【書評】世界のお金持ちが実践するお金の増やし方
高橋ダンさんが執筆した「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」について読みましたので、自分なりに勉強になった部分を3つ絞ってまとめました。
1. 不要なときは動かないでエネルギーを溜める
人間悩み事があるときは、休むべき時間もそのことばっかり考えてしまい、結局休めないことがあります。
だいたい考えても結論は出ないし、それによりストレスが溜まるばかりなので、同じことはなるべく考えず、1回考えるだけで結論を出せるようにする
悩み事はさっと考えて、あとは為せば成る精神で事を待つのが良いですね
2. 情報をたくさん集めて自分の心で判断すること
投資をする際のルールで、5つ記載がありましたが、その中でも1 , 2のルールに関しては、改める必要があるなと個人的に感じました。
1 , 2つ目のルールはざっくり言うと以下です。(3,4,5のルールについては省略します)
・1つ目のルールは、情報をたくさん集めること
・2つ目のルールは、その情報をもとに自分の心で判断するべし
タイトルの通りですが、「情報をたくさん集めて自分の心で判断すること」というのが大事になってきます。
おそらく情報を集める過程で、色々な人の指南記事のようなものも拾ってしまうと思いますが、それに単に従うのでなく、自分の中でストーリーを作り、それに従うのが良いかなと感じました。
また、情報を集める中で時間をかけ過ぎず、気になったものだけで良いのでしっかり読む週間が必要だなと感じました。
3. 投資先は多様化させる
著者は、分散投資をオススメしています。まあ、これはどの投資家さんも言っているし、「投資で一番大切な20の教え」の 17章 「ディフェンシブに投資する」でも以下のように述べています。
損失を出す資産をポートフォリオに入れないという個別の対応に加えて、慎重にポートフォリオを分散化させること、ポートフォリオ全体でリスクを抑
えること、そして全般的に安全性に対する選考を強めることが必要となる。
まずそもそも購入資産は損失を出さないようなものを買うこと、資産をポートフォリオで分散することでポートフォリオ全体で安全性を高めることができます。
勝つ投資より負けない投資をすることが大切なことが、わかります。
特に著者は、ETFをオススメしています。
ETFとは、指数の動きに連動する運用成果をめざす、指数連動型の投資信託のことで、インデックスファンドとは違い、取引時間中はいつでも取引できます。
著者はETFの中でも純資産総額に注目していました。
ETFのデメリットとして挙げられる点は、自動での積立ができない証券口座が多いそうなので、複利のメリットを生かしたい場合は手動で利息分を積み立てる必要があるようです。
まあここは自分で注意するべしって感じですね
所感
かなり具体的に実践的に書かれていて、わかりやすいし、行動に移しやすい本だなと思いました。
実際に著者が、どの情報をどこから取得しているかなども書いてあり、非常に勉強になりました。
定期的に見直しのために読んでいきたいです。