![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5346786/rectangle_large_251b5c0a1a1d5ed7327eff5652479c0b.jpg?width=1200)
Sketchでアイコンを簡単に描く Part.1
この記事はSketch Advent Calendar 2017 5日目の記事です。
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こんにちは、デザイナーの沢登(@sawamemo) です。
私はデザインする際にSketchを使う事が多いのですが、以前はSketchの独特なパス操作が苦手でアイコンなどはイラレで作成し、Sketchに移す。というフローでカバーしていました。
しかし、実際のところアイコン程度のシンプルな形状であれば、複雑なパス操作やアンカー操作を行わずとも作成出来ます。(ということに気づいたのが2年ほど前)
また、デザイナーによってもアイコンの作り方もまちまちで、自分の作り方をアウトプットしてみたら、別の作り方も見えてくるのでは?と思い記事を書いています。他にも良い作り方があれば教えて頂けると嬉しいですね🙏
前提
今回作成したアイコンは8つで、主にアプリなどやWebサービスでよく使われる(よく作っている)物をピックアップしてみました。
また、ペンツールなどでベジェ曲線を使わずに、線・円・多角形などのSketchにデフォルトで使えるオブジェクトを利用し、制作者の技術に左右されづらい作り方をしています。
主に使うツール
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5350974/picture_pc_973ed949f87d850fb61202ad51e6bf34.jpg?width=1200)
Scissorsは今回の記事の中でも重要なtoolで、デフォルトのツールバーにも入ってない(はず)のですぐカスタムして追加しておきましょう。
では、アイコン制作に入りましょう。
➕
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5337604/picture_pc_08abdae018b5185aace7d6847b031b3a.jpg?width=1200)
1.Lineで縦線を引く
2.Lineで横線を引く
3.完成
❌
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5337605/picture_pc_640639af4744947c0cd76c9c346a0338.jpg?width=1200)
1.Lineで縦線を引く
2.Lineで横線を引く
3.Rotateで45度回転
4.完成
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![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5337606/picture_pc_f8afc42ebcc8c7d87dc7fa04392d67ff.jpg?width=1200)
1.Rectangleで四角を作成
2.Rotateで回転
3.左右どちらかのパス2辺をScissorsで切り取り
4.完成
🔍
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5337607/picture_pc_7f8d1dd0d37d7f0b96e6fbae2fc2a900.jpg?width=1200)
1.Ovalで円を作成
2.Lineで線を追加
3.Rotateで回転
4.完成
👱
![画像6](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5337608/picture_pc_2ce58666c267f73b4aebc8e92dd1c23e.jpg?width=1200)
1.Ovalで円を2つ作成
2.下の円の下部2辺をScissorsで切り取り
3.完成
🏠
![画像7](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5337609/picture_pc_2952ca874c493fa4df9b49ff5a70bb91.jpg?width=1200)
1.Rectangleで四角を作成
2.作成した四角を複製
3.複製した四角をRotateで45度回転
4.最初に作った四角の高さを調整
5.2つの四角から2辺と1辺をScissorsで削除
6.もろもろ線を追加して完成
🔔
![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5337610/picture_pc_c32acc9e2fd6792e00f7481fc289d743.jpg?width=1200)
1.Rectangleで四角を作成
2.上部の角をRadiusで角丸
3.Ovalで円を追加
4.円の上部をScissorsで切り取り
5.もろもろ線を追加して完成
🖋
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5337612/picture_pc_fef341743af7d888f3404f979f731856.jpg?width=1200)
1.Rectangleで四角を作成
2.左上のアンカーを選択
3.選択状態でdelete
4.パス削除されて出来た三角計を複製してからFlipで左右反転
5.2つの3角形をUnionで結合してからFlattenでパスの結合
6.下部2点のアンカーを選択しアンカーを上に移動(裏返すイメージ)して矢印の形に
7.高さを調整し
8.Rotateで45度回転
9.もろもろ線を足して完成
ブラッシュアップ
![画像10](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5346790/picture_pc_b2ea6ea92bb59c5f0a4355a8199a0008.jpg?width=1200)
作成したアイコンを並べ、それぞれのアイコンが同じテイスト、同じウェイトになるようにサイズや形を整えて完成です。
まとめ
これらのアイコン制作手法を最適化していくと、物にもよりますがiconjarなどでアイコンを引き出す手間より早く作れたりするので、知っておくと良いかもしれません。
このレベルのエレメントに関するSketch記事はまだまだ少ない印象なので、布教も兼ねて細々と続けていこうと思います。
お読みいただき、ありがとうございました!
本記事のファイルは公開しています。