻井さんは私にとって邂逅です。
邂逅は、思いがけず出会う、偶然出くわすという意味。
デビュー当時は知っているけどそれきり。今後も接することはないと思っていた。それが、別れも出会いも唐突に同時にきた。
そして邂逅を検索すると、以下の文章もよくひっかかってくる。

ー--邂逅---
人生であうべき人には必ず会わされる。
それも一瞬たりとも早すぎもせず、遅すぎもせず。
しかし、うちに求める心なくば、
眼前にその人ありといえども、縁は生じず
(森信三)
-----ー--

この言葉が櫻井さんに被ってきます。
眼前にいたのに縁が生じなかった高校時代のあの時を振り返って、ずっしりきます。
遅すぎではなかったのか。今だったというのか。
別れが出会いなことにこだわっても仕方ない。これがスタートということでしょう。

でも
やっぱ悔しい。
観たかった。コンサートで歌ってる姿を。
本当に本当に観てみたかった。

今年からはもう安らかにとは祈りません。
その辺にもあの辺にも居て
ずっと歌い続けていてください。

悔しい。でも、大好きだ。

あを

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