医療脱毛とエステ脱毛の違いは?VIOの脱毛ならどっちがおすすめ?
「医療脱毛とエステ脱毛はどう違うの?」
「VIO脱毛をするならどっちがいいの?」
医療脱毛とエステ脱毛のどちらが自分に合っているのか、脱毛が初めての方はわかりません。
自分に合っていない方法で脱毛を行うと、お金や時間を無駄にして後悔する可能性も。
そこで今回は、医療脱毛とエステ脱毛の違いについてお話しします。
【この記事でわかること】
医療脱毛とエステ脱毛のどっちが良いか
医療脱毛とは?
エステ脱毛とは?
医療脱毛とエステ脱毛の併用や乗り換えについて
脱毛に興味がある方は、最後まで読んでみてくださいね。
VIO脱毛するならどっち?医療脱毛とエステ脱毛がおすすめの方
自分に合っている脱毛法はどちらか、チェックしてみましょう。
「半永久的に毛を生えなくしたいけれど、近くに病院やクリニックがない」など悩む場合は、優先順位を決めましょう。
医療脱毛とは?脱毛効果が高い脱毛法
医療脱毛は、早く脱毛効果を得たい方、少ない回数で脱毛をしたい方におすすめです。
効果や施術回数など、詳しく見ていきましょう。
【一言メモ】
医療脱毛には、複数の別名があります。
レーザー脱毛
クリニック脱毛
永久脱毛と呼ばれることもありますが、実際に永久的な脱毛効果はありません。
医療脱毛の効果
医療脱毛は、半永久的な脱毛効果が期待できます。
医療脱毛は、メラニン色素に反応するレーザーで、毛根の発毛組織を破壊するしくみ。
破壊された発毛組織は、元に戻りません。そのため、半永久的な脱毛効果が期待できるのです。
【一言メモ】
医療脱毛の施術完了後、まれに数カ月〜数年後に毛が生えてくる場合があります。
・妊娠や出産、加齢などでホルモンバランスが乱れた
・長期間休止期だった毛が生えてきた
・照射漏れがあった
毛が再び生えてきた場合は、脱毛を受けた病院やクリニックに相談してください。
受けられる場所
医療脱毛は、病院やクリニックで受けられます。
医療脱毛は、出力が高いレーザーで発毛組織を破壊するため、医療行為に該当します。医師や看護師がいる医療機関でしか受けられません。
脱毛が受けられる病院やクリニックが近くにあるか、チェックしてください。
【一言メモ】
病院とクリニックは、ベッドの数や治療できる疾患の重症度によって違います。
「病院」
ベッドの数が20床以上。重い疾患や急性期疾患の診療がメイン。
「クリニック」
ベッドの数が19床以下。軽い病気や慢性期疾患の診療がメイン。
医療脱毛でVIOの施術回数・期間
VIOを医療脱毛する際の施術回数や期間は、以下のとおりです。
医療脱毛の施術間隔は、平均2〜3カ月です。
毛には周期があり、3つの段階を繰り返しています。
「成長期」:毛の色が濃く、毛根に根付いているのが特徴。
「退行期」:毛の色が薄くなり、毛根から離れている。
「休止期」:毛が完全に抜け落ちている
医療脱毛は、メラニン色素に反応するレーザーを使用するため、成長期の毛にしか効果が期待できません。
成長期の毛は全体の10%から15%程度。そのため、繰り返し施術を受ける必要があるのです。
医療脱毛は脱毛効果が高く、施術回数がエステ脱毛の半分ぐらいで済みます。VIOを何度も見られたくない方や、忙しくて病院やクリニックに通えない方におすすめです。
医療脱毛でVIO施術時の痛み
VIOを医療脱毛する際の痛みは、エステ脱毛やほかの部位の脱毛よりも強めです。医療脱毛はエステ脱毛よりも痛みが強く、また、皮膚が薄く骨にも近いVIOは、痛みを感じやすいのです。
特に痛みが強いのは、1回目や2回目。施術の回数を重ねると毛が細く少なくなるため、痛みは弱くなっていきますよ。
よく例えられるのが、「輪ゴムで弾かれる感じ」。体調やVIOの肌の状態などで違うため、痛みの度合いは個人差によって違います。
医療脱毛は医療行為のため、麻酔の使用が可能です。痛みが心配な方は、医師に相談してください。
【一言メモ】
VIOに麻酔をしても、生殖機能に問題はありません。
VIO脱毛で使用される麻酔は、麻酔クリームや表面麻酔です。皮膚の表面に使用され体にはほぼ吸収されないため、生殖機能に問題はありません。
しかし、個人差や体調によって違いがあるため、不安な方は医師に相談してください。
