大人の勉強 ~何か勉強したいと思ったら~
何か勉強したい!何か勉強しなくちゃ!
と思っている方、多いのではないでしょうか。
私は専門家として、社会人が取るべき資格について、取材を受けることが多いのですが、世の中の変化が激しい時や景気の悪い時に必ず資格や勉強に関するメディアの特集が増える傾向を感じています。
振り返ると、リーマンショックの時に最も多く取材を受けました。そして、コロナ禍の今、実は毎週のように「資格」とそれから「転職」に関する取材を依頼されます。またもや世の中は何か資格を取らなくちゃ、勉強したい意識が高まっているようです。
長い人生、社会人の学び直しが益々大事になってきています。
自分をアップデートしていくには、
経験を積むことと
何かをインプットすること
では、何をインプットしたらいいのでしょうか。
これは人によって異なります。
そして、インプットしたものは、使わないと!!です。だから、使えそうなインプットを選ぶことも大事。使えるとは、仕事だけじゃなく、自分の人生に使える、でもよいのではないでしょうか。
つまり、資格取得などで陥りがちなことですが、
資格取得が目的となってしまわないように。
確かに達成感はその時得られますが、私たちは社会人。学生の受験合格!!とは意味がちょっと違う。活かさなくちゃ。
では、何を学ぶかの選び方ですが、こんなコツがあると思っています。
・本当に資格が必要か?
わざわざ資格を取らなくても、本を読んで知識習得だけで大丈夫かもしれないので、まずはその分野に関する本を読んでみる。で、資格取得した方がいい、と思ったらそこから目指しても遅くありません。
・損得だけでは考えない
手に職、とか、くいっぱぐれない、という文言に踊らされない。
・学んでいて楽しいかどうか
例えば、数字が苦手な人が、簿記の勉強をしても苦痛です。もちろん苦手でも習得すれば、役立つものですが、それを生業にする、となると・・・どうでしょう。勉強するのも苦痛な分野を仕事にしますか?
さて、現在発売中の日経ウーマン別冊 大人の「勉強」で、
資格取得に関する読者の誌上カウンセリングをさせていただいていますのでよろしければご一読くださいませ!