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東洋医学から見た中庸と引き寄せの法則

引き寄せの法則とは強く願ったり信じたりした事が実現しやすいという考え方です。

これはポジティブなものに意識を集中し、ネガティブなものは避けようとしがちな考え方です。

ですが東洋医学では、一見するとネガティブなことでも俯瞰的に見る中庸(ちゅうよう)の考え方を推奨しています

良いことも悪いことも太極図のように表裏一体なので、良い事だけをイメージするのではなく悪いことも同時にイメージしておかないと足元をすくわれます。

何事も偏ることで問題が生じるので、常にバランスを保てるような生き方を東洋医学では勧めています。

良いも悪いもバランスが取れていれば、客観的に行動でき望むものも手に入りやすくなります。

例えば「お金持ちになりたい」と考えて行動したとしましょう。

実際にお金持ちになったら手に入る様々なメリットをイメージすれば、やる気や具体的な行動が伴うかもしれません。

ですが、お金持ちになったことで忙しくなりすぎたり身体を壊したりするかもしれないのです

そんなデメリットを抱えてもお金持ちになることにこだわるのか?
本当に自分が欲しいものはお金なのか?

実際はお金はほどほどで、自由な時間が多く健康でいられる方が幸せを感じるかもしれません。

そうやってメリットとデメリットを俯瞰的に見比べれば自分が最も必要としているものが分かり、本当に必要なもののために行動した方が引き寄せる力は強くなるのです

欲しいものを引き寄せるためには行動ばかりが重要ではありません。

太極図から見れば「行動する事」と同じくらいに「待つこと」も重要なのです。

一見すると相反する行動が実は同じくらい重要だったりするのです

整体の世界でも、どんなに上手い施術をしても回復には一定の時間がかかります。

それを施術時間だけ長くしても思うような成果は得られません。

結局のところ欲しいものを手に入れるためには、
動くべき」か「待つべき」か
その判断から重要になってくるのです

明けない夜が無いように、終わらない昼もありません。
良くも悪くも状況は常に移り変わっていくのです。

その中で新しい何かを求めて行動するばかりではなく、今あるものの価値を見直しながら待つことも大切なのです


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