✅30代女性【勤務中スマホいじる同僚】を選択理論でコーチング人生案内#92
「30代の女性です。同じ障害者雇用の同僚が仕事中にずっとスマートフォンを触っています。」
次を参考に「相談者の答え」を引き出す質問を自由に考えてみてください。
【相談者の困りごと、願いごとを考えましょう】
相談者の「困りごと」
・「勤務中にスマホで遊んでいる同僚」にいらついて困っている。
・同僚の仕事が締め切りに間に合わなくなると手伝わされるのがストレスとなって、困っている。
相談者の「願いごと」
・「勤務中にスマホで遊んでいる同僚」に振り回されることなく、前向きな気持ちで仕事ができるようになりたい。
【コーチングモデルと選択理論の考え方】
【相談者の困りごとのパターン】を考えましょう
・「勤務中にスマホで遊んでいる同僚」に自分が振り回されて困っている。
・「同僚に振り回されている自分」を変えたいが、うまく変えられなくて困っている。
以上を参考に、ここで、みなさんのコーチング質問を考えてみましょう。
【心に響く回答者(増田明美さん)の言葉】
私は次のような質問を考えました(ご参考まで)
・「勤務中にスマホで遊んでいる同僚」のこと、その同僚の仕事の遅れを手伝わされること、しかも、その同僚の方が給料が高いことなどをストレスに感じるのは、大なり小なり、あなたと同じ立場にあれば、誰にでもある当然のことだと思います。そんな状況でも、「精一杯、仕事にがんばっているご自分」のことを優しく思いやり、励まし、勇気づけてあげてください。
・ところで、あなたにとって、今のお仕事や職場は、どのような意味を持っているのでしょうか。今の職場には、できればこれからもずっと働きたいのですか。また、例えば、これから3年後とか10年後とかに、ご自分はどこで、どのような立場で(例えば、上司とかリーダーとか)、どんなお仕事をしていたいですか?
・また、私生活では、これから、どういう生活ができたら理想なのですか?
・今の職場でのお仕事を続けるのも、もっと良い職場があれば転職されるのも、あなたの選択だと思いますが、同僚のことは同僚のこととして、それ以外に、あなたが今の職場で得ることができていて、転職するとすれば失ってしまうことには、どんなさまざまなものがありそうですか?
・上司の方も、その同僚の方に当初は注意したけど直らないということかもしれませんし、一方で、職場としては、何かの事情で雇用し続けなければならない理由があるのかもしれません。もしそうだとしたら、その方の今の状況が良い方向に変わるのも、ひょっとしたら難しいかもしれません。
仮に、その同僚の方の今の状況がずっと変わらないとした場合、あなたの方で、そういう状況を、「それはそれとして諦める」ことがうまくできたとしたら、今と違って、どのような働きぶりをされているでしょうか? どのような働き方がしたいですか?
・あなたのこれから将来のことを考えたとき、今のあなたのお仕事や職場は、どんな意味を持ち、あなたは自分のさまざまな願いのために、お仕事や職場をどのように役立てることができそうですか? そして、もし、お仕事や職場をあなたが自分の思うように役立てられることがわかっているとしたら、とりあえず、手始めとして、どんな小さな行動から始めてみたいですか。
・自分の将来に向って、さまざまな願いごとのために努力することができているご自分が実現できたとしたら、そのときは、「勤務中にスマホで遊んでいる同僚」に対するあなたの見方は、どのような変化がありそうですか?
今回は以上です。上の質問は、自己対話で使うと、セルフコーチングができます。お役に立てればうれしいです。それでは、また次回。