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安全性
肌トラブルが起こるリスクが高い医療脱毛ですが、安全性は高い施術と言えます。
医療脱毛を行うのは、医師や医師の指導を受けた看護師。肌トラブルが起きても、知識や技術がある医師や看護師がすぐに治療してくれます。
そのため、安全性が高い施術と言えるのです。
しかし、個人差やアフターケアの方法によって肌トラブルのリスクは高まるため、注意が必要です。
医療脱毛のVIOの相場
VIOを医療脱毛する際の相場は、1回で2万円前後、5~6回セットで10万円前後が多いです。
使用する脱毛機の種類や施術者の技術、地域差などによって幅があります。VIOだけ、下半身とセット、全身とセットなど、メニュー内容に違いもあるため、注意が必要です。
麻酔などのオプションがついていることもあります。詳しくは、カウンセリング時に確認してください。
エステ脱毛とは?肌への負担が少ない脱毛法
エステ脱毛は、肌が弱い方や肌ダメージを抑えて施術をしたい方におすすめです。
詳しく見ていきましょう。
【一言メモ】
エステ脱毛の別名です。
美容脱毛
サロン脱毛
光脱毛
フラッシュ脱毛
すべてメラニン色素に反応する光を使用した脱毛ですが、施術内容は脱毛機によって違います。
エステ脱毛の効果
エステ脱毛は、抑毛や減毛の効果が期待できる施術です。
エステ脱毛は、メラニン色素に反応する光で、発毛組織にダメージを与えて働きを弱め脱毛する方法。抑毛効果が期待できるジェルの成分を、光で浸透させる方法もあります。
エステ脱毛は、発毛組織を破壊できません。毛が生えにくくなるだけのため、2年から3年で再び生えてくる場合が多いです。
受けられる場所
エステ脱毛は、エステやサロンで受けられます。
医師や看護師しか行えない医療脱毛と違い、資格が必要ではありません。
エステティシャンや美容師など、誰でも行うことができるため、エステやサロンで受けられます。
【一言メモ】
エステとサロンの違いは、以下のとおりです。
「エステ」
肌を整える、体を引き締めるなど美容効果を求める施術がメイン。フェイシャルエステやボディエステなど。
「サロン」
マッサージなどで体をほぐして癒すのがメイン。リラクゼーションサロンなど。
エステ脱毛でVIOの施術回数・期間
出力が弱いエステ脱毛は、医療脱毛の倍以上の施術回数が必要です。
施術間隔は、医療脱毛と同じ2〜3カ月。毛は「成長期→退行期→休止期」とサイクルを繰り返しており、脱毛機は成長期の毛にしか効果が期待できません。
2週間間隔で脱毛ができる脱毛機もありますが、メラニン色素に反応する光で毛根の発毛組織に働きかける点は同じ。そのため、毛周期に合わせた2~3カ月間隔の施術が推奨されています。
エステ脱毛でVIO施術時の痛み
エステ脱毛の施術時の痛みは、医療脱毛よりも弱めです。
「チクチクする」「軽く弾かれる感じ」「暖かい程度」と、痛みはあるけれど、耐えられる程度という方が多め。
痛みが心配な方や痛みに弱い方は、エステ脱毛がおすすめです。
VIOの状態や脱毛機の種類などによっても違います。心配な方は契約前にテスト照射を受けるか、1回お試しで施術を受けて、痛みを経験してみましょう。
安全性
エステ脱毛は、安全性の高い施術です。
エステ脱毛は出力が弱く、肌へのダメージがほぼないため、副作用のリスクも少ないです。そのため安全性が高い施術といえます。
肌の状態や個人差によっても違います。肌が弱い人は、テスト照射を受けて問題がないかを確認してください。
【一言メモ】
美容脱毛では、VIOの黒ずみがひどいと施術を断られる場合もあります。やけどや色素沈着など、肌トラブルのリスクが高まるためです。
医療脱毛の場合は、肌の色や状態に合わせて医師や看護師が適切に処置をしてくれるため、美容脱毛よりは断られません。
黒ずみがひどい方は、受けられるかどうかをカウンセリング時に確認してください。
エステ脱毛のVIOの相場
VIOをエステ脱毛する際にかかる費用は、医療脱毛と同じくらいです。
使用する脱毛機によっても違いますが、6回セットで5万円前後。
医療脱毛より安いですが、脱毛効果が弱く、倍以上の施術回数が必要です。トータルでは、医療脱毛と同じくらいの費用がかかります。
医療脱毛とエステ脱毛は併用や乗り換えはできる?
