太陽はおっさんの敵
4連休なにをしようかなあと思っていたのだが、結局4日間中3日をボールを炎天下の中で蹴ることになり、すっかり日焼けで真っ黒になったおじさんの出来上がりとなってしまい、小学生とか部活動してるみたいな状態で、今こうやって月曜日の通勤電車で座りながらキーボードを打っていると足が笑ってる状態でこの日記を書いてますが、なにかもう少し有意義に時間を使えたんじゃないかなあと思いつつ、オリンピックの長い開会式の事を思い出してます。
4連休の初日は珍しくフットサルではなく、ハーフコートを使ってソサイチと呼ばれる7対7のサッカーをやって、ほとんど初めてだったのだけど、フットサルやってるからなんとかなるかなあと思ったら全くなんともならんかったので、こりゃあ別のスポーツかなあと自分の役にたたない感じのプレーの言い訳ばかりを炎天下のゴムチップがまぶされた人工芝の上で2時間考えさせられる地獄のような時間を過ごした。
なにがフットサルと違うかというと、自分のりかいではとにかくボールが跳ねるという事。
パス一つもボールが野生動物の用に跳ねながら向かってくるボールを止めるのに足の内側インサイドを向けて止めようとするのだが、大体足でそのまま対角に跳ね返してしまい、頭の中の風間八宏監督に
「止めて蹴るができないとサッカーはなにもできない」
とトラップミスをする度に風間八宏監督の顔がちらついて、友達が買ってた「聖典」買っておいた方が良かったかと後悔した。
オフサイドも無いのでゴール前に突っ立てたから点は取ったが、外した数は数知れず、合わせるだけなのに合わない。合わせるのが味噌じゃなくてミス。
フットサルと違ってロングボールでデフェンスの頭を越えてくるボールもあるので、どうするの頭?胸?って考えてるうちにボールが逸れる。
そして太陽は昇ってきてどんどんとその核融合反応で生み出された熱エネルギーを遠く離れた自分に当ててくる。
体中が熱でうなされて、なにをやってるのかよくわからない状態となってこりゃあかんっという事になったのだけど、だんだんとこりゃなにやってもだめだなあと後半は諦めながらボールをただ追っかけてるんだったらまだしも見送っていた。
普段サッカー見て文句ばっかり言ってますが、こんな広いフィールドを走り回って身体をぶつけ、ボールを蹴り合ってるプロは凄いなと思うと共に、隣のフルコートで女子サッカー選手が走り回ってるのを見て凄いなあと関心してました。
10時から12時までの時間はあっという間で、太陽は真上に昇って、これからもっと暑くなるのか・・・と泣いてないけど汗だくになってコート横の日陰に逃げ出したのですが、それと入れ替わるように小学校・中学生ぐらいのサッカーチーム元気良くコートに入っていった。
今からこの炎天下彼らは元気に走って・蹴って・ボールを止めるのかと、スゲえなあと関心した。
あと本当に男子チームだけじゃなくて、女子チームも多かったので、サッカー楽しむ人が増えてうれしいなあと。
一人だけ女子のクラブチームなのか頭一つ抜けた背丈の髪の色が明るいハーフの子が居て、前日のなでしこの試合でフィジカルに負けてる感がハンパなかったなでしこを見てたので、ああいう大きな子がサッカーに入っていけばまたやるサッカーも変わるんだろうなあとあんまりジロジロ見ちゃわるいなあと思って、さっさと帰ろうと荷物をまとめてコートを出るとき、後ろ髪を引かれる気持ちでもう一度コートを見たら、ハーフの子は一人だけ違う色のユニフォームとキーパーグローブを付けてチームの輪に頭一つ抜け出して立っていた。
「あっゴールキーパーなんだ」
がっかりするのは色々と失礼なのだが、やっぱりセンターに大きなフォワードがいるのはそれだで頼もしいのになあと思いながら、オリンピック代表でトップで走り回ってる林大地を観ながらこれはこれでって気持ちになりながらも、ベルギー代表とロメロ・ルカクと体格が一緒の大谷翔平がセンターフォワードで前にどっしり構えてくれたら日本も金メダル狙えるなあと思いました。
人工芝はめちゃくちゃ熱持つよね・・・
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