コミティアはプレゼン
毎回更新を楽しみにしている作り込みがすばらしく、音楽と効果音で盛り上げてくれながらとても見やすい元老院日本支部推奨VOCALOID動画「古代ローマがおもしろい]」さんで「メンタリストカエサルが答える悩みを破壊する!【口下手】【借金】【パワハラ】【浮気】」というこれまた最高に飛ばしてる動画が公開されていた。
最初の悩み相談で、都内の食品メーカーで商品開発を行ってる24歳の青年(具体的)から上司や取引先の前で、口下手で上手くプレゼンテーションが出来なというお悩みにガリア戦記でお馴染みのベストセラー作家のガイウス・ユリウス・カエサルがアドバイスをするという内容なのだが。
カエサル「うーむ、プレゼンって何だ?」
紲星あかり「コミティアみたいなもんです」
っというやりとりの言葉に思わず初めてハンニバル軍の象兵を見たローマ兵のごとく狼狽してしまった。
プレゼンテーション=コミティア
確かに誰かに自分の作品を、つまり「自分がぼんやりと考えてるおもしろいもの」を紙に印刷して視覚情報に訴えて道行く人に自分の考えを発表してるのだから「プレゼン」なのには違いない。
自己掲示欲というか、自分の中にある「なにか」を、自分の持てる技術・方法で紙面にして机に並べて島を作るテーブルの間の通路を通りすがる人へと訴える行為は確かに「プレゼン=プレゼンテーション」だった。
明確に机に堂々と自分の考えを披露して他人に同意を作ったものを金銭と対価で所有することで承認していただく行為を「プレゼンテーション」と言わないでなんと呼べばいいのか・・・16年近く休まずコミティアで作品出してて、これが「プレゼンテーション」なんて他人へと自分の考えを届ける行為だったとはそう言えば考えた事なかったとカンナエの戦いで包囲殲滅された兵士の「あっこれやられるな」感に匹敵する衝撃を久しぶりに受けた。
自分もどこかで「これが俺のコミティアや!」って堂々とスーパー・ササダンゴ・マシンさんみたいに、スクリーンで発表する日が来るのかなあ・・・そんな事は考えなかったけど、プレゼン=コミティアってのは上手いこと言うなあ関心した。
本当のところはコミティアって単語がYouTubeの動画から出てくるとはおもってなかっただけなんだけど、まさにハンニバル・バルカのアルプス越えみたいな衝撃が私にはあったのです・・・って古代ローマがおもしろい!さんの動画でハンニバルのアルプス越えは「現実的な選択」だったと解説されてるけどね、これも面白かったのでこれも観ると良い、とっても面白かったです。
それにしてもローマの話なのに例えがポエニ戦争のハンニバルの話ばっかになっちゃた、まあみんなローマよりグダグダやってたら千載一遇のチャンスを逃して滅んだカルタゴの方が好きでしょ!(今の日本ぽいしネ!)
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