#1 ソフィーとの出会い。 保護犬との暮らし 初めてのフォスター体験 in カリフォルニア
アメリカ・カリフォルニアでの初めてのフォスター体験を通して気づいたことや感じたことを書いています。
シェルターから預かった、保護犬ソフィーと旦那さんとわたしで過ごすほのぼのとした暮らしの日記です。
フォスターって何?
日本では、あまり馴染みのない「フォスター」という言葉。
フォスターとは、シェルター(保護された犬や、飼い主が何らかの理由で飼えなくなった犬などが保護される施設)にいる犬を一時的に預かったり、飼い主がみつかるあいだ、自宅で預かる制度です。
フォスターをすることで、シェルターにも空きが出て、新たな保護犬が入るスペースができます。またフォスターされた犬は、新たな家族と出会って迎え入れられるという好循環が生まれます。また犬にとって、人と暮らすことで幸せや安らぎなどを感じることができ、人にとっても犬と暮らすことで、幸せや安らぎを感じさせてくれます。
アメリカでは、犬と一緒に暮らすことは特別なことではなくて、ごく普通のことだなと感じます。レストラン(屋外席)や公園、ビーチ、どこへ行っても犬を連れている人たちをたくさん目にします。アメリカ人にとって犬とは家族の一員。それを実感することができます。アメリカに住む方のお話を聞くと、やはり保護犬や里親、フォスターへの取り組みは、広く知られています。日本ももっと犬と人が共生できるような社会、ペットショップではなく、保護犬を家族に迎えるという選択肢があるということが広く認知されるような社会になるといいなと思います。
フォスターをしようと思ったきっかけ
普段はアメリカ人の旦那さんと東京で暮らしていますが、旦那さんのお父さんが病気ということがわかり、急遽カリフォルニアへ向かうことに。しばらくの間、カリフォルニアの旦那さんのお父さんのお家へ滞在することになりました。
私たちは犬がとても好きです。東京ではペット不可のマンションに暮らしているので、なかなか一緒に暮らすことが難しい。そういう話を知り合いのジュリーとしていたら、シェルターから犬を預かってみたら?と言われて、
お父さんのお家は広いし、庭も広いからきっと犬を飼うには最高の条件かもしれない。と思い。
また犬と一緒に暮らすことで私たちのメンタルにも良い影響になると思い、フォスターの制度を使ってしばらく緒に暮らしてみたいと思ったのがきっかけです。
フォスターをするには
何件かシェルターへ問い合わせをしました。
シェルターによっては、トレーニングの期間が必要だったりするところがありましたが、今回利用したシェルターは返信も早く、いくつかの簡単な質問(犬を飼ったことがあるか、なぜフォスターをしようと思ったかなど)と住んでいる家の写真を送るとすぐに犬を紹介してくれて、犬を預かることができました。
初めて問い合わせをしてから、翌日には犬をお家に連れて帰ることができました!すごいスピード感でした。
今回利用したシェルターのフォスターについてのページはこちらから↓
シェルターのホームページはこちらから↓
※フォスターは基本的に、預かり役の位置づけで、犬の所持・責任などはシェルター側に権利があります。犬に関しての質問などはシェルターの担当の方へ連絡をするとすぐに返信をもらえる状況なので安心です。
また、動物病院やトリミングサロンに行く際などは必ず、シェルターへの確認が必要です。
※地域や、シェルターによって違いがあるので確認が必要です。
犬を預かる際に、シェルターが用意してくれたもの
フォスターをするにあたって、シェルター側が用意してくれたものがあります。
・首輪(鑑札つき)
・ハーネス
・犬用ベッド
・お水とご飯の器
・ご飯(老犬用のご飯)
はじめに1週間分のご飯をもらいました。その後なくなったのでシェルターへ連絡をしたら、家までご飯を持って来てくれました。
ソフィーとの出会い
6月23日(木)15時頃
私たちは車で、シェルターへ向かいました。
シェルターに行くのは初めてでした。鉄の格子で作られたケージに何頭もの保護犬が収容されていました。ケージの近くには立ち寄れませんでしたが、外のドッグランスペースからケージの様子を少し見ることができました。
実際、シェルターでの生活は詳しくわかりませんが、犬が暮らす所としては良い場所ではないと思います。たくさんの犬がいるし、スタッフの人数は限られているから一頭一頭ケアしてあげられることは限られています。もちろん路上で過ごしたり、大変危険な生活を過ごさなければならない犬よりもシェルターで保護された方が安全に暮らせると思うけど。
そして担当者が、ドッグランスペースにソフィーを連れてきて初対面。
彼女は、アメリカンブルドッグの9歳の女の子!
初対面の時、彼女は少し興奮気味だけど、ニコニコしながらすぐに私たちのところへ来て、顔をペロペロなめてくれました。そしてお気に入りのカラーボールで遊んだり、ドッグランの中で少しお散歩をしました。人と触れ合うことがすごく嬉しそうで、人が大好きな犬です。
最初はその大きな体と、顔つきが少し恐くて、力がすごく強いので心配になったけど、担当者の話を聞きながら、彼女との触れ合いを通して、この子ならきっと大丈夫!と、旦那さんと意見が一致しました。
このソフィーとの出会いは、いろいろな状況が重なってすごく不思議でとってもうれしい出会いでした。
書類にサインをして、シェルターが用意してくれたものを持って、その後すぐに、旦那さんとソフィーと車に乗ってお家へ帰りました。
つづく
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