広告とスポーツと福祉と音楽と漫画の仕事をしています。
こんにちは、澤田智洋です。
これまで一度もポートフォリオ(作品集)をまとめたことがなかったのですが、色々な場面で必要になってきたので、重い腰を上げてみます。正規のポートフォリオをつくろうと思ったまま数年が経っていたのですが、noteだとサクッとまとめられたので、noteフォリオおすすめです。
広告の仕事
今も本業はコピーライターのつもりです。一時期、映画のキャッチコピーを多く書いていました。
●伝説が、壮絶に、終わる。
●いらっしゃいませ。そして、永遠にさようなら。
●ド派手なリベンジにしようぜ。
●今年はウィル・スミス以外、だれも年を越せない。
また、かつてCMプランナーという映像企画のお仕事もしていました。少しシュールなトンマナが好きです。
●「わかんない」
●動画モリモリ
●お金も大事
●あなたが生まれなければ、この世に生まれなかったものがある。
2009年には、アミューズメントメディア総合学院のコピーを書き、このコピーでTCC新人賞を受賞しました。
●高知家
2013年には、高知県の移住促進コンセプト「高知家(こうちけ)」も書きました。ちなみに「この世に生まれなければ、この世に生まれなかったものがある。」も「高知家」も、今でも使われています。傾向として、長生きする言葉を書くのが好きです。
スポーツの仕事
わけあって、今はスポーツの仕事がメインになっています。
●世界ゆるスポーツ協会
2015年には仲間たちと「世界ゆるスポーツ協会」を立ち上げ、これまでに新しいスポーツを80競技開発してきました。
2017年には、スポーツ界のアカデミー賞「HEROs AWARD」を受賞。
ゆるスポーツ参加者数は10万人を超え、2019年からはエストニアにも進出をしています。
福祉の仕事
2014年から、福祉の仕事も増えてきました。
●見えない。そんだけ。
一番はじめに手掛けたのは、ブラインドサッカー 世界選手権2014年のコピー「見えない。そんだけ。」です。これをきっかけに日本ブラインドサッカー協会のお仕事をするようになり、今では協会の「CYO(Chief Yuru Officer)」も担当しています。
●世界は、見えないから面白い。
また、人気ロックバンドGLIM SPANKYとブラインドサッカーをマッチアップし、日本代表の公式PVを制作。"NEXT ONE"は神曲です。
●サッカーなら、どんな障害も超えられる。
7つの障がい者サッカー団体がひとつになった、「日本障がい者サッカー連盟」のコアコピーも書きました。
●切断ヴィーナスショー
2015年には、パラリンピックカメラマン越智貴雄さんと義肢装具士の臼井二三男さんからお声がけいただき、「切断ヴィーナスショー」という義足女性のファッションショーをプロデュース/演出しています。
●NIN_NIN
2018年には、オリィ研究所のオリィさん・ロボットクリエイター高橋鴻介くん・プランナー大瀧篤くんと一緒に、ボディシェアリングロボット「NIN_NIN」を発表しました。身体機能をシェアできる忍者ロボットです。
●障害攻略課
2017年には「障害攻略課」という一般社団法人を立ち上げました。「ふべん」を「ふつう」にするだけではく、「ふふふ」に変える活動をしています。
●041 FASHION
2018年には、ユナイテッドアローズ、Social WEnnovatorsと連携し、ひとりを起点に新しいファッションをつくる「041 FASHION」を発表。
●特別支援学校の特別おもしろ祭
2019年には、障害があっても楽しめるコンテンツやテクノロジーをぎゅうぎゅうに詰め込んだ「特別支援学校の特別おもしろ祭」も企画・プロデュースしました。
●#福祉現場にもマスクを
2020年4月には、深刻なマスク不足に悩む福祉現場にマスクを届けようと、「#福祉にもマスクを」を、NPO法人D-SHiPS32、一般社団法人Get In touch、株式会社ヘラルボニーと連携して立ち上げました。これまで64万枚以上のマスクを1500以上の福祉施設にお届けしています。
5月には、さらに株式会社中部日本プラスチック、株式会社小国士朗事務所と連携し、「おすそわけしマスク」というマスクを発表しました。55枚分を買うと5枚が自動的に福祉施設に寄付される、ソーシャルマスクです。この名前を考えたりしました。
音楽の仕事
と、言葉とスポーツと福祉が専門ではあるのですが、元々はバンドマンなので、音楽の仕事をすることもあります。
●エビメタ・バンド
2011年には、天丼てんやが新商品を出すごとに新曲を出す、「エビメタ・バンド」というエビ系メタルバンドの企画プロデュースをしました。作詞作曲もしています。"TORI-TENDON"は今でも好きな曲。
ビクターエンタテインメントからメジャーデビューを果たし、天丼てんやで朝9時(オープン前)にライブも開催しました。言葉にできないカオス。
●爺-POP
また、2017年には平均年齢が67歳の「爺-POP」というアイドルグループを企画しました。こちらも作詞作曲含めプロデュースしています。
爺-POPはユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。「生きるってファンタス爺ック」を合言葉に、世界でも話題になりました。
●世界ゆるミュージック協会
また、"TYPE PLAYER"という新しい楽器を開発したことをきっかけに、
2019年に、楽器が苦手な人を世界からなくす「世界ゆるミュージック協会」を、信頼するSONYチームの皆様と一緒に立ち上げました。
2020年3月には「NEC×世界ゆるミュージック協会」の取り組みとして、"A OR B"から"A AND B"の関係性を人と楽器の間につくる"ANDCHESTRA"(アンドケストラ)を発表。視線や姿勢の動きを検知して音を鳴らせる、非接触楽器です。
漫画の仕事
また、かつては、R25というフリーペーパーで、「キメゾーの決まり文句じゃキマらねえ」という漫画を連載していました。
●キメゾー
絵を描いているのは、いとけんさんというPONTAやテレ東のナナナを生み出した鬼才です。
●ないマン
このいとけんさんと一緒に、「ないマン」という福祉漫画も描いています。
また、日本を代表するイベントプロデューサー小橋賢児さんの会社名「LeaR」(リアル)を考えるネーミングの仕事をしたり、
カメラマンのキセキミチコ さんとジャーナリスト堀潤さんとは、香港の #まずは知るだけでいい展 という報道の仕事をしたり、
とにかく、自分にできる仕事は、脈略なく何でもやってきました。
noteフォリオは以上となります。ちなみに、僕には仕事における明確な夢や目標がありません。が故に、雑多に色々と取り組めているのかなと思います。次に自分が何の仕事をするか、まったく予想できませんが、この永遠の暗中模索状態が好きです。思わぬお仕事のご依頼、お待ちしています(営業締め)。