答えをいうと、医療脱毛とエステ脱毛の併用や乗り換えは可能です。
しかし、注意しないと、無駄打ちになったり肌トラブルの原因になる可能性も。
医療脱毛とエステ脱毛の併用や乗り換えについて、知っておきましょう。
併用(同時に行う)
医療脱毛とエステ脱毛の併用(同時に行うこと)は可能です。しかし、同じ部位を短期間に行うのは、おすすめできません。
肌トラブルが起こりやすく、また、無駄打ちになる場合が多いためです。併用する(同時に行う)際は、毛周期に合わせて行うか、別の部位と行いましょう。
【例】
医療脱毛→2~3カ月(施術間隔)→エステ脱毛→2~3カ月(施術間隔)→医療脱毛
医療脱毛→VIO、エステ脱毛→顔など
乗り換え
「医療脱毛→エステ脱毛」「エステ脱毛→医療脱毛」どちらも乗り換えができます。
効果が期待できない、痛みが我慢できないなどの理由で乗り換える方も多いです。
乗り換える際は、受けていた脱毛の進行具合や、肌へのダメージを確認する必要があります。クリニックやサロンに「乗り換えたこと」や「最後の施術日」を伝えましょう。
医療脱毛やエステ脱毛でよくある質問
①医療脱毛とエステ脱毛の見分け方は?
医療脱毛とエステ脱毛は、名称やサービス内容で見分けましょう。
【医療脱毛】
・名称が「〇〇クリニック」「〇〇皮膚科」など。
・麻酔を使用できる
・医師によるカウンセリング
・診療代がある
・ホームページや広告に、医療機関の許可番号「第〇〇〇号と記載されている
【エステ脱毛】
・名称が「〇〇サロン」「〇〇エステ」など。
・エステティシャンによるカウンセリング
医療脱毛とエステ脱毛の見分けが付きにくい場合は、メールや電話で確認することをおすすめします。
②施術時の痛みは強いほど効果が高いの?
「痛みが強い=効果が高い」では、ありません。
脱毛機にはさまざまな種類があり、痛み対策の機能も優れています。また、個人差によっても痛みの度合いは異なります。
そのため、痛みが強いほど脱毛効果が高いということはありません。
③医療脱毛は保険がきくの?
医療脱毛は、基本的に健康保険の適用外です。
健康保険は、治療目的の医療行為に対して適用されます。美容目的の場合、健康保険は適用されません。そのため、負担は全額です。
脱毛で健康保険が適用されるのは、疾患や症状によって医師が脱毛を行うと判断した場合。治療の一環としての脱毛には、保険が適用される場合があります。
まとめ
最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。
今回は、医療脱毛とエステ脱毛の違いについてお話ししました。
【この記事でわかったこと】
医療脱毛は、早くを脱毛したい方、少ない回数で脱毛をしたい方におすすめ
エステ脱毛は、肌への負担を少なくしたい方、肌が弱い方におすすめ
医療脱毛とエステ脱毛は併用や乗り換えができる
医療脱毛とエステ脱毛どっちがいいかを比較して、自分に合った脱毛方法を見つけてくださいね。
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