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アルバムが出る前に、"雷神風神-レゾナンス”の感想を残しておく

11/20、BUCK-TICKの「雷神風神 -レゾナンス」が発売された。

先行して、ちわきまゆみさんのラジオで初公開されたのが私の初試聴だった。その時にばばばっとメモっていた感想を公開する。
明日はもうアルバム「スブロサ」が世に出る。早いな。


【1回目聴いた感想】
イントロでタンバリン持ってる櫻井さんが脳裏に浮かぶ。でも、今井さんが歌い出すとすっと消える。コンサート映像などで見かける、自分の持ち場じゃないときに舞台奥の階段の辺りに下がる、あのイメージ。

曲調は、ひとつ前(ちわきさんのラジオ)でoasisがオンエアされたせいか、とてもoasisっぽいと感じる。UK。グルーブ。ウネリ。あと温度。
湯を沸かしてグラグラと水蒸気があがるような、上へ上へ引っ張られるような明るいメロディ。上昇気流という言葉もダイレクトに刺さってくる。
それだけによりいっそう櫻井さんの世界観の濃さ、強さも改めて認識した。
これは全く違う世界観の、別世界に来たかも。
一聴しただけではよくわからない感触。

今井さんの歌い方は素直、ノーマルだと感じた。
やはりこれまでとはちょっと違う歌い方にも思えた。


※昨日発表された上毛新聞の取材記事にも、UKロックの文字を発見。
 元気よく歌うっていうの、素敵です。


【2回目聴いた感想】
次の日改めて聴いてみた。
間奏。ギターが両脇でわんわん言っていたり、中央で絡まってきたり。
ツインギターってこんなに面白かったんだと気がつく。

櫻井さん感も最初に聴いた時より多い。
自分のアタマが"寄せ"にいってるなー。
曲に耳がなじんできて、そこに自分がインプットしている櫻井さんの姿をいいようにミックスさせている。最初のタンバリン持って…というのも同じことだけど、2聴目にして違和感なく出来てしまっている。

実際には4人で出している音であり、いないのは重々わかっているつもりなのだが、頭は頭で勝手に映像を作って、”5人だよ”と自分を丸めこんでくる。
身体が健康に生きていくための正常バイアスなのかなあ。
櫻井さんがギムラさん(スカパラ)みたいな存在になりつつある。


【その後】
3回くらい聴いた後は、外を歩きながら"ハートに火をつけろぉ〜♪"が、もう頭を回り始めていた。頭に入り込むのが速すぎて怖い。

星野さんの立ち上がりちょっと揺れる歌い出しが好きだ。とても新鮮。未完成なちょっとやんちゃな感じとまだまだ化けますよ感がみえるのが、かなり良い。わくわくする。

さらに後日、MVを見た。
最後の蝋燭、5本。真ん中に1本揺らぐ炎。
泣いた。
正常バイアスダイジョーブ。この世界で生き抜くことだ。

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