マンガで東洋医学を考察シリーズ③キン肉マンで血を考える
キン肉マンで東洋医学の血(栄養)を考察すると
友情パワーはオキシトシンというホルモンによるものかもしれません。
オキシトシンは人とのつながりや触れあいを通して分泌される幸せホルモンです。
またオキシトシンが分泌されると人を信頼できるようになります。
戦った相手と信頼を結ぶことが出来るのは、プロレスを通して相手と心を通じあわせた結果です。
その心を通じあわせるポイントがオキシトシンなのです。
普段からオキシトシンを分泌できている人は、火事場のクソ力を発揮するアドレナリンの分泌もスムーズです。
アドレナリンは身体を興奮状態にさせるホルモンで、アドレナリンの分泌が高まることで普段ではありえない力を発揮できます。
この火事場のクソ力はアドレナリンによって気(代謝)を爆発させていると考えられます。
普段から気(代謝)を高めるには運動が大切ですが、爆発的に高めるためには血(栄養)が必要です。
また、気(代謝)を高められるの人は気(代謝)を練れています。
気を練るというのは身体にエネルギーを蓄えるという事です。
気(代謝)を高めるのは身体を興奮させる交感神経ですが、気(代謝)を練るのは身体をリラックスさせる副交感神経です。
ここでポイントとなるのは、気(代謝)を練るためには副交感神経を優位にしないといけないということなのです。
オキシトシンが分泌されている人は副交感神経が優位になりストレスに強くなります。
つまり副交感神経が優位になっている時間は気を練っているのです。
また普段からリラックスして副交感神経を刺激している人はオキシトシンが分泌されやすくなります。
キン肉マンは戦うとき以外は極めてリラックスしています。
大好きな牛丼を食べるのも副交感神経を優位にします。
食事で分泌される幸せホルモンはオキシトシン以外にも、食事で分泌されるドーパミンやリラックスしている時に分泌されるセロトニンなどがあります。
仲間との信頼を築いてプライベートを充実させてリラックスした時間を楽しむ事こそが、試合が始まったときの火事場のクソ力につながると考えられます。
このオキシトシンは他人を思いやったり感謝したりすることでも分泌されます。
だからスポーツ選手などは周りへの感謝をすることが大切と言われるのは、オキシトシンの分泌をスムーズにするためなのです。
勝つことを意識するのは大切ですが、勝つことを全てにすると交感神経ばかりが優位になっています。
交感神経が優位な人は普段から高いパフォーマンスを発揮しますが心身ともにゆとりがありません。
心身のゆとりが少ない人は、ここぞという時に力を発揮できないのでキン肉マンに負けたと考えられます。
なぜ正義超人は強いのか?
それは普段から周りへの気づかいや感謝を忘れていないからです。
悪魔将軍のように強さだけを追い求めても土壇場での強さが発揮されません。
仕事やスポーツのパフォーマンスを高めるためには、プライベートではリラックスして副交感神経を優位にしてオキシトシンの分泌を促しましょうo(^o^)o