お茶の時間
3年前の今頃、オランダに到着しました。
当時はコロナ期で、オランダへ向かう機内は
10名しか乗っていなかったという頃。
国際宅急便などもコンテナが動かせなくて、
ほとんど送る事ができない頃。
家族3人(+犬1)、
スーツケースと段ボール合わせて8個という
大移動をしました。
到着して、誰も外でマスクしていない風景に
驚きつつ(当時オランダは屋内のマスクのみ必須)、
新しい住処に到着したときはほっとしました。
ラッキーな事に、当時友人が使っていない家を
お借りすることができ、本当に有り難かったです。
そして自宅隔離10日間のスタート。
友人達が事前に食材で冷蔵庫を満杯にしてくれていたので、
食いっぱぐれる心配はなし。これまた涙が出るほど有り難い。
懐かしいオランダの牛乳やヨーグルト、
ハム、(私は食べられないけど)チーズなどに
家族も感激していました。
さて、数日が経って隔離にも慣れてきた頃
(飽きてきた頃とも言えます)。
なんとなく日常になりきらない感覚が
キッチンでありました。
料理も出来るけれど、
最低限のキッチン用品だけだったので
お湯も鍋で沸かしていたのだけど、
ご飯をお鍋で炊くと、
数が足りなくてお湯を沸かせないプチストレス。
お茶を淹れたくても急須もポットもないプチストレス。
コーヒーを入れるためのドリップもないプチストレス。
ティーバッグも使うし、コーヒーもフレンチプレス風に
淹れることはできるのだけれど、
いつもやっていることができないプチストレスって
結構大きいのね、と実感しました。
私、お茶淹れるのスキなんだなあ。。と実感した
時間でもあります。
幸いAmazonが日本並みにすぐ到着するようで
(20年前には考えられない笑!)
Amazonでティーポットとにらめっこすること
丸1日。。
ガラスの直火OKのティーポットを発見して、
嬉々として購入。
電気ケトルも良いのですが、私はガスで火を使ってお湯を沸かしくて。
こうしてお茶難民から解放されることになりました。
でもね、
ガラスのポットでお湯を沸かせるけれど、
茶葉のお茶を淹れる時は、
お湯を移し替えないと
ポットがないっていう不便は残るのでした。。笑!
1週間ほどの不便な日々だったのだけれど、
私、お湯湧かしてお茶やコーヒー淹れる時間
好きなんだなあって思う出来事でした。
ちなみにこのポット、日本に持って行こうと思ったけれど、出発直前に割れてしまったのでした。。