仕事のこと・SAPのこと
お仕事は何ですか?と聞かれるとちょっと困ることが多いです。
ITエンジニア? SE? ITコンサルタント? プログラマ??
とりあえず、ITのコンサルタントって答えることが多いですが、心の中ではコンサルタントではないよなとも呟いています。
専門はSAPです。SAPのことを知っている方には話が早いのですが、SAPって何?って聞かれるとこれも一言で答えるのはちょっと面倒です。
SAPのことを話そうと思うと、まずは企業のシステムのことを説明しなくてはいけません。
その人が分かりやすそうな業界を例にして例えば、家電販売会社について、ヨドバシカメラには商品の在庫を管理したり、売上を管理したり、色々、コンピュータでやらないとできないことがあるという話をします。
そして、次に元々はそういうシステムを1からそれぞれの会社が作っていたと言う話をします。
でも、それって無駄ですよね? 同じ業界だとヨドバシカメラとヤマダ電機では似たような業務が一杯ある、でも、昔はそれぞれの会社が別々に作っていたんです。あと、業界が違っても会計の処理なんかはどの会社も同じことが多いです。
だったら、共通する部分は同じソフトウェアにしてしまって、その会社固有のところは自分たちで作るような形にしたほうが効率がよくないですか?
と言うコンセプトで作られたのがSAPの最初の製品でERPソフトって呼ばれてます。
ここまで話すとなるほどと言って頂けますが、初めてあった方にここまで話すとそれなりに時間が掛かるので気が引けることも多いです。
いわゆる、ERPパッケージについての概略を説明してみましたが、次回はもう少し踏み込んでみようかなと思います。