キラメキ内臓占いから見た牛タイプと馬タイプの違い
牛と馬は同じ草食の哺乳類ですが、運動能力や性格には大きな違いがあります。
五行色体表から見れば牛は土に分類され胃が強く、馬は金に分類され肺が強いと言われます。
一般的に牛はのんびりと安定した性格で人間なら土タイプ、馬は臆病で好き嫌いが激しい人間なら金タイプとなります。
そんな性格の違いは内臓や身体の造りから来ているのです。
まずは足の違いを見てみましょう。
同じ四足歩行ですが蹄の数は違って、牛は二つでのんびりだけど安定しており、馬は一つで不安定だが長距離を速く走れるようになっています。
馬が長距離を速く走れるのは、蹄だけでなく肺が強く逃げることに特化しているからです。
牛はのんびりですが力強いのが特徴で、バッファローなどをイメージすると分かるように徒党を組めばライオンにも対抗できます。
のんびりした性格は消化にエネルギーを割いているからです。
ですが、現在の牛の祖先となるオーロックスは柔和な性格のために、人間に狩りつくされ絶滅したとのことです。
牛に限らず絶滅する動物の多くは、能力はあっても柔和な性格が災いすることが多くあります。
対して馬は蹄が一つの分だけ長距離を速く走れるので、人間に重宝され現在でも活躍しています。
運動能力では馬に軍配が上がりますが、牛には胃が四つあるという特殊能力があります。
牛は胃が四つあることで消化不良を起こしにくく、栄養をしっかりと吸収できることで身体を大きく育てられます。
馬は骨折すると致命的なダメージを負いますが、牛は骨折しにくく回復力があるのは消化吸収力があるからなのです。
馬は骨折すると身体の構造上、血行不良を起こして死に至ることが多いために骨折すると安楽死が選ばれることが多くあります。
農耕においては西日本は牛が中心で、東北などの農耕時期が短い土地では馬が主流だったと言われます。
牛は寝ててもすぐに気が付くほどにデリケートですが、温厚な性格なので飼育が比較的に容易です。
牛タイプの人はチームの中でも比較的に誰とでも仲良くなります。
馬は臆病で敏感なので、優しく接しないとすぐに敵意を持たれてしまいます。
馬タイプの人は好き嫌いが激しいので、好きな人としか話さない傾向にあります。
また馬は臭いにも敏感なので、優しい人を臭いで覚えたり帰り道を臭いで覚えていたりします。