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ワンオペワーママが教える!仕事と育児の両立に役立つもの(後編)

早いもので、気付けば4月下旬。
私が育休から職場復帰をしたのも、ちょうど4年前のこの頃でした。

夫が単身赴任で完全ワンオペの中での職場復帰。
そんな波乱のワンオペワーママ生活を乗り切れたコツをお伝えします。

前編では「子供の体調不良での休みにどう対応するか」。
この後編では「日々の生活を持続可能にするためのコツ」をお送りします。

▶前編はこちら

ただでさえ大変な家事や育児。そこに仕事が加わったら。
私自身「発狂しそう」と思ったことも一度や二度ではありません…

もちろん、ママがすべて背負い込む必要はなく、分担をうまくできればもっと楽になると思いますが、うちはそうもいかなかったので、色々試しました。
なので今回は、ワンオペでもできる工夫をいくつかシェアしてみますね。

家事を減らす

ママのエネルギーを大事なところに使うためには、単純に「やることを減らす」のが一番。中でも一番削減しやすいのが家事です。

便利家電の導入

共働き家庭の3種の神器と言われる「食洗器」「乾燥機能付き洗濯機」「お掃除ロボット」。

導入コストは確かにかかりますが、毎日のことなので、それぞれ1回10分程度の作業だとしても、チリも積もればですよ。
1日30分の時間短縮としても、1週間で3時間半も時間が作れちゃいます!
3時間半も時間ができるなんて、ワーママには夢みたいなことじゃないですか!?

それに、実務的な面だけでなく、精神衛生上も大変よろしい

皿洗いぐらい旦那にやって欲しいのに、やってくれてない!とモヤモヤしたり。
帰宅してやることが山ほどある中で、洗濯物早くしまわなきゃ!と焦ったり。
もう何日掃除機かけられてない…部屋が汚い…と悲しくなったり。

そんなストレスから解放される効果も!!

ちなみに、「お掃除ロボット」は、床に物が置かれていたり、おもちゃが落ちていたりすると上手く機能しないので、小さい子がいる家では向かない場合も。
ある程度環境を選ぶので、私はまずレンタルでお試ししてから購入しました♪ (私が使ったサービスは「レンティオ」)
水拭きも一緒にしてくれるタイプなので、掃除の後はピカピカで気持ちいです~。

家事代行サービス

掃除やお料理をプロに頼んじゃいましょう。
とは言っても、お金がかかるので、日常使いは難しいと感じるかもしれません。

私も月1で、忙しい時に合わせて掃除を頼んでいました。

たとえ月1でも、その時はラクできるのですっごく助かりますし、普段テキトーな掃除で多少汚れていても、そのときリセットしてくれるので、気が楽です。

整理収納を手伝ってもらうこともできますよ。(本格的にやるには時間が必要ですが)

ちなみに料理の代行も試したことがありますが、作り置きをしてもらえばその後数日間、食事が本当にラクです。温めて盛り付けるだけ。

ちなみに、私はCasyというサービスを使ってます。

費用面を考えると、(私は使ったことないので詳細分からないですが)シルバー人材センターなんかも良さそうです。

食事をラクにする工夫

掃除洗濯はやらない日があってもいいけど、食事はそれ自体をサボる訳にはいきません(^ ^;

とは言っても、別に料理をしなきゃいけない訳じゃないです。
買ってきたもので済ませたり、外食したり、冷凍食品を活用したりしてもOK。

家で用意したいよ!という方は、「ミールキット」の活用がオススメ

材料一式が入っていて、煮るだけ焼くだけの簡単調理のセットです。
献立を考えるのがグッと楽になりますし、材料を準備したり、切ったりする手間が省けるのはとっても時間の短縮になります。
それでいて、味付けの調整ができたり、ホカホカの手作りの料理が食べられる♡

野菜などを切る手間を省くという点では、冷凍野菜も大活躍しております。
お湯に冷凍のほうれん草と調理味噌を加えれば、あっという間に味噌汁ができちゃいます。
生のカット野菜も便利ですね。

ちなみに、我が家は通常の冷蔵庫のほかに、「冷凍庫」も完備していて、冷凍食品・冷凍野菜などがいつも詰まってます。(買い込み過ぎという説アリ)

2.肩の力を抜く

案外、これが一番大事かも。
全ての面でハイクオリティ・ハイレベルを目指すのは、短距離走のスピードでフルマラソン走れと言ってるようなものです。

程よく力を抜いて、「健康」かつ「笑顔」でいること。
それが何より大切です!

合格点を下げる

日本の家事レベルは全体的に高い。
毎晩火を使って料理をしたり、お弁当も彩りよく凝っていたり。

けれど、家に居る時間であったり、子供の年齢によって、出来ることは変わってきます。

2歳児を育てるフルタイム共働き家庭と、中学生の子供がいる専業主婦家庭では、家事のクオリティが違って当然。

個々の事情や能力などによって、合格点は違うんです。

育児でもそれは同じ。どれだけ余裕をもって子育てできるかは、家庭ごとに違います。

なんとなく世間一般である「これぐらいやるのが当たり前」というのは手放しましょう。
極論、健康に生活できればいいんですから。

とりあえずハグ

疲れているとき、時間に余裕がないとき、思い通りにいかないことにイライラしちゃうのは当然。
そして思い通りにいかないものの筆頭格が子供ですね(^ ^;

ワーママなら(でなくても)、子供に怒ったり、キツく当たってしまうことはきっとあるでしょう。
私も数えきれないくらいあります。

イヤイヤ期なんか特に、どうしていいか分からない!
ということもあるかもしれません。

怒っちゃった。そんなつもりなかったのに…
と子供に申し訳なく思うこともあるかもしれません。

そんな時は、「とりあえずハグしとけ」。

子供にぎゅーっ。
すると、トゲトゲした気持ちが不思議と落ち着いていきます。
子供としても、ちゃんと愛されてるんだと安心するでしょう(^ ^)

このワザは夫婦間でも有効
ぎくしゃくしても(ちょっと勇気が要るかもですが)ハグすれば何となく溶解していく。言葉を超えたところで、許し合えたり愛情を感じたりできるものです。

上手くいかないことがあるのは当たり前。
小手先のように思えても、とりあえずその状況を切り抜けることには、大きな価値があると思いませんか?

自分時間を確保

とにかく忙しいワーママ。
自分の時間がなかなか取れません。

でも自分以外のことに忙殺されていると、いつの間にか自分が“被害者”になっちゃうんですよね。
加害者なんて本当はいません。
でも、「私ばっかりなんでこんな大変な思いをしなきゃいけないの?」って、仕事や家族に恨みを感じることも。

それは、周りもいい迷惑だし、何より自分がしんどい。

ママだって休んで、自分の好きなことしていいんですよ。

この記事(前編含め)でも書いたように、家電や代行サービス、シッターやファミサポを使ってもいい。
自分のために有休を使ってもいい。子供の対応のために有休取っておきたくなるけど、無くなったらその時考えましょ。

頑張るのも素敵だけど、ママが健康でないと家庭に大打撃ですし、ママが笑顔でないと、家族も不安でギスギスしちゃいます。

持続可能なママ業のために、時には自分を甘やかすことも必要なんですよね。

で、最後にちょっと宣伝。
上記の話につながる「自分時間を作るための時間術」のオンライン講座をやっています。
個別にじっくりお話しながら、状況に合わせてお伝えしますので、お気軽にご参加くださいね。




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