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【40祭】pure soulが背中を押してくれたあの頃
前の記事に続き、もうひとつ「40祭」関連のお話。
このイベントでは実は「あなたの思い出の楽曲をイラストに!」という企画も用意されておりまして。自分の思い出の曲とそれにまつわるエピソードを事前に事務局へお伝えすると、40祭のロゴデザインや当日のグラレコも担当するプロのデザイナーさんが、そのエピソードをイラスト化してくれるというのだ!なにそれ素敵すぎ!エピソード送る!😆
とはいえ人生のどの瞬間においても音楽は大切な存在だし、思い出もいっぱい。一曲に絞り込むには候補があまりにも多すぎて…悩みました😅
で、熟慮を重ねた結果、自分の原点とも言える中学1〜2年生のころに感銘を受けたこの曲を思い出の一曲として選ぶことに。それが、GLAYの『pure soul』です。(なお時々間違われるけど、「ふいにこーころーを うーばーった しゅーんかーんのー♪」ではない。こっちも好きだけど!笑)
自分が中学生だった1990年代後半は邦ロックがめちゃくちゃ勢いのある時期で、自分もご多分に漏れずL'Arc-en-Ciel、LUNA SEAをはじめ色々な邦ロックバンドにハマりまくっていましたが、GLAYは同郷北海道の出身ということもあり、特に親しみを持って聴いていました(GLAYの曲はなぜか、端々に「北海道み」を感じるんだよなー)。
当時はちょうど、どっちの高校を受験しよう?問題に揺れている時期でした。親は昔から、家から徒歩で通える最寄りのA高校へ行けモード一辺倒。でも自分は通学に1時間かかるけれど、より魅力的に感じたB高校へ行きたい。高校へ行けるだけありがたいのだから、わがままは慎むべきか。それとも貴重な3年間を妥協なく過ごすべく、我を通すべきか…そんな葛藤の最中にいた頃でした。
結論からいえば、最終的には親と何度も話し合った末にB高校へ進学したのですが、今思い返すとこれが初めて「自分で人生を選んだ」経験だった気がします。(最後にはわがままを許してくれた親に感謝。もちろん3年間のB高校生活は最高だった!)
初めて経験する大きな葛藤、決断。そしてそんな葛藤と決断が増えていく思春期ド真ん中時代に、いつも自分の背中を押してくれたのがこの『pure soul』という曲だったのです。
賽を振る時は訪れ 人生の岐路に佇む
今いる自分を支えてくれた人 この歌が聴こえてるだろうか
祈るような毎日の中で もっと強く生きてゆけと
少しだけ弱気な自分を励ます もう戻れぬあの日の空
葛藤の末に、人生の岐路で決断を下す時は必ずやってくる。自分の決断に不安を抱えながらも、様々な思いを胸に前を向く。そんな時に、この曲の歌詞の一言一句全てが、心に突き刺さります。中学生当時はもちろんのこと、大人になった今でも。いや、今の方が、かも。
これからもずっと、大人の青春を彩ってくれるであろう大切な曲のひとつです。40祭でまたこの曲のことを一段と好きになれたので、ご紹介でした。いとエモし☺️
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