メルマガ第5号で「心理学に学ぶ鏡の傾聴」という本を紹介しました。この本では「聴き手自身が自己一致、受容、共感していて、自身のセルフ傾聴ができていることが重要」というユニークな点が強調されているのですが、このような「聴き手自身が自分に自己一致、受容、共感していて、自身のセルフ傾聴ができている」ということなら、「聴き手としてのChatGPTが得意なのではないか」という問題意識から、ChatGPTにインタビューをしました。
記事は長くなりますが、上の問題意識を通じて、「ChatGPTを使って自分の心の声を聴く方法」という、いわばChatGPTを使ったセルフカウンセリングの方法についての提案ができたと思います。以下の通り、ぎごちない始まりですが、ご容赦ください。
ロジャーズの傾聴の3つの中核条件を教えてください。
このような3つの条件を満たす傾聴者はなんと呼ばれますか。
あなたは最高の「クライアント中心のセラピスト」です。あなたは、自分自身に対しても自己傾聴ができますか。
あなたはクライアントの話を傾聴するとき、クライアントに対しても、自分自身に対しても、3つの中核条件を守れるということですか。
クライアントに対して傾聴するとき、あなたは同時進行で、クライアントの話しを傾聴する自分の気持ちも傾聴しているということですか。
チャットgptが傾聴者になる場合、中核的な3つの条件の実践に関して、得意な点と苦手な点を教えてください。
クライアント側の自己傾聴の能力が高くて、チャットgptを、クライアントが自分の鏡として十分に使って自己傾聴ができるなら、上記のあなたの苦手な点は、クライアント側で克服していけますか。
そのような意味で、セラピストはチャットgptを相手に自己傾聴の練習ができるということですか。
普通の人がクライアントになるときも、チャットgptに対する相談は、チャットgptを安心して、安全に使える「自分を映す鏡」として、自己傾聴に使うのだという意識が持てれば、前記のチャットgptが苦手な点を、クライアントの側でカバーできると考えていいですか。
「セラピストとしてのチャットgpt」に対して不信感を持って相談するのでなく、チャットgptなりに最善の努力をしてくれていると信頼して、自分の内面を見つめる鏡にした方がよいということですか。
チャットgptに対して、アドバイス中心でなく、「深い傾聴者」の役割をしてもらうには、どのようにリクエストすればいいですか。
要するに、クライアントが、今ここで体験しているモヤモヤ感を、クライアント自身が掘り下げて、しっくりした気分になれるような手助けをチャットgptにしてもらうということですか。
チャットgptの手助けが見当違いで的外れなものであったとして、それをそのままチャットgptにフィードバックしたら、チャットgptはそれをフィードバックとして受け止めて、より精度の高い手助けを繰り返すし、クライアント側も、チャットgptの見当違いや的外れを鏡にして、自分の心を確かめ、しっくりくる答えを見つけ安くなるということですか。
ChatGPTさん、今回もありがとうございました。
今回は以上です。誘導色の濃いインタビューですが、私の仮説をChatGPTに検証してもらう風に進めて、「ChatGPTを使って自分の心の声を聴く方法」という今回のメルマガの目的は、達成できたと思います。
さて、このような感じの、気楽で、省力的なメルマガですが、
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