いつもどおりのところで、いつもどおりに。あたりまえすぎること。
ゴールデンウィーク、次男は連日サッカーの試合。自分の学年(5年)の試合に加えて、1学年上の6年生試合の人数が足りないと、5年生メンバーにも召集がかかる。連休の予定を曖昧にしていた私に問題があったのだが、昨日、コーチから6年生試合(U12)参加のスケジュール確認あった。
本人はいつもスタンバイしているので、いつでも出たい。
参加したい意向を伝えたところ、コーチからこんなメッセージが届いた。
「◯◯いつもどおりに前すぎるまえへ いつもどおりのところで、いつもどおりに👍」
親としては、こんな華奢な体でこんな小さい人が大丈夫なの? と、いつもよくわからず、6年生の迷惑になってないかな? とそんな気持ちさえ湧きあがってしまっていた。(決して迷惑だなんて思う6年生じゃないのに……)
そんな中、この20文字にも満たない言葉が届いた。これだけで、本人は十分理解でき、いつもの自分を認めてもらったうれしさと共に、自分がどう行動すればいいかわかるメッセージだった。
いつものポジションで、いつものパフォーマンスを。
学年で人数が足りないとき、だれに声をかけるか。チームとして提示されている条件の中に、練習への意欲というのがあり、彼はこの1点で選ばれていると思う。その上で人選はコーチと6年生による。
強豪チームでもないので、常に挑戦者。人数も少なければ5年生の力を借りなくては試合も成り立たない。それでも、11歳のメンバーが10歳の子を仲間として、さらには5年生をどう使って戦うかを本気で考えている。なので、5年生がいちばん動きやすい、いわゆるいいポディションにつくことが多い。
次男は、秘めた熱を燃やす人なので、メンバーとしてどんな立ち位置なんだろうと実はわからないこともある。
それでも、地域の小さなチームの中で、子どもたちの中で、子どもたちの近くにいるおとなが、こんな風に子どもと過ごしてくれていると知ると、この世の中はきっと明るい方へすすんでいるんだと確信できる。
「いつもどおりのところで、いつもどおりに」
これを最上位の言葉として使うためには、「いつも」の自分がだいじ。
あたりまえのことをだれよりも多く、あたりまえにやること。
今日も元気に!
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