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身近なブルーオーシャン

ブルーオーシャンは、山でいえば裏山もその一つか。「人の行く裏に道あり花の山」という言葉がある。

 例年の大晦日の住吉大社(大阪市住吉区)なんかはこれに近い。日中はほとんど参拝客がおらず、のんびりとして風情がある。しかし、年が明ければ、全国一の初詣客数で数十万人が参拝する。これはある意味でレッドオーシャンか。もっと色とりどりで華やかであるが。

 コロナ対策が万全という前提条件はあるが、今年の観光名所は、当面、そこに行ければ、どこも訪問者にとっては比較的、快適でゆったりしたピンクオーシャンとなるだろう。

 この正月は、元旦、2日と一人で巣ごもり、過ごしているが、それはそれで、ブルーオーシャンのようなもので、落ちついたぜいたくな自分の時間がとれている。

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