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【自主企画】#中間報告書 がん患者が今を徹底的に楽しんだ先は、地域活性のバタフライエフェクトとなり得るのか?

こんにちは!
新しい働き方LAB 4期生のさわ(はやしさわこ)です。
中間報告書の提出時期にイベントへの参加や、いつにも以上に仕事の依頼がきたりなどして期限を大幅に過ぎてしまいましたが、マイペースにできることをできるだけがんばってました。
6月から約4か月間の取組みや変化を報告いたします。

◆実験の目的と背景

フリーランスに転身直後にがんを患い、どうやって再スタートしようか路頭に迷っていた私。「自分の強みはこれです!」と自信を持って言えるものがないし体力もない。
そんな中、たまたま知り合ったコーヒー屋さんの話しを聞いていると、ちょうど自分のスキルがコーヒー屋さんの困っていることの役に立ちそうな気がした。
ひとりの時間が好きで、今まで何でもひとりでやればいいと思っていた生き方をがんという転機で変え、誰かを支える形を取りながら進むという私の新しい生き方と、今まで学んだことを実践で試してみたい。

▼詳しい実験の目的【研究計画書】はこちら!

◆活動の概要とアウトプット・成果

というわけで、やってきたことは下記のとおりです。

①コーヒー屋さんの取引先のPR動画を制作
動画で取引先の新たな魅力を見つけ発信。制作した動画はコーヒー屋さんのYouTubeページで公開。登録者数の増加と、既存の動画の再生数アップを目指す。

<成果>
YouTube動画 3本アップ

作っていて思ったのは、これまで自分用に好きに作ることはしてきたけど、依頼者(この場合はコーヒー屋さん)とその周りの人たち(お客様・取引先など)によろこんでもらいたいと思いながら作るのははじめてだなと。
結構緊張しながらも、ずっとやりたいと言いながら実践していなかったナレーションを吹き込んだり、楽しませてもらいました。
その後、コーヒー屋さんはとある動画の講座にガチ参加してきまして、私にも色々とアドバイスを持って帰ってきてくれました。ただ今それを踏まえて4本目を作成中です!

②コーヒー屋さんの主催イベントのお手伝い
広告制作、司会、運営。元々劇団の運営を自身がメインで行っていたが、視点を変えるために、一歩引いたサポートの立ち位置に身を置く。

<成果>
8月
あそvivAshow! 出店
写仏と珈琲
9月
札幌マルシェ 出店
函館湯元花の湯 出店
10月
函館コーヒーフェスティバル 出店
11月
写経と珈琲

当初、主催イベントのみ報告予定でしたが、その他の出店なども含ませていただきました。★が主催イベントです。
スキルアップを目指していたことのひとつがIllustratorでしたが、チラシ・広告・POPのデザインを結構なスピード感でご依頼いただいたのでだいぶ鍛えられたのではないでしょうか・・・
その他、呼び込み君の音声の吹き込みや、店番もお手伝いしました。

出店では自分ひとりでは関わることがなかったかも知れない方たちとも知り合うことができ、興味の幅が広がりました。
とくに「札幌マルシェ」は女性のためのイベントで、そこに女性疾患の私を連れて行ってくれたことに感謝。(普段はウィッグですが、その日は思い切ってウィッグを脱いで接客しました。)

デザインしたチラシなど

③地域にあるものを楽しむ
例えば自分たちが明るく楽しく朗らかに動画制作をしている様子を発信する事によって、見た人・関わった人が笑顔や元気になって、それが波及していき、地域活性化まで繋げることができるのか。

<成果>
上記の動画のうち「大沼遊船」にはコーヒー屋さんのお知り合いから、空撮動画や写真を提供していただきました。そして「感動してます」という嬉しいコメントもいただきました。
また、前回【研究計画書】でご紹介した「クアプラザピリカ」は職員の方がX(旧Twitter)でなんどもPRして下さりました。
動画を通じてお互いに良い相乗効果が起こる可能性を見出せました。
今は私の体力と気力不足で積極的にぐいぐい行動するのがむずかしいけど、もう少し元気になったら・・・と妄想が広がります。

◆その他の変化、これからのことなど

コーヒー屋さんと協力中は、私のX(旧Twitter)名にお店の名前を入れることにしたのですが、すると今まで反応がなかった層からの反応がくるようになりました。

フォロワー数は200名程増加。
いいね数も以前より増え、50以上になることもしばしば。
安定してそれくらいいいねしてもらえるようなアカウントになればいいな。

私自身は投稿のスタイルを変えたつもりはなかったのですが
お店の情報をつぶやくようになったこと
コーヒー屋さんのおかげで行動範囲が広がったこと

が功を奏したのではないかと思います。
Xの普及は全然視野に入れてなかったのですが、おもしろい気付きになりました。

今回は、新しい生き方を実験することによって、自分の強みを見つけ、自信を持てるようになるのか。今は知識として知っているだけのものを実際にやってみて、より多くの人の役に立てるような知見としていきたい。という目的もあります。

治療が終わって約3か月、思った以上に体力の問題など困難なことはあるけれど、おかげさまで色々やらせてもらって「意外と働けるじゃん!」という気持ちになっています。

そして相変わらずひとりも好きだけど、お店に関わらせてもらってからの数か月はひとりで過ごしてきたこの10年より濃いものだな~と。

残りの研究員期間もゆるっと、できることをできるだけがんばります!

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