✅20代女性【挑戦するのが苦手】を選択理論でコーチング人生案内#84
「20代の女子大学生。新しいことに挑戦するのが苦手です。そのせいで今までに何度も後悔しています。」
次を参考に「相談者の答え」を引き出す質問を自由に考えてみてください。
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
相談者の「困りごと」
・新しいことに挑戦するのが苦手で、今までに何度も後悔していて、困っている。
・何か始めようとしても、余計なことを考えて始められず、やっておけばよかったと後悔するばかりで、困っている。
・もともと考えすぎる癖があり、決断を先延ばしにしがちで、困っている。
・今やってみたいことがあるが、勇気が出ずに悩み続けていて、困っている。
相談者の「願いごと」
・「新しいことに挑戦するのが苦手な自分」、「何か始めようとしても、余計なことを考えて始められない自分」、「考えすぎる癖があり、決断を先延ばしにしがち」な自分、「今やってみたいことがあるが、勇気が出ずに悩み続けている自分」を変えたい。
・残りの大学生活をよりよいものにするためにも、現状を変えたい。
【コーチングモデルと選択理論の考え方】
【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう
・「新しいことに挑戦するのが苦手な自分」、「何か始めようとしても、余計なことを考えて始められない自分」、「考えすぎる癖があり、決断を先延ばしにしがち」な自分、「今やってみたいことがあるが、勇気が出ずに悩み続けている自分」を変えたいが、うまく変えられなくて困っている。
(「ダメなもう一人の自分」を変えたいが、変えられなくて困っている。「もう一人の自分」に自分が振り回されて困っている)
・残りの大学生活をよりよいものにするためにも、現状を変えたいが、変えられなくて困っている。(願いを叶えたいが、叶えられなくて困っている)
以上を参考に、ここで、みなさんのコーチング質問を考えてみましょう。
【心に響く回答者(増田明美さん)の言葉】
私は次のような質問を考えました(ご参考まで)
・もう一人の「新しいことに挑戦するのが苦手な自分」、「何か始めようとしても、余計なことを考えて始められない自分」、「考えすぎる癖があり、決断を先延ばしにしがちな自分」、「今やってみたいことがあるが、勇気が出ずに悩み続けている自分」が、もし、あなたにという個人にとってすごく大切なニーズや価値観、個性のようなものを満たすためにそのような行動をとらせているとしたら、「もう一人の自分」はどんなことをすごく大切にしていそうですか?
・もし、あなたと同じように、「新しいことに挑戦するのが苦手」、「何か始めようとしても、余計なことを考えて始められない」、「考えすぎる癖があり、決断を先延ばしにしがち」、「今やってみたいことがあるが、勇気が出ずに悩み続けている」などのことで悩んでいる友人がいるとしたら、その人のそれらの個性、持ち味を大事にしてと励ましてあげるために、上のような、その人がマイナスだと思っていることを、どういうふうに「プラスの肯定的な個性、持ち味」と言い換えてあげますか?
・「中学時代と同じ部活に入ったこと」、「コロナ禍もあり、大学での部活やサークルを諦めたこと」、「やってみようの精神で始めたことが、思っていた通りにならず、やめたこと」「やってみたいことがあるが、勇気が出ずに悩み続けていること」などは、プラスの面でみると、どのようなことをあなたにもたらしてくれていそうですか?
・もう一人の「新しいことに挑戦するのが苦手な自分」、「何か始めようとしても、余計なことを考えて始められない自分」、「考えすぎる癖があり、決断を先延ばしにしがちな自分」、「今やってみたいことがあるが、勇気が出ずに悩み続けている自分」を、いやな自分、ダメな自分ときらいになって、「自分の自分との関係」をますます遠ざけていけば、この先、どうなっていきそうですか?
・「もう一人のいやな自分、ダメな自分」が、あなたに優しくしてほしい、そんな自分を受け入れてほしい、と願っているとしたら、どういうふうに受け入れて、励まし、勇気づけてあげられそうですか? また、お友達になってあげられそうですか? そのお友達は、どういうときに、あなたの力になってくれそうですか?
・もし、あなたが、「もう一人の自分」と仲良くなって、「もう一人の自分が持つプラスの個性や持ち味」も受け入れて、あなたが成りたい「新しいことに勇気を持って積極的にチャレンジする自分」と一体化できるとしたら、この先の人生で、そのような新しいあなたは、これまでとどのような違いが出てきそうですか?
・「失敗」は、どういうときに「本当の失敗」になるのでしょうか? 一方、「失敗」がかえって「=成功」となるときは、どんなときでしょうか?
今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。