最先端技術〜送信ドメイン認証〜
みなさま
こんにちは!
定期的に、最先端技術について発信をして参ります!
今回は、送信ドメイン認証についてです!
こちら、どのような技術かを簡単に伝えると、
生成AI技術の発達により増加傾向にある、なりすましメールを見抜くものです。
生成AI技術が発達したことにより、
説得力のある詐欺メールを送れるようになっており、被害が拡大傾向にあります。
そういったフィッシング詐欺などのなりすましを見つけていく技術です!
これは自分も学生の頃に被害を受けた経験があります。
当時匿名メールというものが流行っており、
当時お付き合いをしていた彼女宛に、
自分ではない誰かが、自分のメールアドレスからなりすましメールを送り、日時と場所を指定して、彼女が行ったら私がいない、というような
小さな嫌がらせがありました。
この時、たくさんの技術も誰が扱うかで変わってくるんだなと実感した思い出があります。
送信ドメイン認証の仕組みは、下記です。
①ユーザーがメールを送信する
②送信側のメールサーバーから、受信側のメールサーバーへメールを転送する
③送信側のDNSサーバーから検証に必要なデータを入手する
④受信側のメールサーバーに届いたメールの検証を行う
2023年には、経済産業省、警察庁、総務省が
なりすましメールによるフィッシング詐欺の対策強化を金融関係(クレジットカード会社など)に要請もしているとのことです。
とはいえ、送信元のメールサーバー管理者が正当性のある情報を登録してなければ、なりすましメールなのか判断ができないようで、すべてのメールで正当性を判別できるわけではない、とのことでした。
これからより技術が発展していくことを願うと同時に、その技術をより健全に扱っていく世の中になることが大事で、世の中をつくっているのは人なので、自分が成長し、より良い人材を育成することが重要だなと改めて感じました。
ご拝読ありがとうございました!