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インドネシアの文化(食事&宗教)

 前回は僕がインドネシアを好きになった理由について書いたついでにインドネシアの人間性やインドネシアと日本の結びつきについて紹介した。そこで今回は前回告知したようにインドネシアの文化を紹介したい。

これは多くの人が知ってるかもしれないが、インドネシア人の90%近くがイスラムを信仰していて、そのイスラムにはいくつかのルールが存在する。まずはそのルールをおさらいしたい。

・1日に5回の礼拝(日の出前まで、正午、午後、日没後、就寝前)
・ハラール(食べても良いもの):鶏肉、牛肉など、天然の魚介類、野菜・果物等
・ハラーム(食べてはいけないもの):豚肉と豚に由来するもの、アルコール

ここに挙げたのは一部だが、ここにやってくる時まではちゃんとこれがどんな感じで行われているのか興味を持っていた。実際には礼拝の時に街中にスピーカーで大音量で流れていて礼拝の時間がわかるのがすぐわかる。朝4時半頃に鳴るので最初はその時間に一回起きていた。やっぱりスピーカーが1日5回も流れるのは日本からしたら異様な光景だと、noteを書いていて思う。また、それだけの回数を行うわけで、一緒に遊んでる時も祈りに途中で抜けてまた戻ってくる。それが盛り上がってる時でも一回抜けないといけないと考えるとかわいそうだなと思うと同時に、他の人もそれを理解しているのも(当たり前だけど)やっぱり宗教・文化も違うんだなって思った。こういうのを経験できるのも他の国に行かないとできないし、この国だからこそって思って留学に来ている。


また、ほとんどの人がイスラム教を信仰しているが、人が多いとそれだけ信仰度合いも様々である。お酒は禁止と言っておきながら結構飲んでる人(その場合どうなるかは個人で聞いてください)が多いらしい。あるインドネシア人はお酒はもちろん飲むしそもそも‘祈り方を知らない’人もいる。

  その名も“ムスリムヤンキー”

ここに来るまでは全員ちゃんとイスラム教のルールを守っているもんだと思っていたし、男女同士で公の場所でいちゃついてはダメというのも普通にいちゃついてたりして意外と甘いところもあるんだなって思った。確かに考え方、捉え方は人それぞれだし、そういう所も人それぞれなんだろうとここにきて思った。


 食事に関していえば、「食べ物は辛く、飲み物は甘い!!」辛くなくても辛いソースがついてたり、店員が辛くないって言ってるのに辛かったりする。飲み物も普通のお茶を頼むとすごく甘いお茶が出てくる。僕の周りの日本人(自分も含め)はそんなに好きじゃない。だからと言って現地の人が全員辛いのが好きということでもない。普通に辛いのを避ける人もいるので辛いのが好きな人の割合は日本とそんな大きく変わらないんじゃないかなと思う。

もちろん辛くないものもある。自分のおすすめはやっぱりナシゴレンとアヤムゴレン。あと名前は忘れたけどナスを揚げたやつ。果物で言えばバナナやマンゴー、manghis。

また、食べ物や果物を全体的に日本より安く食べれるのですごく良い!例えば下の写真のピンクの変なのがのったものは300~400円くらいで食べれる。飲み物も水が20円もしないくらいで買えたり、コーラも30円台で買える。若干日本の味と違うところもあるけど大半は普通に飲める。

ただ、気を付けてほしいことがある。

・むやみに市場の食べ物にチャレンジしないこと。

・ウォーターサーバーの水はちゃんと健全かどうか確かめること。

これを守らないとトイレ地獄が待っている。実際に僕もそれでお腹壊してるし、そのせいで1日に5回以上トイレに駆け込むことだってあった。インドネシアのトイレにはトイレットペーパーがついていないので(インスタにて紹介済み)それを忘れたときは一生の終わり。

読者にはそれを気を付けてほしい。それさえ気を付ければ楽しいインドネシア生活が待っているよ(たぶん)

 こんなわけで今回はインドネシアの宗教と食事について紹介したが、どうだろうか。少しでも興味を持ってくれたら幸いである。これまでインドネシアの良いところをピックアップしていったので次は悪いところを紹介しようと思う。

また次回、お楽しみに。

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