✅50代女性【子どもたちに嫉妬する私】を選択理論でコーチング人生案内#67
「50代の女性会社員。3人の子の母です。子どもたちに嫉妬する自分がいます。」
次を参考に「相談者の答え」を引き出す質問を自由に考えてみてください。
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
相談者の「困りごと」
・3人の子どもには勉強できる環境、欲しいものも手に入れられる環境を与えているが、自分の両親からそのような恵まれた環境を与えてもらえなかったことから、心にときどき、モヤモヤしたものが現われ、子供に対する嫉妬と悲しみを感じて、困っている。
相談者の「願いごと」
・子供に対して感じる嫉妬と、自分が環境に恵まれなかった悲しさという、心のモヤモヤを回避して、これらの気持ちから逃れたい。
【ふだん使いがしやすいコーチングモデル】
【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう
・「子供の恵まれた環境に嫉妬し、自分の恵まれなかった環境を悲しむ自分」に振り回されて困っている。(「もう一人の自分」に自分が振り回されて困っている)
以上を参考に、ここで、みなさんのコーチング質問を考えてみましょう。
【心に響く回答者(最相葉月さん)の言葉】
私は次のような質問を考えました(ご参考まで)
・今のあなたは、子供の頃や若い頃に叶えたかったこと、例えば、大学進学や、ひな人形、振り袖なども、今、ご自身が手に入れようと思えば、かなりのことが、ご自分の力で手に入れることができる環境にいらっしゃるのではないでしょうか?
ご自身が、子供の頃や若い頃に叶えたかったのに、叶えられなかったことを、少し遅くなりましたが、「生きているうちにできるだけ叶えてやる」と決心したとして、もし、お金や時間等も含めて、何の制約もなかったら、どんなことをやりたいですか、どんなものを手に入れたいですか? また、これからの人生をどのように生きていきたいですか?
・もちろん、したいことや、手に入れたいものを、100%満足できる形で手に入れることはできないでしょうが、そのうちの何割かが実現できたとしたら、あなたの考え方や気持ちに変化が起きないでしょうか?
・もっと自分自身や、自分の願いごとを大事にして、自分ができることを、したいようにしていくことができれば、今よりも、あなたの心や気分は満たされそうですか? もし、それがうまくいったら、今ときどき感じる「子供に対しての嫉妬や、自分が環境に恵まれなかった悲しさ」などは、どんな感じになっていきそうですか?
今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。