なぜ看護師に!?

 今日もご覧いただき、ありがとうございます!これまでSNSの更新をするのはマメな方ではなく、内心「三日坊主にならないだろうか?」などと危惧している部分はありますが、今日も書くことができています(笑)。

 さて、よく人から聞かれるのが「なぜ看護師になったんですか!?」ということです。数多ある職業の中から、しかも男性がなぜ看護師になったのか。やはり興味があるのでしょうか。私が最初に准看護師資格を取得して現場に出たのが、平成17(2005)年4月です。厚生労働省が出している「令和2年衛生行政報告例の概況」を見てみますと、2010年末では看護師の人数に対する男性比率がまだ6.3%ほどでした。当時はまだ男性看護師は珍しがられる存在で、それまでは救急外来や手術室、精神科など限られた部門でしか勤務していなかったほどです。しかし、2020年末には7.3%とだいぶ増えてきています。それでもまだ10%に満たず、ぜひとも男性の看護師が増えて欲しいと思う今日この頃です。

 話は逸れてしまいましたが、私は子供の時は体が弱い子供で、毎月のように風邪をひいては母親に小児科へ連れていってもらっていましたね。当時通っていた小児科の先生は必ずおしりに筋肉注射をする方でした。それが嫌で、ずっと泣き叫んでいた苦い記憶もあったりします。そこで優しく接してくれたのが当時の看護婦さんたちでした。母親よりも年上の方もいれば、お姉さんのような方もいて、本当に良くしてくれました。それがずっと記憶にあったのでしょうか。高校生で進路を決める際に悩んでいた中、ふっと「看護師になりたいなぁ」と思うようになりました。看護学校への進学も考えていましたが、私は母子家庭の長男ということもあって、母親に受験したいと伝えることはできませんでした。そこで、貯金も出来て親も安心するであろう道として考えたのが、自衛隊への入隊でした。自衛隊の話はまた後程書かせていただきますが、自衛隊勤務を経て看護学校へ進学をしたという経歴を持っています。准看護師資格を取得したのが25歳、看護師国家資格を取得したのが28歳と回り道はしましたが、かえってそれが経験として良かったと思っています。

 看護師に志望した理由を尋ねれば三者三様ですが、基本的には子供の時から憧れていて・・・。という方が多いように思います。実際に看護師として勤務すると良いこと・楽しいことばかりではありません。しかし、それを超えるようなやりがいはある職業です。私はこの仕事が天職だと信じています。もし、看護師になりたいけど悩んでいる方がいれば、思い切って看護への道へ進んでみて欲しいと思っています。きっと、看護師になった時に私が言った言葉の意味が理解していただけると思います。

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