イヤホン、電車(2019/12/02)
朝登校した時の話。
最寄り駅のホームで待っていると、後ろの方から割と大きい音量でラジオが聞こえてきた。そっちを見るとイヤホンをしてる女性がいる。スマホに接続し忘れちゃったようだ。
ここで指摘するのが私の役目なんだけど、自分で気づくんじゃないかと思って躊躇ってしまった。
そうこうしてたら電車が来た。ああ、言わなきゃ。「イヤホンついてませんよ」って。
「あ、あの、、イヤホン...(ボソッ)」でもいいから。
...言えなかった。そのまま乗車し、向かいのシートに座る。車内にラジオが響き渡りまくっているが、誰も注意しない。誰も何も聞こえてないような顔をしている。
この状況をつくったのが私だと思うと、本当に申し訳なくて全員に謝りたくなった。
5駅くらい過ぎたころに自分で気づいてくれたようで、音は止んだ。私は罪の意識から少しだけ解放されたようでほっとした。
しかし彼女はというと、イヤホンでラジオを聴くのさえやめちゃって、少し涙目で財布をなくした時みたいな顔で落ち込んでしまった。
そんな顔しないでくれよ〜〜〜 俺が悪いんだよ〜〜〜(;_;)(;_;)(;_;)
「教えてあげられなくてごめんなさい。誰でもあることなので、元気出してください!」って本当に言おうと思った(まあ言えなかった)。
とにかく、最初に指摘しなかったのがまずかった。無言は罪悪ですよ。間違えてもいいから何か言わないと物事は良い方に動きません。悔い改めます。
それではお聴きいただきましょう。トリプルファイヤー で、なんかしゃべんないと友達になれない です。
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