できない理由=やらないから ~作家売買~
いろんな人の言葉が読めるネットは、読書好きな自分にとって天国と地獄。
良い言葉に癒されることもあれば、ドギツイ言葉に侵食されそうにもなる。
ネット読書という中毒性ある時間の無駄づかいという、最高の時間利用をしてると、とある言葉にぶつかった。
その言葉を書いた人は、自身の経歴をガンガンにネット開示していて、いわゆる経歴が『エリート』さんだった。
そして、エリートさんだからこその悩みを描いてしまっていた。絵に描いたようなエリートさん人生。
絵に描いたような私の憧れの人生を歩んでいる人だった。
その人がポツリと言葉を書いて、自分を描いてしまっていた。
「私は、きっと、成功者にはなれない。」
その人が、そう言うのなら、そうなのだろう。
自分で自分は「成功者にはなれない」と決めてしまえば、自分の行動は無意識、有意識のうちにも、何もしなくなるだろうから、確かに大きな成功をしない人生を送るのだろう。
自分で、『自分は成功者にはなれない』と言霊を発すると、それは一番最初に自分の耳に届く。
自分で、目の前の画面や紙に『自分は成功しない』と書いて、描いてしまえば、それは一番最初に自分の目にとまる。
自分で決めたら、そうなるのだ。
『自分は成功しない』と決めてしまえば、成功しないように何もやらなくなる。
何もしなければ、成功はしないのだ。
何の失敗もないし、何の功績もない人生。
そう、それが成功しない理由。
君自身が『何も持っていない』から成功しないと思っていれば、君は何も持っていないまま人生を終えるのかもしれない。
私から見れば、君の経歴は、君を愛する人たちから、愛の形として生きやすいように授けられた学業の成果と事業の成果を持っている。
学べる術も、金も、場所も君は持っている。
私が恋焦がれて、土下座して懇願しても、泣いて媚びて、汚物を投げつけられても、罵声も浴びせられても、何をされても手にすることができなかった学歴や職歴と素晴らしい人間関係。
その全てを君は持っている。
生まれた時から持っているからこそ、「自分の力で獲得した」という満足感を得られないという苦悩もあるだろう。
持っている苦悩と持っていない苦悩は相いれないのは常。
君は「何も持っていない」と言い、「成功はしない」と選択をしたのなら、それが君の選択。
主観と客観の違い。
羨望と妬みの違い。
今日も、誰かに笑われていますように