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はってでも来なさい

這ってでも来なさい!

これは40年程前のお話。
がヨガの指導員養成コース時代の話

体が弱くて祖父に勧められてヨガを始めてから
数年経って

なんか面白そう。
さぼり癖のある私には休みにくそうでちょうどいいかも。

くらいの
かなり軽い気持ちで入学して数日経ったころ。

前日に干し柿を食べ過ぎて
お腹の調子が悪く
朝からなんどもトイレで悪戦苦闘

こんなんじゃ
ヨガどころじゃない

よし、
休もう。


迷いもせず
学院(養成コースのためのヨガ学院)に電話。
出られたのは大大大先輩のM先生。

「すみません、ずっと下痢が止まらなくて、苦しくて、今日休みます」
と、少しオーバー目に言ってみたら
「這ってでも来なさい!!」
と、一言。

(うーん
本当はも少しやり取りがあったのかもしれないけれど
ずっと甘やかされて育ってきた私には
この言葉が衝撃的でそれしか覚えていません)

とにかく
怖くなって
慌てて用意して
電車に飛び乗り30分

そのあとの事はおぼえていないけれど
別に倒れるわけでもなく
入院するわけでもなく

その日からは
ほぼ休まず出席。

今の私があるのは
「這ってでも来なさい」
の一言の力がかなり大きい。

ほんとにM先生のこの言葉にはには感謝しかない。
(そのあともちょっとさぼっては怒られた記憶も)


養成コースの生徒から
休む連絡がきても
「来なさい!」
なんて言えない。
まして
「這ってでも」
なんて
そんなことが言えるほど
M先生のように
優しくもないし
力強くもない。

そう
責任をもつ自信がないんだろうなあ。

って
落ち込みかけたけけど

いやいや
まだまだ
伸びしろがあるっていうことで
前向きに考えよう!

ヨガ歴40年以上!
更新中!!


写真は
まだ這うことも出来なかった私0歳^_^



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