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「#かなえたい夢プロジェクト」特別企画 ~夢を応援するってどういうこと?~

こんにちは。さわかみ投信 戦略室 ライターの大田です。
#かなえたい夢プロジェクト」の季節が今年もやってまいりました。
 
昨年は1か月で1万を超える夢の投稿がありました。そして今年も募集開始から数日で、すでに1500件近くの“かなえたい夢”が集まっています。
 
夢をかなえるまでの道のりや、かなえた先にあるものは人それぞれです。同じ夢というのは一つとしてありません。だからこそ、このプロジェクトでは応援内容もその期間も限定していません。常に、皆さんの夢の実現に向けて今一番必要なことを一緒に考え、ともに歩みます。
 
今日は、昨年度選ばれた夢応援者の3名をご紹介します。
三者三様のエピソードを通じて、このプロジェクトの持つ無限の可能性を感じて頂ければ幸いです!


夢応援者① 世界を股にかける“尖った”データサイエンティストを目指す 衣川 凌太さん

プロジェクト応募当時は高校生だった衣川さん。
現在は兵庫県内の大学へ進学し、学業に励む傍ら、データサイエンスの国内コンテストに入賞するなどして着々と実績を積み重ねています。自身の研究を深めるだけでなく、日本のデータサイエンス教育全体に貢献したいとの想いもあり、母校である県立高校の探究活動授業のアシスタントも務めています。

▲衣川さんが考える“尖った”データサイエンティスト像
▲衣川さんが独自に編み出した「多角的都市評価指標」

そんな衣川さん、昨年7月には人生初となるデータサイエンスの世界大会に参加しました。開催地であるシンガポールまでの渡航費が高額であるため、参加を断念するか迷っているとの相談を受け、当社で渡航費を全額支援することに。国内では数々の受賞歴がある彼も、英語でのプレゼンは初めてです。慣れない環境の中で必死に戦うも、結果的に入賞を逃してしまいました。悔しさが残るものの、本人にとっては世界のレベルを知る良い機会となったようです。

▲世界大会でのプレゼンの様子

世界大会での悔しさを味わってから、より向上心が芽生えた衣川さん。今持っているデータサイエンスの力を実地で活かせる機会はないかと、当社とディスカッションをすることになりました。その際に出てきた案が、当社の顧客動向分析や、投資先企業の評価指標などについて、データサイエンスの手法を用いて比較分析をお願いするというものです。学生の間はどうしても、知識として学べてもそれを実践にまで落とし込むことが難しいものです。そこを、当社から仕事として正式に依頼することで、衣川さんの実戦力が飛躍的に向上するのではないかと踏んでのことです。
現在、当社は衣川さんと業務委託契約を結び、この分析プロジェクトを進めています。
また、衣川さんが研究に打ち込めるよう、この委託業務に対して相応の報酬を支払い、経済的な環境の支援もしています。

昨年9月には、大阪で開催した当社の運用報告会にも登壇をお願いしました。100名近いお客さまの前でも怯むことなく自身の研究について語る様は、学生とは思えないほど堂々としていました。そのあとも衣川さんのポテンシャルに魅了されるお客さまがたくさん現れ、社員一同、今から彼の将来が楽しみです。

▲当社の運用報告会でプレゼンを行う衣川さん

夢応援者② “言葉の力”で人に勇気と安らぎを届けたい 碧魚 まりさん

碧魚さんは執筆業を志す小学校の先生です。プロジェクト応募前からすでにnote公式コンテストで3回もの受賞歴があり、その筆力は誰もが認めるところです。
仕事柄子供と関わることも多く、また昨年の秋に自らも出産を経験したことから、ご自身の中で一つ、「子供にまつわること」という大きなテーマがあるようです。

▲碧魚さんの第一子となる女の子

碧魚さんにはその文才を活かして、当社の顧客向けレポート「長期投資だより」にてエッセイを連載頂いています。13万人ほどの読者に向けて発信するという大役でもありますが、その文章からは、碧魚さんらしくのびのびと楽しんで書いている様子が伝わってきます。当社では他にも執筆環境面でのサポートなどを行っています。

▲普段は主にカフェで執筆されるそう

応援することが決まった当初、かねてより碧魚さんの目標であった「書籍化」に向けて何かできないかという話が持ち上がりました。ですが、彼女自身の「ファンをできるだけ多く増やして、地歩を固めてから書籍を出したい」という想いが強く、その想いを尊重し、まずは当社の顧客向けレポートで連載をお願いし、彼女のファンづくりをサポートすることになりました。

▲当社顧客向けレポート「長期投資だより」でのエッセイ連載

碧魚さんが連載を始めてから4か月ほどが経とうとしています。当社のお客さまの中にもじわじわとファンが増えているようで、碧魚さんのエッセイを読んで「目を背けていた現実に気づいた、自分も行動を起こそうと思った」といったコメントが寄せられています。彼女はまさに言葉の力を通して、少しずつ、でも着実に人に勇気を与えつつあるようです。その輪がどんどん広がり、やがては社会に波及していく様を、ともに見守りたいと思います。

夢応援者③ 年齢・国籍・性別関係なく、共に学び・遊び・挑戦する未来を描く 水戸 り~なさん

高知県は須崎市にて、ノマドワーカーを対象に、空き家を活用した事業を運営する水戸さん。とにかくフットワークが軽い彼女は起業家でもあり、市の政策アドバイザーも務めています。そして、それらの肩書を持ちながら、現在は自ら海外を飛び回り、世界中に日本文化を発信する存在でもあります。

▲水戸さんが大事にしていること

最初に水戸さんと話をするまでは、空き家活用事業が軌道に乗るよう支援をするものと思っていました。ところが驚いたことに、「今はたまたま空き家事業をやっているけど、それが私のゴールなわけじゃない」と言います。彼女の目指すものとは、年齢・性別・国境などを超えて人々が交流し関係性を築いていく、といったもっと大きくて形が定まっていないものでした。高知の田舎にある空き家へ外国人を誘致するというのは、そのほんの一端でしかなかったのです。

▲高知県須崎市にて、地元の人と外国人を呼んで開催したワークショップ

日本の中で待っているだけでなく、もっと広い世界へ出て自ら日本文化を発信したいとの想いが強まった彼女は、海外市場視察を兼ねて、手始めにエジプト・サウジアラビアへ渡ることに。昨年10月から現在まで、現地での日本文化発信や人脈づくりに奮闘しています。当社ではその渡航費用の支援を行ったり、時にはアドバイザーという形で今後の大きな進路について相談に乗ったりしています。

▲エジプトで日本文化を発信する様子

ダイナミックな水戸さんの夢は、本人の体験も相まって、これからもどんどん形を変えていくことでしょう。私たちは、その変化をともに追うこともまた一つの応援であると考えています。
何もなかったところから繋がりを生み出し、いつの間にか周りを巻き込んでいく水戸さん。彼女はいつか、その類まれなるコミュニケーション力を活かして、世界に大きく羽ばたくのではないかと楽しみにしています。

本プロジェクトについて

#かなえたい夢プロジェクト」では、さわかみ投信が夢に向けて頑張る人を本気で応援します。
1月19日(日)まで、皆さんのかなえたい夢を募集しています。ご自身のかなえたい夢がある方は、ぜひともnoteで記事を投稿してください!ハッシュタグ「#かなえたい夢」を付けることで本プロジェクトに参加できます。詳細は下記よりご覧ください。

あなたのその夢、本気でかなえてみませんか?