✅60代主婦【30代息子と娘 定職なく不安】を選択理論でコーチング人生相談#35
60代の主婦。子ども2人について相談します。
次を参考に、相談者の答えを引き出す質問を、自由に考えてみてください。
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
相談者の「困りごと」
・定職に就いていない30代の息子と娘に、生活を安定させるように、
言っているが、聞く耳を持たなくて困っている。
・娘と息子が将来、生活困窮者になって苦労する姿を想像すると、毎日不安でゆううつで、困っている。
・同年代の人が孫を抱き、家族が増えていくのを見ると、とても孤独を感じて、困っている。
相談者の「願いごと」
・息子と娘に、早く定職について、生活を安定して欲しい。そして、家族を持って、孫の顔を見せて欲しい。(推測)
【ふだん使いをしやすいコーチングモデル】
【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう
・30代の息子と娘に、定職に就かせ、生活を安定させたいが、言うことを聞かなくて困っている。(相手を変えたいが、相手が変わらなくて困っている)
・息子と娘が、将来、生活困窮者になって苦労する姿を想像するなど、定職に就こうとしない息子と娘に、自分が振り回されて、困っている。
【心に響く回答者(久田恵さん)の言葉】
・息子さんは会社を辞めた後、親に依存せず、再び家を出て働き始めました。転んでも起き上がって、わが道を進む、それでいいのだと思います。 娘さんは、困難をわかったうえで、自分の好きな道を進む強い意志がある。すてきだと思います。
・お子さんたちがせっかく、素手で自分の人生を切りひらこうとしているのですから、「頑張って、やってごらん」というまなざしで見守ってあげるのがいいかと思います。
・親が「孫がいないと孤独」などと思い、自分の幸せのために子どもに安定した生き方を求めるのは筋違い。あなたは自分の人生を自力でいきいきとしたものにしましょう。そういう親が子どもにとって一番いい親。子どもは安心して、自分の人生に集中して取り組めます。
次のような質問を考えてみました(ご参考まで)
・大人として、自立して生活しており、それなりに生活に折り合いを付けていて、「今、定職につくこと」を考えていないかもしれない息子さんと娘さんに、「定職につきなさい」「生活を安定させなさい」と、もっと強く言い続けたら、二人との関係はどうなりそうですか? 息子さんと娘さんは、あなたとの距離を近づけるでしょうか、それとも、遠ざけたいと思うでしょうか?
・息子さんと娘さんは、おかあさんであるあなたに、自分たちとどのような関係でいてほしい、距離感でいて欲しいと考えているでしょうか? また、自分たちのことはそれはそれとして、お母さんには、どのような人生を送って欲しいと考えているでしょうか?
・もし、仮に、息子さんと娘さんの今の生活が、あなたには変えられないこととして、諦めることができたとしたら、それはそれとして、あなたは、自分の自由にできるところでは、どのような人生を送りたいと考えているのでしょうか? ご主人と、今後どのような人生を送ることができればいいと考えていますか?
・息子さんと娘さんは、自分たちのことに関わらないところで、元気で、幸せに、楽しそうに生きている両親を見ることができたとしたら、どう思うでしょうか?
今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。
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