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起業メモ #33 DX推進指標の自己診断をやってみる

DX推進が叫ばれて久しいですが、マイクロ法人でどうやってDXを進めるか、悩ましい問題です。クラウド活用や電子申請はかなり積極的にやっているつもりですが、世間並みにDXを体系的に進める方法を考える一環として、DX推進指標の自己診断をやってみました。

DX推進指標とは

DX推進指標は、経済産業省が進めている、国内事業者のDXを後押しをする施策の一つです。DXに関する35問の項目(指標)に関して自社の成熟度を自己診断することで、将来(3年後)目指す目標を定める仕組みになっています。また、自己診断結果をIPAに提出すると、他社(国内事業者)の平均値と比較ができるベンチマークも提供されます。

DX推進指標の自己診断をして提出する

35問の項目がどのようなものかを確認する目的も含めて、自社の状況を自己診断してみました。設問は、複数の部門に分かれている比較的大規模な事業者を想定して作られているようで、起業したてのマイクロ法人だと答えにくいものが結構ありました。それでも、計画的な取組ができていない点や、KPIを設けずにやっている取組など、将来解決した方がよい項目が分かりました。
自己診断結果を入力したエクセルファイルは、「DX推進ポータル」を介して提出できます。ログインに使うGビズIDは取得済だったので、そちらを使って簡単に提出できました。

ベンチマークで他社と比較してみる

提出が終わると、他社と比較するためのベンチマークデータをダウンロードできるようになります。ベンチマークはエクセルファイルとして提供されていて、自己診断した結果のデータを入力(コピペ)することで、他社の平均値との比較ができるようになります。
実際に自社のデータと中小企業の平均値と比較すると、現在の状況については項目毎にさまざま(優れた点と劣った点が数多くある)ですが、目標とするレベル感は概ね同じでした。
DX推進については、日々の取組によってどれだけ改善されるかが重要なので、また来年も自己評価をやって確認しようと思いました。

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