陰陽から見た性格の5分類の神経症傾向とは
性格の5分類と言えば、開放・外交・神経症傾向・協調性・誠実性などがあります。
その内の神経症傾向が高い人とは、困難な事に敏感で自分の感情をコントロールするのが苦手です。
また、ストレスへの対処が下手でイライラして抑うつになりやすい等の特徴があります。
これは感受性が高く細い事にも目が行くから現れる特徴で、完璧主義に陥る人が多くいます。
神経症傾向が高いと聞くと問題がありそうに思われますが、人よりも敏感な分だけ医療従事者や弁護士などの高い責任を持つ職業に就く人も目立ちます。
若い時には苦労する場面も多くありますが、多く悩んだ経験は大人になるほどに活きてきます。
陰陽から見れば神経症傾向は陰に属し、人の意見に耳を傾けられる柔軟性があり考えて動けるタイプです。
虚実から見れば虚は身体が弱い傾向にありますが、弱いからこそ共感力は高くなります。
特に患者に寄り添う医療従事者などは陰虚の共感力が求められる職業です。
また、じっくりと物事を考えられるのが陰の特徴であり、弁護士に求められる資質です。
冷静に物事を考えて公平な判断が出来るのは虚の特徴でもあります。
陽の人は感情が入りやすく、実の人は偏った考え方が目立つので弁護士などの仕事は陰虚の人に向いています。